ダイハツ陸上部の加世田梨花選手。
加世田梨花選手は身長147cmと小柄ながらも、パワフルな走りで名城大学時代から世代トップに君臨している長距離選手です。
ダイハツに入社後も2023年のブダペスト世界陸上競技選手権大会のマラソン日本代表に選ばれるなどの活躍を続けています。
今年の8月に行われるブダペスト世界選手権に私たちの先輩である加世田梨花先輩(ダイハツ)がマラソン日本代表に決定しました!!
— 名城大学女子駅伝部 (@meijo_ekiden) March 27, 2023
先日の丸亀国際ハーフマラソンでも日本歴代6位(日本人1位)の記録で走られていました!
私たちも先輩方に続いて活躍できるように頑張ります💪🔥 pic.twitter.com/TiqoOlsY2i
〜もくじ〜
加世田梨花のプロフィール
名前:加世田 梨花(かせだ りか)
生年月日:1999年3月2日
出身:千葉県
身長:147cm
体重:37kg
経歴:市川市立百合台小学校→和洋国府台女子中学校→成田高校→名城大学→ダイハツ
加世田梨花の兄・加世田雅之
加世田梨花選手は父、母、兄の4人家族です。
そのうち父と母については不明ですが、3学年上の兄・加世田雅之さんは陸上をされています。
これから1年#全日本インカレ pic.twitter.com/avIIxJ9xpD
— 加世田 雅之 (@15cb090e) September 8, 2019
雅之さんは立教大学出身で、大学時代には箱根駅伝の予選会にも出場されていました。
現在は東京を拠点にランニング活動をおこなうランニングサークルであるGRlab関東に所属し、陸上を続けられています。
兄妹の仲は非常に良く、2人でよく食事に行ったりもしているそうですね。
兄に愛されすぎて困ってます🙄
— 加世田 梨花 (@rikaks3) August 10, 2017
やった〜行く行く🙋
— 加世田 梨花 (@rikaks3) June 28, 2017
兄よ、妹に貢ぐのだ👌💰(笑)
加世田梨花の小中学時代
加世田梨花選手は小学生まではミニバスケットボールをされていて、陸上を始めたのは和洋国府台女子中学校に入学してからです。
中学時代に目立った成績は残していませんが、
中学3年時の第59回全日本中学通信陸上競技大会では7位、
第67回千葉県中学校総合体育大会1500mでは8位という成績を残しています。
加世田梨花の高校時代
中学卒業後は陸上の強豪校である成田高校に進学。
成田高校のOGには元マラソン日本代表の増田明美さんがいます。
そのため加世田梨花選手は“増田2世”なんて呼ばれ方をすることもありますね。
加世田梨花選手は、高校に入ってから徐々に頭角を現してきており、
高校2年時には
・和歌山インターハイ3000m 5位
・第70回国民体育大会・少年A3000m 5位
という成績を残しています。
さらに高校3年時には
・全国女子駅伝2区 区間賞
・アジアクロスカントリー選手権・個人4位、団体銀メダル
・岡山インターハイ3000m 8位
・U20世界選手権5000m 8位
・第71回国民体育大会少年A3000m 3位
・全国高校駅伝1区 区間5位
特にアジアクロスカントリー選手権とU20世界選手権で2度、日本代表に選ばれているのはすごいですね!
え、まってまって、ミニバス一緒だった加世田梨花ちゃん駅伝でトップ走ってるんだけど😳😳😳 世界ジュニア5000m8位とか言ってるすごすぎwwww pic.twitter.com/tZMqV340oe
— ばなみん (@banami73) November 13, 2016
加世田梨花の大学時代
名城大学に進学後は1年生からエースとして活躍!
全日本大学女子駅伝には4年連続で出場し、そのすべてで優勝を果たしています。
そのうち、3年時と4年時には区間賞、4年時には区間新記録というすばらしい走りを見せていました。
その他、大学時代には
1年時
・全国女子駅伝1区 区間4位
・クロスカントリー日本選手権ジュニア6km 4位
・世界クロスカントリー選手権ジュニア6km 22位
・日本学生個人5000m 優勝
・日本インカレ5000m 2位
・大学女子選抜(富士山女子)駅伝5区 区間3位
2年時
・全国女子駅伝1区 区間6位
・クロスカントリー日本選手権シニア8km 5位
・アジアクロスカントリー選手権シニア8km 9位
・世界大学クロスカントリー選手権9km 個人銀メダル、団体金メダル
・日本インカレ10000m 1位
・大学女子選抜(富士山女子)駅伝5区 区間賞
3年時
・クロスカントリー日本選手権シニア8km 7位
・日本学生女子(まつえレディース)ハーフマラソン 2位
・第103回日本選手権(福岡)5000m 11位
・日本インカレ10000m 3位
・第30回夏季ユニバーシアード・ナポリ大会ハーフマラソン 個人銀メダル、団体金メダル
・大学女子選抜(富士山女子)駅伝5区 区間賞
4年時
・全国女子駅伝1区 区間11位
・クロスカントリー日本選手権シニア8km 7位
・日本インカレ5000m 2位
・日本インカレ10000m 優勝
・第104回日本選手権(大阪)10000m 9位
・大学女子選抜(富士山女子)駅伝5区 区間3位
と“大学ナンバー1ランナー”と呼ばれるのにふさわしい成績を残しています。
女子 10000m 決勝
— EKIDEN NEWS (@EKIDEN_News) September 12, 2020
🥇加世田梨花 名城大33:33.30
🥈小林成美 名城大33:35.54
🥉長濱夕海香 大阪芸術大33:59.11#89日本IC #10000mhttps://t.co/4TrDZfbkOk pic.twitter.com/X4vJQxzFU8
加世田梨花の実業団時代
ダイハツに入社後はマラソンにも挑戦。
入社2年目のベルリンマラソンでは日本歴代10位の2時間21分55秒をマークし、
2023年にブダペストで行われる世界陸上競技選手権大会のマラソン日本代表に選ばれています。
#ベルリンマラソン
— 加世田 梨花 (@rikaks3) September 25, 2022
7位 2:21:55
自己記録を6分34秒更新しました🌟
この2ヶ月厳しい練習を乗り越えてきたからこそ、レース中の苦しい場面で何度も粘ることが出来ました。
ドーピング検査待ちでキプチョゲさんと写真を撮っていただきました😭📸✨
家宝にします💎
沢山の応援ありがとうございました! pic.twitter.com/VwY3dPjDWm
加世田梨花の自己ベスト
3000m:9分03秒76
5000m:15分15秒03
10000m:31分39秒86
ハーフマラソン:1時間8分11秒
マラソン:2時間21分55秒
加世田梨花のまとめ
陸上の女子長距離では不破聖衣来選手(拓殖大学)や田中希実選手(New Balance)などすごい選手が次々と現れてきていますが、
ことにマラソンにおいては今後の日本の陸上界を引っ張っていくのは加世田梨花選手だと思います。
自身初となる世界陸上ではいい走りを見せてほしいですね!