三菱重工マラソン部所属の林田洋翔選手。
「林田 洋翔」の名前の読み方は“はやしだ ひろと”
中学時代には3000mで当時の中学記録を更新するなど“スーパー中学生”と呼ばれて注目されていたイケメンランナーです。
高校時代はやや伸び悩みも見られましたが、大学を経ず直接入社した実業団では本来の輝きを取り戻しつつあります。
ジュニア男子5000m決勝
— EKIDEN NEWS (@EKIDEN_News) September 20, 2020
🥇林田洋翔 三菱重工14:19.89#全日本実業団
ラストで一気に振り切って圧勝。 pic.twitter.com/EvzbZpCRz4
〜もくじ〜
林田洋翔(ひろと)のプロフィール
名前:林田 洋翔(はやしだ ひろと)
生年月日:2001年6月22日
出身:長崎県大村市
身長:173cm
体重:58kg
経歴:大村市立桜が原中学校→瓊浦高等学校→三菱重工
林田洋翔(ひろと)の小中学時代
林田洋翔選手は友達のお父さんが陸上クラブのコーチをしていてことがきっかけで、小学1年生から陸上を始めています。
小学生の頃はウサイン・ボルト選手に憧れており、短距離を専門にされていたそうです。
始めた当初は短距離走が主で、憧れの選手もウサイン・ボルトだった。長距離は「むしろ苦手だった」と話す。
小学校の途中からは長距離に転向しますが、当時はまだ注目されるような選手でありませんでした。
林田洋翔選手が注目されるようになったのは中学に入ってからです。
中学では陸上部に入っていましたが、経験者の顧問がいなかったため、東洋大学のOBで、箱根駅伝でも活躍した定方次男さんを外部からコーチとして招いていました。
定方次男さんは現在三菱重工のチームメイトである定方俊樹選手のお父さんですね。
定方俊樹選手についてはこちらを→定方俊樹(マラソン)の父や弟もすごい!結婚した嫁や出身高校大学は?
林田洋翔選手は定方次男さんの指導の下、どんどん記録を伸ばしていき、中学3年時の全国中学校大会では3000メートルで優勝を果たしています。
さらに秋の国体では3000mで当時の中学記録を更新し優勝!!
また、冬の全国都道府県対抗男子駅伝では2区の区間新記録を樹立しています。
大村市立桜が原中学校の1学年上には東京オリンピック日本代表の廣中璃梨佳選手(現・日本郵政グループ)、同期のチームメイトには花尾恭輔選手(現・駒澤大学)らがいました。
普通の公立の中学校にこれだけの選手が集まるのは珍しいですね。
廣中璃梨佳選手についてはこちらを→廣中璃梨佳(陸上)の帽子やシューズは?病気を克服?母やハーフの噂についても!
花尾恭輔選手についてはこちらを→花尾恭輔(駒澤大)の声がかわいい!出身中学高校は?自己ベストや駅伝成績は?
長崎の20歳。
— EKIDEN NEWS (@EKIDEN_News) February 13, 2022
#全日本実業団ハーフ pic.twitter.com/7T6YOt9J6S
林田洋翔(ひろと)の高校時代
中学卒業後は瓊浦(けいほ)高等学校に進学。
高校では1年秋の国体3000mでは連覇を達成していますが、その後は思うように記録を伸ばせず苦しい時期を過ごしています。
ネット上では「アイツは早熟」、「ただのタイム番長」などとひどいことを書かれ、精神的にもかなり追い詰められていたそうです。
【日体大記録会】
— なかやまけいすけ (@919_keisuke) December 3, 2018
林田洋翔選手(瓊浦) pic.twitter.com/2qzABBrhDj
林田洋翔(ひろと)の実業団時代
高校卒業後は、箱根駅伝を目指して関東の大学に進学する選手たちが多い中、林田洋翔選手は地元の実業団である三菱重工に入社しました。
この大学には進学せず、実業団に入社した理由については、
「高校卒業後の長距離ランナーの進路は関東の有力大学に偏っていますけど、本来はもっと色々な選択肢があっていいと思うんですよ。自分はやっぱり、大学よりもさらに厳しい環境の実業団に行きたかった。」
と話されていますね。
三菱重工でも怪我などもあり、なかなか結果が出ない時期もありました。
しかし、入社に2年目の2月に行われた全日本実業団ハーフでは、1時間0分38秒の好タイムで優勝!
#全日本実業団ハーフ
— まっちゃんEKIDEN (@exciting_EKIDEN) February 13, 2022
🥇林田洋翔 選手(三菱重工)1:00:38 pic.twitter.com/CR4VKd720Q
さらに社会人3年目のニューイヤー駅伝では3区で区間3位ながら区間新記録を更新しています。
林田洋翔(ひろと)の自己ベスト
1500m:3分45秒66
5000m:13分40秒68
10000m:28分05秒26
ハーフマラソン:1時間00分38秒
林田洋翔(ひろと)のまとめ
林田洋翔選手は現在の大学4年生と同世代です。
まだまだ若いので、ここから世代トップに返り咲き、オリンピックなど世界を舞台に活躍を見せてほしいですね!