東京オリンピックから新種目となり注目が集まっている3×3バスケットボール。
日本ではまだなじみの薄い3×3バスケを落合知也選手とともに長年引っ張ってきたのが、小松昌弘選手です。
3×3バスケ日本代表候補にはプロのBリーグの選手たちが多数います。
しかし、小松昌弘選手はプロ経験がないサラリーマンなんです!
サラリーマンがプロ相手に互角以上に争えるなんてびっくりですね。
今回は、そんな3×3バスケ日本代表の有力候補・小松昌弘選手についてまとめてみました。
✍🏻レポート✍🏻
3×3の経験豊富な“リーマンボーラー”小松昌弘「僕の経験をBリーガーにもシェアしていく」https://t.co/Znirb1lRe0
ライターの吉川哲彦(@Akhk_Yskw)さんによる、3×3の日本代表候補に名を連ねた小松についての記事です。
#3×3 pic.twitter.com/T6Ys0Gqz8p— 🏀バスケットボールキング👑 (@bbking_jp) 2019年11月22日
小松昌弘のプロフィール
名前:小松 昌弘(こまつ まさひろ)
生年月日:1984年4月22日
出身:宮城県
身長:192cm
体重:91kg
経歴:仙台高校→筑波大学→三井住友銀行
小松昌弘の経歴
高校時代、小松昌弘選手は地元の強豪・仙台高校でプレーしています。
佐藤久夫コーチ(現・明成高)のもとでポイントガードとパワーフォワードを兼任する選手として活躍!
192cmの長身でガードとインサイドを兼任することは珍しく、当時は「ニュータイプ」と呼ばれていたこともありました。
その時に複数のポジションでプレーした経験は、5人制バスケよりも人数が少ない分、いろんな役割をする必要がある3×3バスケでとても役に立っているそうです。
大学はバスケの名門・筑波大学でプレーした後、卒業後は三井住友銀行に入行します。
意外かもしれませんが、三井住友銀行には昭和26年の創部のバスケットボール部があるなど、バスケに熱心な銀行です。
最近もNBAプレーヤーの八村塁選手とスポンサー契約を結び、CMを流していますね。
https://www.youtube.com/watch?v=7Kjmiwbb-nY
小松昌弘選手は、入社当時は2部だったチームを全国でベスト4に入るようなチームにまで牽引しました。
また、オールジャパン予選となる社会人選手権では、肋骨を骨折していながらコートに立ち、チームの勝利に貢献したエピソードも残っています。
社会人バスケから引退後の2015年からは、会社員として働きながら3×3バスケに活動の場を移しています。
同年に開かれた第1回3×3バスケ日本選手権に優勝!
さらに 2016年、2017年にも優勝して三連覇を達成しています。
また、日本代表としては、FIBA(国際バスケットボール連盟)が主催する3×3ワールドツアーマスターズや3×3ワールドチャンピオンシップ、3×3アジアカップ2017といった世界各国で行われている3×3バスケの大会に出場し、結果を残しています。
小松昌弘のプレースタイル
小松昌弘選手は屈強な体躯を駆使し、インサイドからアウトサイドまでをこなすオールラウンダーです。
自分よりも長身の選手と互角以上に渡り合うフィジカルの強さと、高いシュート力が武器。
小松昌弘は結婚している?
小松昌弘選手はすでに結婚されていて、お子さんも男の子と女の子が一人ずついます。
フルタイムで働く会社員に加え、海外遠征も多いために家族と過ごせる時間はあまり多くありません。
そのため、24時間子供の世話をしている妻・奈美さんには感謝している、
とインタビューで話されていました。
小松昌弘のまとめ
現在行われている東京オリンピックの候補合宿には、5人制バスケのBリーグの選手が多く召集されています。
しかし、多くの選手が「5人制とは別物」と言うように、3×3バスケは経験がものをいう競技だそうです。
小松昌弘選手のような3×3バスケのベテランの力は、東京オリンピックでも必要となりそうですね!
東京オリンピック開催時で36歳という年齢を考えると、おそらく小松昌弘選手にとっては最初で最後のオリンピックとなるでしょう。
バスケ人生の集大成となるような活躍を見せてほしいですね!