「陸上の全国大会で100m優勝を果たした選手の本職が、実はサッカーのゴールキーパーだった!」
そんな漫画のようなストーリーを地で行くのが、オコンクオ・イケムジェフ選手です。
身長186センチという恵まれた体格と、爆発的なスピードを併せ持つ彼は、まさに「規格外」の逸材といえるでしょう。
陸上界にその名を轟かせながらも、来春からはサッカーの名門・清水エスパルスユースへの入団が決まっています。
今回は無限の可能性を秘めたオコンクオ・イケムジェフ選手について調べてみました。
U16男子100mは“引退レース”オコンクオ・イケム・ジェフが圧勝! 日本一の称号を手にサッカーの道へ/ #U18U16陸上大会
— 月陸Online/月刊陸上競技 (@Getsuriku) October 18, 2025
100mで日本一に輝いたオコンクオ。来年からはJリーグのユースチームへの入団が決まっている。#オコンクオ・イケム・ジェフ
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オコンクオ・イケムジェフのプロフィール
名前:オコンクオ・イケムジェフ
生年月日:2011年度生まれ
身長:186cm
ポジション:GK
経歴:うるま市立与勝中学校
オコンクオ・イケムジェフの小学中学時代
オコンクオ・イケムジェフ選手は、小学生の頃からサッカーと陸上の両方を始めています。
サッカーではもともとフォワードとしてプレーし、沖縄県選抜にも選ばれるほどの得点源でした。
しかし、中学2年生の夏に将来性を考慮してゴールキーパーへ挑戦。
所属するエステピコ沖縄の宮園智也監督も、足の速さ、身長の高さ、手足の長さといった特徴がゴールキーパーに非常に適していると考えました。
本格的にゴールキーパーを始めて、わずか1年あまりですが、中学3年生の6月には、日本代表GKの発掘・育成を行う「JFAナショナルGKキャンプ」にも参加しています。
一方で、陸上選手としても類まれな才能を発揮しました。
中学3年の8月に行われた全中(全国中学校体育大会)では、優勝候補とされながらもスタートの出遅れが響き、0.03秒差の2位で涙を飲みました。
しかし、リベンジを誓って臨んだ10月のU16陸上大会・男子100m決勝では見事な走りを見せます。
10秒70(追い風1.0m)の自己ベストおよび県中学新記録で優勝!
レース中盤からライバルを突き放し、2位に0.15秒差をつける圧勝でした。
実は全中の後、陸上の練習は片手で数えるほどしかしておらず、サッカーに専念していた、というから驚きですね。
「陸上で日本一を取る」という目標を最後の試合で達成したオコンクオ・イケムジェフ選手は、これで気持ちよくサッカーの道へ進める、と語っています。
【速報】オコンクオが10秒70で優勝 男子100メートル、県中新を更新 陸上のジュニアオリンピックカップ https://t.co/VvYihhHTF2
— 琉球新報 (@ryukyushimpo) October 18, 2025
オコンクオ・イケムジェフの家族
オコンクオ・イケムジェフ選手はナイジェリア出身の父と、沖縄県うるま市出身の母を持っています。
お母さんの名前はオコンクオ亜希さん、祖母の名前は洋子さんです。
中学卒業後は親元を離れ、静岡県の清水エスパルスユースへ入団するため寮生活となりますが、取材に対して「早く親元から離れたい、自立したい」と発言し、母親から「反抗期だから」と突っ込まれる場面もありました。
しかし、プロになったらどうしたいかという問いには、
「プロになったらおばあちゃんに車を買ってあげたい」
と、優しい一面をのぞかせています。
これに対し、祖母の洋子さんは「私は免許がないからお母さんに(笑)」と返し、家族の仲の良さがうかがえさせていました。
オコンクオ・イケムジェフのまとめ
サッカーと陸上、どちらの道でも誰もが認める才能を示してきたオコンクオ・イケムジェフ選手。
これからは清水エスパルスユースという大舞台で、自ら選んだ「ゴールを守る道」を極めていくことになります。
まだ中学生ながら、彼が秘めるポテンシャルは計り知れません。
規格外の身体能力に、家族の愛情と応援を力に変えて、きっと大きな夢を叶えてくれるはずです。
オコンクオ・イケムジェフ選手が日本サッカー界、そして世界を驚かせる存在になる日が楽しみですね!

