山梨学院大学のポール・オニエゴ選手。
普通、大学駅伝で留学生というとプロ野球の助っ人外国人のように1年目から主力としての活躍が期待されるものです。
しかし、ポール・オニエゴ選手は日本にやってきた当初、日本の高校生レベルの走りしかできませんでした。
それでも、懸命な努力の結果、3年時の箱根駅伝では4区で区間賞を獲得するまでに成長を果たしています。
【第98回箱根駅伝 選手紹介】 #11
— 山梨学院大学陸上競技部 (@YGU_Prussian) December 27, 2021
4年生 ポール・オニエゴ(モゴンガ高校出身)
~ひとこと~
区間賞とチームがシード権獲得出来るように全力で走ります!
山梨学院の応援宜しくお願いします。
#魅せろ紺青
#箱根駅伝まであと6日 pic.twitter.com/BFieYr2sdQ
ポール・オニエゴのプロフィール
名前:ポール・オニエゴ
生年月日:1999年6月21日
出身:ケニア・キシィ
身長:165cm
体重:49kg
経歴:モゴンガ高校→山梨学院大学
ポール・オニエゴの大学時代
ケニア・キシィ出身のポール・オニエゴ選手は2018年に来日し、山梨学院大学に入学しています。
日本にやってきた頃のポール・オニエゴ選手は日本の高校生レベルのタイムしか出せなかったそうです。
一方のオニエゴの日本デビュー戦は18年4月、東海大長距離競技会だった。5000メートルに出場し、14分36秒35を要した。日本の高校生レベルのタイムだった。
「とんでもなく弱い留学生がやって来た」と私は衝撃を覚えた。
日本人高校生レベルだったケニア人留学生オニエゴが1万メートル27分台をマーク 最後の箱根路で雄姿を見たい
ポールオニエゴおそっw
— F・run (@TSWZorKfphdIFns) May 1, 2018
高校駅伝でも使えんやん😱 pic.twitter.com/B1Jhp7Sxop
1年時の箱根駅伝では、予選会、本戦ともに出番なし。
2年時の予選会でも出番なし。
しかもチームは予選会で17位と大敗し、初出場から33年続いた箱根駅伝の連続出場が途切れてしまいました。
ポール・オニエゴ選手は3年生になって初めて予選会に出場。
チームトップ(全体19位)の走りで、チームを2年ぶりの箱根駅伝出場に導きます。
続く箱根駅伝本選では4区で出走。
見事、1時間2分15秒の好タイムで区間賞を獲得しました!
第97回東京箱根間往復大学駅伝競走
— 山梨学院大学陸上競技部 (@YGU_Prussian) January 28, 2021
【4区】
1時間02分15秒※区間賞
ポール・オニエゴ③
箱根駅伝で区間賞を勝ち取ったポールに賞状が届きました。でもここで満足しないのがポール・オニエゴです!
更なる高みを目指して練習に励んでおります。
引き続き応援よろしくお願いします! pic.twitter.com/NYna8lLWOM
さらに4年時の関東インカレではハーフマラソンで3位。
11月の記録会では10000mで27分51秒59の自己ベストをマークしています。
ポール・オニエゴの進路
ポール・オニエゴ選手の大学卒業後の進路はまだわかっていません。
何かわかりましたら、追記させていただきます。
※追記 大学卒業後は富士山の銘水に入社。
ポール・オニエゴのまとめ
来日した頃は高校生レベルだったポール・オニエゴ選手ですが、大学最後の箱根駅伝ではエース区間の2区を走ることが決まっています。
2区には“史上最強の留学生”と呼ばれる東京国際大学のイエゴン・ヴィンセント選手も出場予定です。
ポール・オニエゴ選手が留学生対決を制して、区間賞を獲ったらかなり盛りあがるでしょうね!