延岡学園のドラフト候補・藤川敦也投手。
今年の“九州ナンバー1”と呼ばれるプロ注目のピッチャーです。
ストレートの最速は153km/hを記録し、高校3年の春にはU-18日本代表候補合宿に召集されていました。
※合宿には春季大会と日程が重なったため不参加
今回はそんな藤川敦也投手の経歴や家族について調べてみました。
延岡学園の最速153キロ右腕の藤川敦也がプロ志望届提出「九州NO.1」呼び声の剛腕 #宮崎 #延岡学園 #藤川敦也 https://t.co/4lhpBGbOZd pic.twitter.com/0LIMH3RsfR
— 日刊スポーツ西部本社(九州・山口) (@SNikkansports) September 1, 2025
藤川敦也のプロフィール
名前:藤川 敦也(ふじかわ あつや)
生年月日:2006年10月23日
出身:福岡県飯塚市
身長:183cm
体重:92kg
投打:右投げ右打ち
ポジション:ピッチャー
経歴:飯塚市立穂波東小学校→飯塚市立穂波東中学校→延岡学園高等学校
藤川敦也の父母
藤川敦也投手の父・藤川真一さんは野球経験者です。
東海大五高校(現・東海大福岡)の出身で、高校時代は右のエースとして活躍されていました。
藤川敦也投手は、幼い頃からお父さんに野球の基礎を仕込まれています。
特に心に残っているのが、
「球速よりも、コントロール」
という言葉で、その教えを今でも大切にしているそうです。
ただ残念なことに、お父さんは藤川敦也投手が小学4年生の時に病気で亡くなられています。
その後は母・藤川七恵さんが女手一つで、藤川敦也投手を育てられています。
藤川敦也投手が高卒でのプロ入りを強く希望しているのには、
「お金を稼ぎたい、プロへ行って、恩返しをしたい」
との想いがあるようですね。
ちなみに藤川敦也投手の「敦也(あつや)」という名前は、両親の好きだった元プロ野球選手の古田敦也さんにあやかって、名付けられています。
藤川敦也の小中学時代
藤川敦也投手は飯塚市立穂波東小学校、飯塚市立穂波東中学校の出身です。
小学1年生から福岡ソフトバンクのキッズスクールで野球を始め、
小学4年生からは穂波ブルースカイでプレー。
中学時代はヤング北九ベースボールクラブに所属。
当時から球速は130km/hを超え、地元では名が知られていました。
高校進学の際は県内外の多くの高校から勧誘が来た中から、延岡学園を選び進学しています。
藤川敦也の高校時代
延岡学園では入学直後に右肘を痛め、約5カ月のリハビリ。
1年秋から背番号11でベンチ入りすると、リリーフとして宮崎県大会優勝、九州大会ベスト8入りに貢献しました。
2年夏の宮崎県大会では準々決勝で先発するも富島高校に5対6で惜敗。
2年秋からは背番号1を背負ってマウンドに上がっています。
2年秋の宮崎県大会では3回戦で再び、富島高校と対戦し、0対1で惜敗。
3年夏の宮崎県大会は準々決勝まで勝ち進みますが、やはり富島高校に1対2で競り負け、甲子園出場はなりませんでした。
涙で顔を滲ませたのは少しだけ。思い描く理想を求めて突き進んだ高校野球。切り替えて笑顔でチームメイトを励ました君の姿には尊敬しかありません。藤川敦也の次なる舞台が楽しみです pic.twitter.com/euaDqS8Hrs
— akasen (@4kasen) July 22, 2025
藤川敦也の球速球種
藤川敦也投手は身長183cm体重92kgの恵まれた体格を持つ本格派のピッチャーです。
ストレートの最速は高校2年の春に記録した153km/h。
変化球はスライダー、カーブ、フォークボールなど。
3年夏の宮崎県大会では奪三振率10.70、四死球率2.55と安定したピッチングを見せていました。
【2025ドラフト候補】延岡学園 藤川敦也(3年) 10奪三振 選手権宮崎大会 2回戦 pic.twitter.com/HeHZRr0VSs
— ドラフト候補動画 (@draftvid) October 12, 2025
藤川敦也のスカウト評価
阪神・前田忠節スカウト
「体の馬力は並外れたものがある。フォームはまだ未完成。その状態で、昨夏にもしっかり150キロを計測した。逆に言えば伸びしろがかなりあるということ。制球もフォームもまとまれば、将来が非常に楽しみ」
藤川敦也のまとめ
藤川敦也投手は亡きお父さんの教えを胸に努力を重ねてきました。
ドラフトの行われる10月23日は藤川敦也投手の18回目の誕生日です。
自身の誕生日に、プロからの指名という最高のプレゼントが届くことを願いたいですね!