王子のドラフト候補・九谷瑠投手。
「九谷 瑠」の名前の読み方は“くたに りゅう”
最速153km/hのストレートが武器の右ピッチャーです。
昨年まではクラブチームの矢場とんブースターズでプレーしていましたが、社会人野球の王子に移籍しました。
そして今年の都市対抗野球ではチームを日本一に導き、最優秀選手賞にあたる橋戸賞を受賞しています。
今回はそんな九谷瑠投手の経歴や矢場とんから移籍した理由について調べてみました。
九谷瑠 王子
— ぶるーたす (@bluamabase) September 8, 2025
Max153㌔のストレート、スライダー・チェンジアップなど総合力の高い右腕は、堅田→大阪大谷大を経て、矢場とんブースターズでは2年目にエースとしてクラブ選手権準V。今年王子に移籍すると、エースとして3連投を含む4試合に登板し、都市対抗優勝、橋戸賞を獲得。#本日の選手紹介 pic.twitter.com/DqtVML6V11
九谷瑠のプロフィール
名前:九谷 瑠(くたに りゅう)
生年月日:1999年11月5日
出身:滋賀県草津市
身長:178cm
体重:80kg
投打:右投げ左打ち
ポジション:ピッチャー
経歴:草津市立草津中学校→滋賀県立堅田高等学校→大阪大谷大学→矢場とんブースターズ→王子
九谷瑠の小中学時代
九谷瑠投手は小学校ではサッカーをされていました。
九谷瑠投手は草津市立草津中学校の出身です。
中学では野球ではなく、ソフトボールに打ち込んでいました。
九谷瑠の高校時代
中学卒業後は滋賀県立堅田高校に進学。
滋賀県立堅田高校は1985年の春に1度だけ甲子園に出場したことのある公立の学校です。
OBには元・中日ドラゴンズの都裕次郎さんがいます。
高校から野球を始めると、2年夏からは背番号1を付けてプレー。
3年夏の滋賀県大会では4番・ピッチャー兼ファーストとしてチームを引っ張り、ベスト8入りを果たしました。
がんばろう
— ひこにん (@OcupadodeCansad) June 10, 2016
滋賀県高校球児
堅田
九谷くん pic.twitter.com/qq3cQKK9QJ
九谷瑠の大学時代
大阪大谷大学に進学後は1年秋からリーグ戦に出場。
3年秋からエースとしてマウンドに上がります。
4年秋には3勝2敗、防御率1.34の好成績を残し、敢闘賞を受賞しました。
九谷瑠の社会人時代
大学卒業後は矢場とんブースターズで3年間プレー。
矢場とんブースターズは味噌カツ専門店の矢場とんが経営するクラブチームです。
九谷瑠投手は名古屋駅名鉄店で働きながら、野球を続けていました。
2023年の全日本クラブ野球選手権大会ではチーム史上最高成績となる準優勝に貢献しています。
そして2025年シーズンから社会人野球チームの王子に移籍。
気になる移籍理由については
「本気でプロを目指すため」
とのこと。
最初は独立リーグでプレーするつもりでしたが、社会人野球の王子から声がかかり移籍を決意しました。
1年目の都市対抗野球では、全5試合中4試合に登板。
合計23回を投げ、3勝0敗、防御率1.96の活躍で、チームを日本一に導き、個人でも橋戸賞を受賞しました。
九谷瑠の球速球種
九谷瑠投手は威力あるストレートと多彩な変化球が武器のプロ注目のピッチャーです。
今では珍しくなったワインドアップのフォームから最速153km/hのストレートを投げこみます。
変化球はチェンジアップ、スライダー、カットボール、カーブなど。
タフネスさも魅力で都市対抗では3連投でも疲れを微塵も感じさせませんでした。
都市対抗
— IBUKI (@ooyunohara) September 8, 2025
王子・九谷瑠(大阪大谷大)。3年間矢場とんでみそカツ店で働きながら野球をしてきたが勝負をかけ退団、くふうハヤテのテストを考えていた所に王子から声がかかる。その九谷が大車輪の活躍で王子に優勝をもたらし151km締めで胴上げ投手に。物語はドラフトへと続くことになる。 pic.twitter.com/rIkmYR6I0c
九谷瑠のまとめ
王子での活躍で、一気にドラフト候補へと名乗りを上げた九谷瑠投手。
矢場とんを辞めてまでプロを本気で目指した覚悟が、都市対抗での快投や橋戸賞受賞につながったのではないでしょうか。
最速153km/hのストレートとタフネスさを武器に、今後プロの舞台でどんな成長を見せてくれるのか、ますます楽しみですね!