カンザス州立大学のドラフト候補・井上心太郎選手。
身長173cm体重86kgと比較的小柄な体格ながらパワフルな打撃が魅力の内野手です。
3年時のリーグ戦ではスタンフォード大学の佐々木麟太郎選手を上回るホームラン数を記録し注目を集めています。
今回はそんな井上心太郎選手の経歴や兄弟について調べてみました。
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井上心太郎のプロフィール
名前:井上 心太郎(いのうえ しんたろう)
生年月日:2003年6月18日
出身:山口県山口市
身長:173cm
体重:86kg
投打:右投げ左打ち
ポジション:ショート兼セカンド
経歴:高川学園中学校→高川学園高等学校→ウェスタン・ネブラスカ・コミュニティ・カレッジ→カンザス州立大学

井上心太郎の兄・井上寛太
井上心太郎選手の4学年上の兄・井上寛太さんも野球経験者です。
井上寛太さんのポジションはピッチャー。
高川学園高校の出身で、同期には椋木蓮投手(現・オリックス)がいました。
【印象に残った選手・高川学園①】
— jobin33375 (@jobin33375) April 5, 2016
決勝の防府戦に先発した井上寛太投手(2年)。新2年世代では西京の大田裕介と双璧の本格派投手。この試合完投したものの制球難が未だ解消されず我慢の投球であった。課題が明確なので今後の奮起に期待したい! pic.twitter.com/LiXaS7XECH
高校卒業後は國學院大学に進学し、野球を続けていましたが、現在は野球を辞められているようです。
井上心太郎の中学高校時代
井上心太郎選手は中高一貫校の高川学園中学校の出身です。
中学時代は高川学園シニアでプレー。
高川学園高校では3年夏に背番号15を付け、山口県大会で優勝!
しかし、井上心太郎選手の出場した試合はゼロでした。
続く甲子園でも出番はなく、チームは2回戦で敗れています。
高川学園高校の同期のチームメイトには、今年のドラフト1位候補である創価大学の立石正広選手がいました。
立石正広選手についてはこちらを→立石正広(創価大)の父母や姉もすごい?出身中学や小学校は?
井上心太郎の大学時代
高校卒業後は両親の勧めもあり、アメリカの大学への進学を決断。
2022年8月に渡米し、ウェスタン・ネブラスカ・コミュニティ・カレッジに入学しました。
大学では1年目から打率.376、15本塁打、52打点、17盗塁、OPS1.246と、驚異的な活躍を見せ、地区の1年生MVPとゴールデングラブ賞を受賞!
さらに2年目も打率.375、13本塁打、53打点、6盗塁、OPS1.153と好成績を残しています。
この活躍が認められ、3年目からはNCAAディビジョン1の強豪校であるカンザス州立大学への編入が認められました。
3年目の今年(2025年)は、開幕から3番・ショートで出場し、打率.279、9本塁打、31打点を記録。
ホームラン9本はスタンフォード大学の佐々木麟太郎選手の7本を上回り、日本人歴代最多タイ記録でした。
㉛井上心太郎選手(カンザス州立大3年/SS/2B)
— あまなつ (@MattDavidson91) June 1, 2025
今季大山盛一郎選手(UCI/24年)に並ぶ日本人歴代最多タイシーズン9HRを記録したMLBドラフト候補。
173cm86kgと小柄ながら短大2年間で28HRとパンチ力を秘めており42四球/42三振と選球眼も〇。
適性は2Bだが最近は1番SSに固定。pic.twitter.com/D6VdccG9fJ
井上心太郎のまとめ
現在、大学3年生の井上心太郎選手ですが、今年のNPBのドラフトで指名される可能性があります。
これはアメリカの大学が5月卒業が一般的なことと、2023年にNPBの規約が改定され、海外の学校に在学中の選手についてはドラフト会議翌年の7月末日まで交渉期間が伸びたためです。
井上心太郎選手は小学生の頃から、一度も「プロになれない」と思ったことがない、と言っています。
「小学生の頃から今まで、『プロになれない』と思ったことがないんです。高校2年の途中くらいから、『もう試合には出られないんだろうな』と察していました。でも、『プロになりたい』という思いは、親にもずっと言い続けていて。同世代のドラフト候補の動画を見ても、自分が劣っていると思ったことは1回もないんです。『どこかでチャンスをつかめれば、プロになれる』と思っていました」
webSportiva
すごい自信ですね!
でも、その自信どおりの未来が、すぐ目の前まで来ているのかもしれませんね!