専修大学のドラフト候補・西舘昂汰投手。
東都2部リーグ所属ながらドラフト1位も期待されている本格派のピッチャーです。
同じくドラフト1位候補の中央大学の西舘勇陽投手と兄弟ではないか?との噂もありますね。
そこで今回は西舘昂汰投手の経歴や兄弟について調べてみました。
ドラフト注目! スライダー武器の先発タイプ 西舘昂汰投手(専修大)「村上宗隆選手と対戦したい」https://t.co/9l58STOUf2
— 山本弘一郎 (@koichiro_yama) October 10, 2023
“天谷宗一郎 さん 話していて、すごくニコニコしているから、先輩にすごくかわいがられる”
“練習しながら、戦いながら成長できるカープにぴったりなんじゃないかな”
〜もくじ〜
西舘昂汰のプロフィール
名前:西舘 昂汰(にしだて こうた)
生年月日:2001年6月9日
出身:福岡県筑紫野市
身長:187cm
体重:83kg
投打:右投げ右打ち
ポジション:ピッチャー
経歴:筑紫野市立筑紫野中学校→筑陽学園→専修大学
西舘昂汰の兄姉
西舘昂汰投手と西舘勇陽投手は兄弟ではありません。
西舘昂汰投手は福岡県出身で、西舘勇陽投手は岩手県出身ですね。
ちなみに西舘勇陽投手のお兄さんも野球をされていて、来年のドラフト候補です。
西舘勇陽投手についてはこちらを→西舘勇陽(中央大)を巨人がドラフト指名?兄弟もすごい?花巻東時代は?
肝心の西舘昂汰投手の兄弟についていですが、西舘昂汰投手は4人兄弟の末っ子で、お兄さんが2人とお姉さんが1人います。
西舘昂汰投手の8歳上の兄・洋介さんは東京大学大学院卒です。
現在の職業などはわかっていませんが、筑紫丘高校まではピッチャーとして野球をされていていました。
西舘昂汰投手は洋介さんの影響で野球を始めており、今でも憧れの人物だそうです。
誇れる存在で憧れでもある兄からの言葉を胸に刻んでいる。
「雰囲気を読め。野球にはイニングごとに雰囲気がある。その流れをいかに生かすかだ」
筑陽学園・西舘は完全復帰、憧れ兄の言葉胸に高みへ
また、西舘昂汰投手の6歳上の兄・真吾さんは筑紫高校時代にはラグビー、福岡大学ではアメリカンフットボールで活躍されていました。
さらに、3歳上の姉・麻代さんは高校時代はバスケットボール、久留米大学では陸上部に所属されていました。
なかなかのスポーツ一家ですね!
西舘昂汰の父母
そんな兄弟たちを育てた両親はどんな人物かと思って調べてみましたら、お父さんはサッカー経験者だそうです。
お母さんの祐三子さんは若い頃はバレーボールをされていました。
祐三子さんは子供が生まれてからは、「子供たちのために」と栄養士の免許を取得されています。
そのお母さんのおかげで西舘昂汰投手は高校入学時64kgだった体重が、卒業する頃には20kgちかくも増えていました。
西舘昂汰の小中学時代
西舘昂汰投手は小学2年生から小学3年生までの1年間は兄・真吾さんの影響でラグビーをされていました。
その後、小学校3年生から今度は兄・洋介さんの影響で吉木オリオールズソフトボールを始めています。
中学時代は二日市ボーイズに所属。
2年生まではショート兼セカンドとしてプレーし、3年生から本格的にピッチャーを始めました。
西舘昂汰の高校時代
中学卒業後は筑陽学園高校に進学します。
高校では2年秋から背番号10でベンチ入り。
2年秋には福岡県大会優勝、九州大会優勝、明治神宮大会ベスト4入りに貢献しました。
九州大会準々決勝の興南高校戦では先発。
宮城大弥投手(現・オリックス)と投手戦を制し、延長13回3安打完封勝ちを収めています。
当時、”九州ナンバー1ピッチャー”と呼ばれていた宮城投手に投げ勝ったことはとても自信になったそうです。
「僕は全然名前が売れていなくて、宮城大弥は九州中で注目されていた。九州ではNo. 1投手と言われていたけど、そういう選手に投げ勝つことができたので、そこからはもう自信のあるピッチングができるようになった」。この勝利をきっかけに、西舘は雑誌に掲載されるほど注目されるようになった。
翌春のセンバツでは全3試合中2試合にリリーフで登板し、ベスト8入り。
甲子園には3年夏にも出場。
この時は背番号1を付けて臨みましたが、作新学院に延長10回3対5で敗れ、初戦敗退に終わっています。
#筑陽学園 9回裏の土壇場に同点に追いつく粘りを魅せた。福岡代表、九州の代表として、明治神宮大会、センバツとその野球でファンを魅了してきた。
— 汗と涙。 (@gari_wasabi) August 11, 2019
西舘昂汰。甲子園を去るとき、目には涙を溜めていた。背番号1のエースとして延長10回を投げぬく。三本の矢、ナインと戦った筑陽学園の夏が終わる。 pic.twitter.com/9TVivE7Azj
筑陽学園高校時代のチームメイトには進藤勇也選手(現・上武大)らがいました。
進藤勇也選手についてはこちらを→進藤勇也(上武大)はドラフト注目!父や兄弟がプロ?出身中学高校は?
西舘昂汰の大学時代
専修大学に進学後は1年秋からベンチ入り。
先発を任されるようになった3年秋には、3勝0敗、防御率1.72で好成績で、最優秀投手賞を受賞しています。
20231008東都大学野球連盟二部
— しょーだ (@sh0uda0) October 10, 2023
専修大・西舘昂汰(④筑陽学園)
激辛上尾ガンで145以上を何度も計測し、ドラフト上位候補との評判は伊達ではないなと感じました。制球も悪くなく、変化球も使えていて、二部にいていいレベルじゃないでしょう…。プロ入り前に見れたのを誇れる選手になってほしいです。 pic.twitter.com/tfviK71MCE
西舘昂汰のプレースタイル
西舘昂汰投手は身長188cmの大型ピッチャーです。
ストレートの最速は152km/h。
変化球はスライダー、カットボール、カーブ、チェンジアップなど。
遠投100メートル。
西舘昂汰選手152km/h計測‼︎#西舘昂汰 #専修大学 pic.twitter.com/iLDJCBkUYo
— BULLPEN WATCHER(次世代の逸材発掘) (@LF1NextPlayers1) May 16, 2023
西舘昂汰のスカウト評価
ヤクルト・小川淳司GM
「一番は馬力。真っすぐに力があり、ある程度コントロールができて投げ分けができている」
西武・渡辺久信球団本部GM
「スケールが大きいし、真っすぐのコントロールがいい。評価は変わりようのない素晴らしい投手。上位の評価でしょうね」
ソフトバンク・福山龍太郎アマスカウトチーフ
「高校から見ているがボリュームアップし、素材感が上回る選手。これだけ好投手が多い年で、どこも即戦力が欲しい。高い順位で挙がるんじゃないかな」
DeNA・河原スカウティングディレクター
「出力が高くて、力を入れればスピードも速い。伸びしろがある」
「馬力がある。くせ球の真っすぐが相手にはイヤらしい。上位候補。いい順位でかかる」
「いい馬力をしている。出力も高い」
「非常にタフ。投球の幅も広いし、総合力が高い」
ヤクルト・小川GM
「真っすぐの投げ分けが出来ていてすばらしい球を投げている」
西武・潮崎編成グループディレクター
「エンジンが大きいから伸びしろも感じる。体が大きくて150キロ位投げられて両サイドにきっちり投げられることができる。魅力的なピッチャーです」
ヤクルトの小川淳司GM
「スピード、馬力もあり、スライダーなどの変化球もいい」
「馬力があって、尻上がりに安定して投げられていた。上位(指名)もあり得る」
「スピードもでているし、投げ分けも出来ている」
巨人・水野スカウト部長
「真っすぐも強いしスライダーもいい」
巨人・木佐貫洋スカウト
「スケール感があり、エンジンが大きい。いい投手です」
ソフトバンク・宮田善久関東地区統括スカウト
「変化球も安定している。1位になってもおかしくないところまで、成長してきている」
広島・苑田部長
「専大からは、ウチの黒田(博樹投手、元ヤンキースなど)が出ていて、いい投手が出る。西舘(の球)にはズドーンという重さを感じた。馬力があるので、もっと楽に投げても150キロが出てると思う。すぐではないが、プロ2、3年で三本柱になる可能性はあると思う」
西武・潮崎ディレクター
「初めて見たけど、真っすぐはいいし、次は変化球をよく見てみたい」
楽天・愛敬アマスカウトグループマネジャー
「真っすぐの質が良く、変化球も低めに決めていた。背が大きいし(188センチ)、伸びしろを感じる」
西舘昂汰のまとめ
今年のドラフトでは東都リーグのピッチャーに注目が集まっていますね。
『東都6人衆』や『東都ドラ1セブン』なんて呼び方もされています。
数字が「6」だったり、「7」だったりするのは、西舘昂汰投手が入っているか、入っていないかです。
西舘昂汰投手は他の6人と違って、2部に所属しているため、注目度が少し低いですが、実力は遜色ありません。
きっとドラフト1位で指名されると思いますね!