神奈川県立藤沢清流高校のドラフト候補・木島直哉投手。
甲子園出場経験のない公立校に、突如現れたプロ注目の二刀流選手です。
その実力は藤沢清流の榎本正樹監督が
「まさかこんな逸材が入学してくるとは」
というほど!
3年春の神奈川県大会では投打で活躍を見せ、ベスト4まで勝ち進んでいます。
県立藤沢清流高校
— 神奈川高校野球ステーション (@baseball_kngw) April 23, 2022
木島直哉https://t.co/TjZRH0WXrE
神奈川の無名公立校にビッグな「二刀流」出現。スカウトも「大化けの可能性あり」と注目https://t.co/jdnHl1Bfk7
木島直哉のプロフィール
名前:木島 直哉(きじま なおや)
出身:愛知県名古屋市
身長:185cm
体重:89kg
投打:左投げ左打ち
ポジション:ピッチャー兼ファースト
経歴:神奈川県立藤沢清流高等学校
木島直哉の中学時代
中学時代、木島直哉投手は愛知県名古屋市にある中学校に通っていました。
軟式野球チーム・FBクラブでプレーし、4番・ファーストとして活躍!
中学卒業後は、父親の東京転勤もあり、
「高校野球は神奈川で」
と考え、藤沢清流高校へと進学しました。
木島直哉の高校時代
藤沢清流高校は、2010年に藤沢高校と大清水高校が統合再編成して開校された比較的新しい学校です。
徐々に力をつけてきていて、
2016年夏ベスト16、
2018年夏ベスト16、
2019年春ベスト8、
と甲子園にまであと一歩のところまで来ています。
特に2019年の春には3回戦で第一シードの慶應高校を撃破!
木島直哉投手が藤沢清流高校を選んだ理由の一つにもこの試合があったたそうです。
当時、中学生だった木島は名古屋の軟式チーム・FBクラブで「4番・一塁」として活躍しており、慶応撃破のニュースを知り「高校野球は神奈川で」と、藤沢清流への進学を決めた
Sportiva
高校では1年生からベンチ入り。
しかし、1年夏は、コロナ禍の影響で独自大会だったこともあり、3年生中心のメンバーで出場機会はありませんでした。
その後も1学年上に経験あるピッチャーがいたため、1年秋から2年夏にかけては4番・ファーストとしてプレー。
2年秋から本格的にマウンドに上がるようになると、秋の神奈川県大会では4回戦まで進出しています。
4回戦では強豪・横浜隼人と対戦。
試合には敗れたものの8回まで横浜隼人打線を1点に抑え、大きな自信を得ていました。
木島直哉のプレースタイル
木島直哉投手は投打の両方でプロから注目されている二刀流選手です。
正確なストレートの最速は不明。(おそらく130km/h台後半)
変化球はスライダー、カーブ、ツーシーム、チェンジアップ。
さらに今はスプリットの習得に励んでいます。
藤沢清流エース・木島直哉 pic.twitter.com/SM0kcXbk0G
— 抹茶 (RN:抹茶侍) (@YokohaMatcha46) April 23, 2022
打者としては4番を打つ強打者です。
下級生時代はライナー性の打球が多かったですが、2年秋からは打球が上がるようになりホームランが増えてきています。
また、得点圏打率は練習試合を含めると5割超!
とても勝負強い打者でもあります
憧れの選手は中日・大野雄大投手。
木島直哉投手は愛知県出身で、中学時代にはナゴヤドームにも通っていたそうですので、もしかしたら中日ファンなのかもしれませんね。
木島直哉の進路
木島直哉投手は高校卒業後の進路に関して
「大学や社会人で自分を試してみたいです。そこで『これならいける』と自信がつけば、プロにも挑戦したい。そのためにもまずは球速アップです。瞬発力を鍛え、ピッチングに幅ができるようパフォーマンスを上げていきたい」
と話されています。
なんとなくですが、藤沢清流の榎本監督の母校である日体大に進学しそうな気がしますね。
日体大は近年、好投手を次々と輩出していますので、木島直哉投手が将来ピッチャーとしたやっていくつもりなら、とてもいいチームだと思います。
木島直哉のスカウト評価
横浜DeNA・稲嶺茂夫スカウト
「バッティングがいいですよね。投手としてはサイズのわりにややスピード不足なので、この冬のトレーニングでどこまで増すかでしょうね。こういう選手はひとつのきっかけで大化けする可能性がある。能力的には面白い存在です」
木島直哉のまとめ
今年の春季神奈川県大会では私立2強である東海大相模と横浜高校が、ともに準々決勝までに姿を消すという大波乱が起こっています。
初の甲子園出場を目指す藤沢清流高校にとっては大チャンスではないでしょうか。
木島直哉投手にはぜひ甲子園を経験してから、次のステージへと進んでいってほしいですね!