和歌山県立耐久高校野球部の井原正善監督。
2023年の秋にはわずか19名の部員で近畿大会ベスト4入りを果たし、春夏通じて初の甲子園出場に導いています。
井原正善監督自身も耐久高校の出身で、高校時代はエースとして活躍されていたそうです。
今回はそんな井原正善監督の経歴や指導方法などについて調べてみました。
近畿大会出場を決めた耐久·井原監督は「嬉しいですね、素直に。初回の3点以上に、2回に相手のミスをもらいながらうまく2点を取れたのが勝因。冷水はバックに助けられながらしっかり投げていた。昨年から経験しているメンバーが多いので、落ち着いてやってくれているのが大きいです」と話していました。 pic.twitter.com/UORB5aFw8o
— 高校野球和歌山大会 (@telewaka_bb) October 7, 2023
井原正善のプロフィール
名前:井原 正善(いはら まさよし)
生年月日:1984年3月13日
出身:和歌山県有田川町
経歴:有田川町立吉備中学校→和歌山県立耐久高等学校→福岡教育大学
井原正善の現役時代
井原正善監督の現役時代のポジションはピッチャーです。
中学時代は有田シニアでプレー。
耐久高校に進学後は3年時にはエースを務めていましたが、
和歌山県大会ベスト8が最高成績で、甲子園とは縁がありませんでした。
高校卒業後は“指導者として野球に関わっていきたい”と福岡教育大学に進学し、野球を続けていました。
井原正善の指導者時代
大学卒業後の2007年から南部高龍神分校で副部長、部長を歴任。
2009年から有田中央高校で監督に就任しました。
有田中央高校では就任の2年前に野球部で不祥事が起こっていたため、最初は部員不足に苦しめらました。
それでも井原正善監督は粘り強くチームを立て直していき、
就任8年目の2016年春には和歌山県大会3位に入り、近畿大会出場を果たしています。
そして、2019年4月に母校・耐久高校の監督に就任。
耐久高校では就任2年目の秋に、冷水秀輔投手(現エースの冷水孝輔の兄)を擁して、和歌山県大会ベスト8入り。
21世紀枠の県推薦校に選出されました。
冷水孝輔投手についてはこちらを→冷水孝輔(耐久)は兄弟もドラフト候補?出身中学や球速球種は?
そこから3年後、今度は和歌山県大会初優勝を達成!
さらに40年ぶりの出場となった近畿大会でもベスト4まで進出し、春夏通じて初の甲子園出場を果たしています。
近畿大会出場を決めた耐久·井原監督は「嬉しいですね、素直に。初回の3点以上に、2回に相手のミスをもらいながらうまく2点を取れたのが勝因。冷水はバックに助けられながらしっかり投げていた。昨年から経験しているメンバーが多いので、落ち着いてやってくれているのが大きいです」と話していました。 pic.twitter.com/UORB5aFw8o
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井原正善の指導方針
井原正善監督は人間力の育成に力を入れており、あいさつをしっかりすることや時間を厳守することなど基本的なことを選手たちに徹底させています。
これは選手たちが“社会に出て困らないように”との想いからだそうです。
井原正善のまとめ
近畿大会ベスト4はかなりのチーム力がないとできないことです。
甲子園でも“耐久旋風”を起こして、勝ち上がっていってほしいですね!