J1アビスパ福岡のサニブラウン・アブデル・ハナン選手。
「サニブラウン」という名前でピンと来た人もいるかもしれません。
実はハナン選手は、パリオリンピックにも出場した陸上界のスター・サニブラウン・アブデル・ハキーム選手の弟なんです!
兄は日本を代表する100mランナー、弟はJ1の舞台で躍動するストライカー。
まるでドラマのような話ですが、これが現実なんです。
今回は、アビスパ福岡が誇るFW、サニブラウン・アブデル・ハナン選手の魅力を、家族のこと・生い立ち・プレースタイルまで、たっぷりご紹介していきます。
ぜひ最後まで読んでみてください!
2026.5.6 ベスト電器スタジアム
— ぱるぱるぴえろ📷 (@ywgp0912) May 6, 2026
『明治安田J1百年構想リーグ 第15節 アビスパ福岡vs京都サンガF.C.』
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〜もくじ〜
サニブラウン・アブデル・ハナンって誰?基本プロフィール
まずは、サニブラウン・アブデル・ハナン選手のプロフィールをざっくりおさえておきましょう!
| 項目 | 内容 |
| フルネーム | サニブラウン・アブデル・ハナン |
| 英語表記 | Abdul Hanan Sani Brown |
| 生年月日 | 2006年7月3日 |
| 出身 | 東京都 |
| 身長 | 187cm |
| ポジション | フォワード(FW) |
| 所属 | アビスパ福岡 |
サニブラウン・アブデル・ハナン選手は身長は187cmとFWとしてかなりの恵まれた体格の持ち主です。
東京都出身ですが、中学卒業後に福岡へ移住し、アビスパ福岡U-18(博多学園博多高等学校)でサッカーに打ち込んできました。
そして2025年、前田一翔選手とともにトップチームへの昇格を果たします。
ユース育ちのアカデミー出身選手として、クラブへの愛着はひとしおです。
ハナン選手のストロングポイントはここだ!
ハナン選手が自ら語るストロングポイントは、「ジャンプ力やフィジカルを活かした競り合いとスピード」です。
187cmの高身長を活かしたヘディングは、まさに最大の武器。
2026年の5月6日の京都戦でも相手のマークをするりと外してから飛び込んだ「高打点ヘッド」でゴールを決めていました。
サニブラウン ハナン今季初得点!
— Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) May 6, 2026
福岡が同点に追いつく💥
🎦 ゴール動画
🏆 明治安田J1百年構想リーグ 地域リーグラウンド 第15節
🆚 福岡vs京都
🔢 1-1
⌚️ 74分
⚽️ サニブラウン ハナン(福岡)#Jリーグ pic.twitter.com/HvhWEJFZRs
アビスパ福岡の塚原真也監督もこう絶賛しています。
「高さや背後を突くプレーは相手にとって嫌だったと思う。スタジアムを味方につけて雰囲気を変えてくれた」
さらに見逃せないのが、後半から途中出場でも即座に流れを変えられる存在感です。
監督いわく「彼が入ると会場がかなり盛り上がる。そういう選手」とのこと。
スタジアムの雰囲気をガラッと変えてしまう、19歳とは思えないオーラを持っているんです。
休日も自主的に走り込みを続けるなど、コンディション管理への意識も高く、
「いつ出ても得点を取れる準備はしてきた」という言葉からもプロとしての自覚が伝わってきますよね。
アビスパ福岡の新たな武器として、これからの活躍がますます楽しみな選手です!
エリートじゃなかった!下積み時代と急成長
「将来有望な若手選手」と聞くと、華々しいエリート街道を歩んできたイメージを持つ方も多いかもしれません。
でも、サニブラウン・アブデル・ハナン選手の道のりは、決してそんなに順風満帆ではなかったんです。
中学卒業後、単身福岡へ。待っていたのは試合に出られない日々
ハナン選手はもともと東京都出身。
サッカーのキャリアをさかのぼると、江東FRIENDLY FC(東京)→ SOLTILO CHIBA FC(千葉) と歩んできました。
そして中学校を卒業後、単身で福岡へ移住し、アビスパ福岡U-18へ加入という大きな決断をします。
慣れない土地で、新しい環境に飛び込んだわけです。
しかし、そこで待っていたのは厳しい現実でした。
「技術的に足りずに試合を経験することができず、さらに周りと試合勘というところで差が付いてしまうという状況だった」
試合に出られない、だから試合勘が磨かれない、さらに差が広がっていく……。
そんな悪循環の中でも、ハナン選手は腐らずに「練習や練習試合でどれだけ動けるか」にチャンスを見出し、ひたむきに取り組み続けました。
高校3年生、ついにチャンスが訪れる
転機が来たのは、高校3年生になってからのことです。
FWの選手に怪我人が出たことで、ようやく出番が回ってきました。
ここで一気に結果を出したハナン選手。
このチャンスをものにしたことが、大きな転機となります。
高円宮杯 JFA U-18 サッカープリンスリーグ九州では3得点、第48回日本クラブユース選手権(U-18)大会では2得点を記録し、チームの6年ぶりのベスト4進出にも貢献しました。
「磨けば光るダイヤモンドの原石」
この急成長ぶりに、クラブも動きます。
2024年8月、アビスパ福岡はハナン選手のトップチーム昇格を発表。
クラブ強化部長の柳田伸明氏はこんな言葉でハナン選手を称えました。
「磨けば光るダイヤモンドの原石のような選手」
これ以上ない最大の賛辞ですよね。
昇格が伝えられた瞬間、ハナン選手本人はこう振り返っています。
「個人面談のような形でさらっと言われたので最初は実感が湧かなかったが、嬉しいという気持ちはもちろん、頑張ってきて良かったと感じた」
試合に出られなかった時期があったからこそ、チャンスをつかんだときの爆発力があったのかもしれません。
ハナン選手自身も「負けたときの悔しい想いを次につなげられるのがトッププロ」と語っており、その言葉は自らが体験してきたことそのものです。
エリートではなかったからこそ、今のサニブラウン・アブデル・ハナン選手がいる。
そう思うと、ますます応援したくなりますよね!
兄弟|あの”日本最速”サニブラウン・アブデル・ハキームが実兄!
サニブラウン・アブデル・ハナン選手を語るうえで、絶対に外せない存在がいます。
そう、兄のサニブラウン・アブデル・ハキーム選手です。
兄・サニブラウン・アブデル・ハキームってどんな選手?
サニブラウン・アブデル・ハキーム選手は、日本陸上界を代表するスプリンターです。
100mでは9秒96という驚異的な自己ベストを持ち、2022年のオレゴン世界選手権では日本人として初めて100m決勝に進出するという歴史的快挙を達成しました。
さらに2024年のパリオリンピックにも出場と、まさに日本が誇る”最速ランナー”のひとりです。
そんなスーパーアスリートが、ハナン選手の6歳上の実兄なんです。
実は兄ももともとはサッカー少年だった!
ここで面白いエピソードをひとつご紹介します。
実はハキーム選手、子どもの頃はサッカーに取り組んでいて、ポジションはフォワードだったんです。
弟のハナン選手と同じポジションというのも、なんだか運命的ですよね。
では、なぜ陸上に転向したのでしょうか?
きっかけは母親からの一言でした。
「団体競技に向いてない」
この言葉がきっかけで、小学校3年生のときに個人競技である陸上を始めたハキーム選手。
その後はご存知の通り、日本を代表するスプリンターへと成長していきます。
一方、弟のハナン選手はサッカーの道を選び続けました。
兄はサッカーから陸上へ、弟はサッカーをそのまま極める道へ。
ふたりの”分岐点”を想像すると、なんだかとても興味深いですよね。
兄から届いた、短くて熱い激励
2024年8月、ハナン選手のトップチーム昇格が決まったとき、兄・ハキーム選手からメッセージが届きました。
その言葉は、たったひと言。
「がんばれ」
シンプルすぎる言葉ですが、ハナン選手はこう受け取っています。
「多分、向こうもプロとして長いので『自覚持ってやれよ』みたいなことだったと思う」
多くを語らずとも、その一言に兄の想いがギュッと詰まっている気がしますよね。
プロの世界の厳しさを知っているからこそ言える、兄らしい激励だったのではないでしょうか。
陸上とサッカー、競技は違えど、ともにトップの舞台で戦うサニブラウン兄弟。
お互いの活躍が、きっと最大の刺激になっているはずです。
これからふたりがそれぞれのフィールドでどんな景色を見せてくれるのか、目が離せませんね!
【J1】サニブラウン弟ハナンが福岡トップ昇格で代表入り期待沸騰「永井とか浅野拓磨並み」|東スポWEB #アビスパ福岡 https://t.co/cAmq9CJomY
— 東スポ (@tospo_prores) August 26, 2024
父|ガーナ出身・元サッカー選手のアブデル・ラティフさん
サニブラウン・アブデル・ハナン選手の187cmという恵まれた体格、そして圧倒的なフィジカルの強さ。
いったいどこからきているのだろう?と思った方も多いのではないでしょうか。
その答えのひとつが、父親・アブデル・ラティフさんにあります。
父・アブデル・ラティフさんのプロフィール
| 項目 | 内容 |
| 名前 | アブデル・ラティフ |
| 出身 | ガーナ(西アフリカ) |
| 身長 | 190cm |
| 現在の職業 | 東京都内でスポーツバーを経営 |
| スポーツ歴 | 若い頃はサッカー選手 |
お父さんの身長はなんと190cm!
息子のハナン選手が187cmですから、父親譲りの体格であることがよくわかりますよね。
兄のハキーム選手があれだけ力強い走りを見せるのも、この”ガーナ人DNA”が大きく関係しているのかもしれません。
若い頃はサッカー選手だった!
お父さんはガーナ出身で、若い頃はサッカーを楽しんでいたスポーツマンです。
ガーナといえば、アフリカ屈指のサッカー強国としても知られています。
そんな国で育ったラティフさんのサッカーへの情熱が、息子・ハナン選手に受け継がれているとしたら、なんだか納得感がありませんか?
ハナン選手がFWとしてフィジカルを活かした競り合いやスピードを武器にしているのも、父親ゆずりの身体能力があってこそ、といえるでしょう。
現在は東京でスポーツバーを経営
現在、ラティフさんは東京都内でスポーツバーを経営しています。
スポーツバーといえば、サッカーや野球などの試合を大画面で観ながら、食事やドリンクを楽しめる空間。
スポーツ好きな人たちが自然と集まるコミュニティの場です。
自身もスポーツマンとして生きてきたラティフさんだからこそ、そういった場所を作り、地域のスポーツ文化を支えているのかもしれません。
息子・ハナン選手がゴールを決めた試合の日は、お店もさぞかし盛り上がったことでしょう!
ハナン選手の身体能力とサッカー愛のルーツはここにあった
まとめると、ハナン選手の武器である187cmの長身・高い跳躍力・フィジカルの強さは、190cmのガーナ人の父・ラティフさんから受け継いだものといっても過言ではありません。
そして、サッカーへの情熱もまた、若い頃にサッカーに打ち込んでいた父親の背中を見て育った環境が、自然と息子の心に火をつけたのではないでしょうか。
「なぜこんなに身体能力が高いのか」「なぜサッカー選手になったのか」、その答えがラティフさんという父親の存在に集約されている気がしますね。
母はハーフ?|実は純日本人の元インターハイ選手
ガーナ出身の父・ラティフさんのことをご紹介しましたが、次は母親についてお話しましょう。
サニブラウン兄弟の驚異的な運動神経、実はお母さんにもそのルーツがあるんです!
「母はハーフ?」と噂される理由
サニブラウン・アブデル・ハナン選手のお母さんは、明子さんといいます。
ガーナ出身の父・ラティフさんと結婚していることもあってか、「お母さんもハーフなの?」と思われることがあるようです。
しかし実際には、明子さんは福岡県出身の純日本人。
それでも「ハーフに見える」と言われるほど、はっきりとした目鼻立ちと健康的な日焼け肌が印象的な方なんだとか。
アスリートとして長年体を動かしてきた、その生き生きとした雰囲気が、そう感じさせるのかもしれませんね。
実は本格派アスリートだった!
明子さんのすごいところは、見た目だけではありません。
なんと明子さん、高校時代に陸上部に所属し、100mと100mハードルの2種目で全国高等学校総合体育大会(インターハイ)に出場した経歴を持つ、本物のアスリートなんです!
| 項目 | 内容 |
| 出身 | 福岡県 |
| 出身校 | 福岡県立宗像中学校・高等学校 |
| 競技 | 陸上競技(短距離・ハードル) |
| 実績 | 100m・100mハードルでインターハイ出場 |
インターハイといえば、全国の高校生アスリートが集まる日本最高峰の舞台です。
そこに2種目で出場できるというのは、並大抵の実力ではありません。
明子さん自身が、紛れもないトップアスリートだったんですね。
息子たちの運動神経は母からも受け継がれている
ここまで読んでいただくと、サニブラウン兄弟の身体能力の高さに納得がいくのではないでしょうか。
・父・ラティフさん:身長190cmのガーナ出身・元サッカー選手
・母・明子さん:100m・100mハードルでインターハイ出場の元陸上選手
まさに最強のスポーツDNAを両親から受け継いだ兄弟といえますよね。
まとめ|福岡の新たな武器として期待される
ここまで、サニブラウン・アブデル・ハナン選手のことをたっぷりご紹介してきました。
最後に、改めてその魅力を振り返りながら、これからへの期待を込めてまとめていきたいと思います。
「2点、3点と取っていきたい」力強い言葉に込められた覚悟
2025年シーズン、プロ1年目のサニブラウン・アブデル・ハナン選手が記録したゴールは1得点。
それでも、本人はその結果に満足していません。
「今年は1点だけじゃなく、2点、3点と取っていきたい」
この言葉には、19歳とは思えないプロとしての強い覚悟が滲み出ていますよね。
試合に出られない時期も、怪我で別メニューが続いた時期も、休日返上で走り込みを続けてきた日々も——すべてはこの舞台で結果を出すためでした。
2026年5月6日の京都戦で見せた劇的な同点ヘッド、そしてPK戦での成功。
まさに「いつ出ても得点を取れる準備はしてきた」という言葉を、ピッチの上で証明してみせた瞬間でした。
アカデミー育ちだからこそ、アビスパ福岡への想いは特別
サニブラウン・アブデル・ハナン選手は、中学卒業後に東京から単身福岡へ移住し、アビスパ福岡U-18でサッカーと向き合ってきた生え抜きの選手です。
試合に出られなかった苦しい時期も、このクラブで経験しました。
チャンスをつかんで急成長できたのも、このクラブの環境があったからこそです。
トップ昇格のときに語った言葉も、印象的でした。
「サポートしてくれた家族、監督、コーチ、チームスタッフ、そして一緒に戦ってきたチームメイトに感謝を伝えたいと思います。いつも応援に足を運んで下さるサポーターの方々には本当に力をいただきました」
アカデミーから積み上げてきた時間と、支えてくれた人たちへの感謝。
その想いがあるからこそ、ハナン選手のプレーにはピッチへの熱量が宿っているのではないでしょうか。
これからのサニブラウン・アブデル・ハナンから目が離せない
190cmのガーナ人の父と、インターハイ出場経験を持つ母から受け継いだ最強のスポーツDNA。
エリートではなかった下積み時代を乗り越えてつかんだプロの舞台。
日本最速スプリンターを兄に持ちながら、自分自身のフィールドで輝こうとする19歳のFW。
これだけの背景を持つ選手が、これからどんな成長を見せてくれるのか、想像するだけでワクワクしますよね。
クラブ強化部長がかつて言った「磨けば光るダイヤモンドの原石」という言葉は、今まさに現実になりつつあります。
アビスパ福岡の新たな武器として、そして日本サッカー界の未来を担う存在として、サニブラウン・アブデル・ハナン選手のこれからの活躍を、ぜひ一緒に見守っていきましょう!
