鎮西高校バレー部2年生の水町泰杜選手。
1年生からエースとして活躍し、1年のインターハイと春高バレーで日本一とすばらしい成績をおさめました。
2年生になってからも、U-18の日本代表に抜擢され、アジア選手権優勝・MVPを獲得など、活躍を続けています。
今回は鎮西高校を長年牽引してきた畑野久雄監督が“天才”と称する超高校級プレーヤー・水町泰杜選手についてまとめてみました。
プロフィール
名前:水町 泰杜(みずまち たいと)
生年月日:2001年9月7日
出身:熊本県山鹿市
身長:181cm
体重:72kg
ポジション:ウイングスパイカー
経歴:山鹿市立菊鹿中学校→鎮西高校
中学時代
中学時代から名の知れた選手でした。
中学3年生の時には、JOCジュニアオリンピックカップ全国中学校都道府県対抗大会 (JOC杯)で、熊本県選抜のエースとして活躍。
県選抜を優勝に導くとともに、自身も個人賞である「オリンピック有望選手」に選出されています。
また、全日本ジュニアオールスタードリームマッチという、全国各地から男女それぞれ高校1・2年生48名、中学3年生4名が選抜されて行われる試合にも出場しました。
中学3年生は4名しか選ばれないに、選ばれるなんてすごいですね。
もっとも水町選手なら、たとえ1名だったとしても、選ばれていたと思いますが。
鎮西高校
中学卒業後は名門・鎮西高校に入学します。
水町選手が入学した時は、熊本地震の影響で鎮西高校の体育館は壊れてしまっていました。
もちろん、そのことを知っていましたが
「日本一を目指しているチームだから」
と入学をためらうことはなかったそうです。
そして、入学直後からレギュラーを獲得すると、3年の主将・鍬田憲伸選手(現・中央大学)と2枚看板を形成し、インターハイと春高バレー(全日本バレーボール高等学校選手権大会)で、日本一に輝きました。
2年生では、タブリーズ(イラン)で行われた第12回アジアユース男子選手権大会(U-18)に出場しています。
本多洋監督から
「キャリアが一番ある」
と太鼓判を押され、2年生ながらキャプテンを務めていました。
日本代表レベルで、3年生がいるのに2年生がキャプテンなんて、普通ありえないですよね。
わたしはバレー以外のスポーツでもそのような例を知りません。
水町選手は臆することなくキャプテンをやり遂げ、チームをアジア1に導きます。
しかも、全試合に出場し、すべての試合で最多得点をマークするという大活躍で、大会MVPに輝きました。
姉や父は?
3歳年上に姉・水町風薫さんがいらっしゃいます。
熊本信愛女学院というバレーの名門でプレーしていました。
ポジションはセッターで、1年生からベンチ入りされています。
水町風薫さんが1年生の時の3年生には、日本代表の古賀紗理那選手がいました。
3年生の時には主将を務め、インターハイにも出場しています。
父親について気になっている方も多いようですね。
しかし、ご両親についての情報は見つけられませんでした。
けど、姉弟そろってバレーが上手いですから、経験者である可能性はありそうですね。
憧れの選手
憧れの選手は、パナソニックのミハウ・クビアク選手です。
ポジションは水町選手と同じウイングスパイカー。
今年の黒鷲旗では対戦機会はありませんでしたが、すれ違った時に水町選手が握手を求めると、クビアク選手は快く握手をしてくれた上に、頭をポンポンとたたいてくれました。
クビアク選手に頭ポンポンされて、女の子のようにキャッキャと喜んでいました。
「小学生くらいの気持ちに戻りました(笑)。フェイントもそうですし、バックアタックからセットしてトスを上げるのも、見ていて、ほんとうにおもしろい。見るだけで、ワクワクするものがありますよね。自分もそういった選手になりたいと思うんです」
彼女
これだけすごい選手。
当然、彼女の存在が気になりますね。
しかし、情報は見つけられませんでした。
進路
まだ2年生ですので、進路については未定です。
※追記 水町選手はトップアスリート入学試験で早稲田大学に合格しました!
早稲田大学は大学バレーの名門ですね。
これから更なる活躍が期待されます!
まとめ
水町泰杜選手は、東京オリンピック代表選手の候補にも挙がっています。
2020年はまだ19歳で、年齢的に厳しいかもしれませんが、今後もさらに活躍を続けていけば、あり得るかもしれませんね。
とても将来が楽しみな選手です。