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スタッドドフランス(フランス競技場)はなぜ紫色?行き方は?

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フランス最大スタジアム・スタッド・ド・フランス(フランス競技場)

パリオリンピックでは陸上7人制ラグビー閉会式の会場として使用される予定のこの競技場ですが、陸上トラック濃淡2色の紫色をしていることで話題になっていますね。

どうしてこのような色にしたのでしょうか?

気になったので、スタッド・ド・フランス基本情報行き方などと併せて調べてみました。

スタッド・ド・フランスの基本情報

所在地:セーヌ・サン・ドニ県サン・ドニ
起工:1995年5月2日
開場:1998年1月28日
ピッチサイズ:119m × 75m
建設費:2.85億ユーロ
収容人員:81,338人(可動席込み)、75,000人(可動席無し)

スタッド・ド・フランスが紫色の理由

スタッド・ド・フランス陸上競技場初となる紫色の陸上トラックを採用しています。

紫色を採用した理由には“アスリートを際立たせるため”とのこと。

「私たちはトラックの色について時間をかけて検討を重ねました。その結果、アスリートを際立たせるベストな色調を創り出したのです。トラックは美しくなければなりませんが、何よりもそこはアスリートたちがパフォーマンスを発揮するステージです。アスリートが際立つことがとても重要です」

紫色の陸上トラックが選手たちを際立たせるスタッド・ド・フランス


たしかに紫色だとそこでプレーするアスリートたちが映えそうですね。



もちろん、トラックを構成する素材も最新のものが使用されていて、スタッド・ド・フランス陸上トラックは選手のパフォーマンスを高め、しかもこれまでの五輪の陸上トラックよりも環境にやさしいそうです。

また生産メーカーの関係者によると、新トラックの下層の設計は東京オリンピックのものと異なり、「選手のエネルギー消耗の減少」を促すとしている。

新トラックの成分には合成ゴム、天然ゴム、鉱物成分、顔料、添加剤などが含まれ、うち約50%はリサイクル材もしくは再生可能材料で作られている。

パリ五輪で陸上競技場初となる紫色の陸上トラックを採用

スタッド・ド・フランスの行き方

電車ルート 1
RER D線のスタッド・ド・フランス・サン・ドニ駅下車→スタッド・ド・フランス

電車ルート2
RER B線のラ・プレーヌ・スタッド・ド・フランス駅下車→スタッド・ド・フランス

地下鉄ルート1
メトロ12号線のフロン・ポピュレール駅下車→スタッド・ド・フランス

地下鉄ルート2
メトロ13号線のサン・ドニ・ポルト・ド・パリ駅下車→スタッド・ド・フランス

地下鉄ルート3
メトロ14号線のプレイエル駅下車→スタッド・ド・フランス

スタッド・ド・フランスのまとめ

個人的にはオリンピックは出場する選手だけでなく、その国の技術の粋を集めた競技場も主役の一つだと思います。

ぜひみなさんも出場する選手とともに競技場にも注目してみてくださいね!