大阪商業大学の春山陽登(はるやま あきと)選手は、今年のドラフト候補に挙がる右の強打者です。

敦賀気比高校時代は主将として春夏連続の甲子園に出場し、大学では1試合3本塁打の連盟新記録も打ち立てています。

今回はそんな春山陽登選手の経歴や家族、スカウトからの評価などをまとめてみました。

春山陽登のプロフィール

名前:春山 陽登(はるやま あきと)
生年月日:2004年12月10日
出身:奈良県大和高田市
身長/体重:177cm/90kg
投打:右投げ右打ち
ポジション:外野手
遠投:100m
50m走:6秒2
経歴:高田小学校→大和高田市立高田中学校→敦賀気比高校→大阪商業大学

春山陽登の兄弟と母

春山陽登選手は兄、姉、弟の4人きょうだいです。

昨年まで佛教大学に、春山陽生選手という名前のよく似た選手がいましたが、2人は兄弟ではありません。

春山陽登選手には父がおらず、4人のきょうだいを母・真美さんが女手一つで育ててきました。

家計を支えるため、真美さんは昼夜を問わず働いていたそうです。

兄や姉、弟もそれぞれスポーツに打ち込み、「子供がやりたいことを全力で応援したい」という真美さんは練習場への送り迎えにも力を注ぎました。

飲食店を営む近所の人が食事を用意してくれるなど、周囲の助けもあったといいます。

一人親となり、家計を支えるため昼夜を問わず働く真美さん。春山選手の兄や姉、弟もそれぞれスポーツに打ち込んだ。「子供がやりたいことを全力で応援したい」と考えてきた真美さんは練習場への送り迎えなどのサポートに心血を注いだ。飲食店を営む近所の人も食事を用意してくれるなど助けてくれた。

敦賀気比・春山陽登 母への感謝を胸に打席へ 選抜高校野球

春山陽登の小中学時代

春山陽登選手は小学1年生から高田ヤマトイーグルスで野球を始めました。

小学6年生の時にはセレクションを勝ち抜き、阪神タイガースジュニア入りを経験しています。

中学時代は五條リトルシニアでプレー。

卒業後は福井県にある敦賀気比高校に進学します。

春山陽登の高校時代

敦賀気比高校は春山陽登選手が、2年生の春と夏に甲子園に出場していますが、当時はまだベンチ外でした。

春山陽登選手がレギュラーを獲得したのは2年秋からです。

2年秋の公式戦では32打数18安打11打点、打率.563と打ちまくり、福井県大会3位、北信越大会優勝に貢献しました。

3年春のセンバツでは初戦で広陵高校と対戦。

3番・レフトで出場した春山陽登選手は、プロ注目の好投手・森山陽一朗投手に3打数0安打に抑えられ、試合も0対9で大敗を喫しています。

敦賀気比高校ではセンバツまでは上加世田頼希投手が主将を務めていましたが、
上加世田投手に頼りっぱなしのチームを変えていこうという東哲平監督の考えから、3年春の福井県大会から春山陽登選手が主将に就任しました。

3年夏の福井県大会では18打数6安打3打点、打率.333の成績で、4大会連続となる甲子園出場を果たしています。

甲子園本大会では3試合で4安打を放ち、打率.400、1打点でした。

高校通算本塁打は17本です。

春山陽登の大学時代

高校卒業後は大阪商業大学に進学しました。

1年生の秋からベンチ入りし、同年の神宮大会にも出場しています。

春山陽登選手が一気に注目を集めたのは、2年秋のリーグ戦です。

5番・右翼のレギュラーをつかむと、打率.424、4本塁打(リーグ1位)、13打点の活躍でベストナインに輝きました。

開幕週の神戸学院大2回戦では、2つの連盟新記録を打ち立てています。

・1試合最多の3本塁打
・1試合最多の12塁打

内訳は、1回に右中間への3ラン、2回に左翼への3ラン、7回に左翼へのソロです。

7打点を挙げる大暴れでした。

4年生の春からは主将に就任。

4年春の全日本大学野球選手権では8強入りしました。

2回戦の東日本国際大戦では、外角高めの直球を左翼中段まで運ぶ全国初アーチとなる2ランを放っています。

4年生の夏には台湾で開催された第1回WCBCに出場。

代打やDHとして出場し、初優勝に貢献しました。

大阪商業大学の同期のチームメイトにはこちらもドラフト上位候補の星野世那投手がいます。

星野世那投手についてはこちらを→星野世那の兄妹もすごい!父母や球速球種は?スカウト評価は?

春山陽登のプレースタイル

春山陽登選手の魅力は、なんといっても長打力です。振り切るスイングで強い打球を弾き返す、パワー型の右打者です。

高校通算17本塁打、大学では1試合3本塁打の連盟新記録を残しています。

長距離砲というと、レフトやライト、ファーストに回ることが多いですが、春山陽登選手は身体能力の高さから、センターやライトを任されてきました。

4年春全日本大学選手権でも、1回戦と2回戦は3番・ライトで先発し、準々決勝では途中からセンターに入っています。

打球に対する一歩目の判断がよく、足を活かした守備範囲の広さが持ち味です。

チームの構想次第では、プロでもセンターラインを任されるポテンシャルがあると評価されています。

身体のバネを活かした遠投100メートルの肩も武器です。

外野からの送球は軌道が強く、正確性も備えています。

相手走者に進塁をためらわせる力があり、ライトやセンターから走者を刺せる外野手としての活躍が期待されています。

DeNAの藤田スカウトも、(下級生時代よりは)送球が良くなり、ちゃんと守れていると評価しています。

一塁駆け抜けは4.5秒台から4.6秒台、50m走は6秒2と、パワーだけでなく、足も備えています。

春山陽登スカウトの評価

各球団のスカウトも、春山陽登選手のパワーを高く評価しています。

DeNA・藤田和男スカウト
「この飛距離を出せる右打者は中々いない」と評価。
打球速度やインパクトの強さに加え、送球も良くなっていると話し、「大事な場面で打てる集中力がすごい」と語っています。

巨人・榑松スカウトディレクター
スイングスピードとミート力を評価し、長打力はプロでもトップクラスになれるのでは、との見方を示しました。

ロッテ・三家スカウト
長打を打てる右の外野手は貴重だと話しています。

カージナルス・大慈弥スカウト
パワーが際立つ点で、昨年の阪神・立石選手と似ていると評価しました。

中日・永野チーフ
軸のぶれなさや選球眼を評価
「打席で迷っているように感じた」と課題にも触れ、リーグ戦で壁を乗り越える姿を期待していました。

阪神・岡本スカウト
「スイングが強い。長打力が魅力」

広島・鞘師スカウト
「パワーヒッターで勝負強い」

なお、春山陽登選手の好きな球団は阪神タイガースです。

春山陽登のまとめ

大学では連盟記録となる1試合3本塁打を放った春山陽登選手。

日本代表でも主力として活躍を見せています。

女手一つで育ててくれたお母さんへの恩返しのためにも、プロの世界でも引き続き活躍を続けてほしいですね。

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