第98回選抜高校野球大会で決勝進出を果たした智弁学園(奈良)。
その快進撃を支えたのが、エース左腕・杉本真滉投手です。
準決勝までの4試合すべてに登板し、計35回を投げてわずか2失点(自責点1)という驚異的な安定感を発揮しています。
最速149キロの快速球と鋭く曲がるスライダーを武器に、今大会の主役級の存在感を放っている杉本真滉投手。
いったいどんな人物なのか、生い立ちからプレースタイルまで、じっくりご紹介していきますね!
最速146キロ左腕の智弁学園・杉本真滉が粘投で来春センバツ出場”王手”高卒プロ志望も明かす https://t.co/EOfXKgC5xM
— プルート太郎 (@plutodraftde) October 19, 2025
〜もくじ〜
杉本真滉の兄・杉本悠浬
杉本真滉投手が野球を始めるきっかけになったのは、2学年上のお兄さん・杉本悠浬(ゆうり)さんの影響です。
杉本悠浬さんもピッチャーとして野球に打ち込んだ選手で、茨城県の強豪・明秀日立高校に進学。
高校2年秋の茨城県大会では背番号16でベンチ入りし、2回戦の霞ヶ浦戦でリリーフ登板を経験しています(惜しくも敗退)。
3年夏はベンチ外となりましたが、高校卒業後は兵庫大学で野球を続けており、兄弟揃って野球に情熱を注いでいます。
明秀日立高校の同期に今春、東京大学に合格した李玟勳選手がいました。
李玟勳選手についてはこちらを→李玟勳(明秀日立)はドラフト候補だが進路は東大?父母や彼女は?
そんな杉本悠浬さんは弟・杉本真滉投手について「昔からタフな弟でした」と振り返ります。
選抜大会の準決勝でも力強く完投した弟の姿を見届けた杉本悠浬さんは
「(決勝では)自分だけじゃなく、みんなで力を合わせて頑張ってほしい」
とエールを送りました。
兄弟の絆がとても伝わってきますよね。
杉本真滉の父母
杉本真滉投手の父・光永さんは、実は野球経験のない方なんです。
それでも息子の夢を全力でサポートしてきました。
自宅近くの公園での自主練習のために、ホームセンターで木材を購入し、お手製のトンボ(グラウンド整備道具)まで手作りしてしまったというエピソードはとても微笑ましいですよね。
兄弟2人を連れて公園で練習する日々が、今の杉本真滉投手を作った原点と言えるかもしれません。
光永さんは
「小学生の頃はなんとか(一緒に練習できたが)、中学になれば僕の出る幕はありませんでした」
と笑いながら振り返ります。
それでも「負けず嫌いな性格が、今につながっているのかもしれないですね」と語るその表情には、我が子への誇りがにじんでいました。
そしてお母さんも、試合のたびにスタンドから温かく見守り、遠征や日々の練習を陰で支え続けてきた存在です。
負けて涙を流すほどの負けず嫌いな息子を、長年そばで支えてきたお母さんの存在も、杉本真滉投手の成長に欠かせないものだったに違いありません。
杉本真滉の小中学生時代
杉本真滉投手が生まれたのは兵庫県明石市。
野球を始めたのは鳥羽小学校1年生のとき、「枝吉パワーズ」というチームで投手としてのキャリアをスタートさせました。
小学生時代の杉本真滉投手は、野球だけでなく、ゲームや運動会の徒競走でも負けると涙を流すほどの負けず嫌いだったそうです!
その真っ直ぐな負けん気の強さは、現在の強心臓なピッチングにも通じているように感じますよね。
中学では野々池中学校に通いながら、神戸中央シニアに所属。
タイガースカップやジャイアンツカップといった全国規模の大会にも出場し、着実にその実力を磨いていきました。
聖地・甲子園での登板を夢見て、強豪・智弁学園の門を叩くことになります。
杉本真滉の高校生時代
智弁学園(奈良)に入学した杉本真滉投手は、1年生の夏からベンチ入りという異例のスタートを切りました。
1年生夏
背番号18で出場した夏の甲子園。
準々決勝の京都国際高校戦(0-4)に先発登板し、2回1/3を無失点という公式戦デビューを飾りました。
チームは敗れましたが、1年生ながら堂々たる投球を見せてくれました。
1年生秋
新チームから早くも背番号1を任された杉本真滉投手。しかし県大会で天理に2-7で敗れ、県4強止まりとなりました。
2年生夏
予選全5試合のうち3試合に先発し、計17回・18奪三振・3失点という粘投で準優勝まで駆け上がりました。
2年生秋
この秋が圧巻でした。
奈良県大会を制覇し、2年ぶりの近畿大会では準優勝を達成!
先発・救援で全9試合(先発5試合)に登板し、計47.2回を投げ、5完投2完封・68奪三振・防御率1.13という圧倒的な数字を残しています。
奈良県大会2回戦の畝傍高校戦では1試合18奪三振(3安打・5-0完封)の快投。準決勝の郡山高校戦(9-0完封)では1イニング4奪三振を含む7者連続12奪三振という離れ業まで披露しました。
そして迎えた第98回選抜高校野球大会では準決勝までの4試合すべてに登板し、計35回・2失点(自責点1)という驚異の投球でチームを決勝へと導いています。
杉本真滉のプレースタイル
身長177cm体重86kgのガッチリとした体格から放たれる投球は、プロのスカウトも注目する本格派です。
投球フォームは、ノーワインドアップから始動し、軽く体を捻って重心を下げ、後ろ深めに左肘を使った腕の振りから力強く投げ込むスタイル。
無駄のないフォームながら、ボールにしっかりと力が乗るのが特徴です。
ストレートの最速は149km/h。
変化球はスライダー、チェンジアップ、2種類のカーブ。
智弁学園の小坂将商監督が特に高く評価するのが、ベース上でのボールの威力。ストライクゾーンで勝負できる力強い球質が最大の持ち味です。
高2秋のデータでは奪三振率12.84(9イニングあたり)という驚異的な数字も残しており、三振を奪う能力は高校トップクラスと言えるでしょう。
憧れの投手は同じ左腕の能見篤史さん。
智弁学園が2016年以来、10年ぶり2度目の春決勝進出🌸
— スポーツブル【公式】 (@sportsbull_jp) March 29, 2026
エース #杉本真滉 が9回137球完投🔥
【#センバツ高校野球⚾️】
🏟️準決勝 第1試合
智弁学園(奈良)2 – 1 中京大中京(愛知)
※試合終了
無料ライブ配信はリプ欄から👇 pic.twitter.com/CcdZNDNV3X
杉本真滉のまとめ
兵庫県明石市出身の杉本真滉投手。
お兄さんの背中を追いかけて始めた野球が、今や全国の舞台で輝くエースピッチャーへの道を切り拓きました。
負けず嫌いな性格、何事にも全力で取り組む姿勢、そして家族の温かいサポート——これらすべてが今の杉本真滉投手を作り上げているのだと感じます。
最速149キロの快速球と多彩な変化球を武器に、プロのスカウトからも熱い視線を注がれる逸材です。
今後の杉本真滉投手の活躍から、目が離せませんよね!
引き続き応援していきましょう!
