カリフォルニア大アーバイン校所属のドラフト候補・大山盛一郎選手。
「大山 盛一郎」の名前の読み方は“おおやま じょういちろう”
大山盛一郎選手は沖縄出身の小柄な内野手です。
興南高校時代はそこまで注目されるような選手ではありませんでしたが、アメリカで大きく成長し、今夏には全米最高峰リーグでセカンドの最優秀選手に選ばれています。
米大学のサマーボールでトップの“ケープコッドリーグ”。MLBのスカウトも大注目のこのリーグで日本人選手が2年連続大活躍。今年の7月ホワイトソックスから11巡目指名された西田陸浮選手(左)とNCAA1部カリフォルニア大アーバイン校の大山盛一郎選手(右)。今日はこのBig2に話を伺いました。楽し過ぎた pic.twitter.com/okW9LKgYaC
— Akiko Yamawaki (@Akiko_LA) October 15, 2023
大山盛一郎のプロフィール
名前:大山 盛一郎(おおやま じょういちろう)
生年月日:2000年度生まれ
出身:沖縄県
身長:168cm
体重:80kg
投打:右投げ左打ち
ポジション:セカンド、サード
経歴:那覇市立城北中学校→興南高校→マーセッドカレッジ→カリフォルニア大学アーバイン校
大山盛一郎の小中学時代
大山盛一郎選手は幼稚園の頃から野球を始めています。
中学時代は浦添ボーイズに所属。
中学3年時にはジャイアンツカップに出場しました。
大山盛一郎の高校時代
中学卒業後は興南高校に進学。
高校では3年生からサードのレギュラーを獲得します。
夏の沖縄県大会では11打数5安打1打点、打率455の大活躍で、優勝に貢献しました。
しかし、肘を故障したため、続く甲子園ではベンチ入りしたものの出場できず、悔しい想いを経験しています。
沖縄の名門、興南高校出身の大山は、3年生だった2018年の夏、甲子園出場を果たしたチームで背番号「5」を身に着けていた。しかし沖縄大会の準決勝前日あたりから肘が思うように動かなくなり、それまではずっと出場していた試合も出られなくなっていた。3年生になって、はじめてもらった夏の背番号だった。だが、ずっと夢見てきた甲子園でプレーすることはなかった。
“逆輸入”でのドラフト指名なるか 米大学トップレベルで活躍する大山盛一郎が目指すプロへの道
興南高校の大山盛一郎さんのプレー
— _____. (@ta_bo0905) August 16, 2018
甲子園で見たかったなー。
プロ以外でこんなうまい人いるんだって思ったぐらいしにうまくて、
関係は持ったことないけど、会場が
興南と一緒だったらずっと見てたなー
教えてもらいたいぐらい
興南高校時代の1学年下のチームメイトには、宮城大弥投手(現・オリックス)、勝連大稀選手(現・ソフトバンク)らがいました。
大山盛一郎のアメリカ時代
大山盛一郎選手は高校3年生で部活を引退した後、たまたま手にした雑誌に野球留学の記事が掲載されていたことがきっかけで、アメリカで野球を続けることを決意しました。
日本では経験できないこと、日本とは違った野球を身につけることができるかもしれないことを魅力的に感じたそうです。
「アメリカの大学を視野に考え始めたのは、部活を高校3年生の部活を引退した後でした。部活も引退し大学のことについて考えなければと思い、たまたま手にした雑誌に、アメリカでの野球留学に関する記事が掲載されていました。その記事を読んだ際、日本では経験できないこと、日本とは違った野球を身につけることができるかもしれない、とふと頭に浮かびました。そして、その年の10月、アメリカで開催された1週間の野球セレクションに参加し、そこでの練習、環境、雰囲気から、アメリカでの野球は純粋に楽しい!と感じ、アメリカ留学への意思が固まりました。」
【野球部】大山盛一郎君、アメリカでの挑戦
アメリカでは2020年にはパンデミックで野球ができなくなった間に、ウエイトトレーニングを集中的に行ったことでパワーアップに成功!
野球を再開した時に打球が伸び、ホームラン数が増加しました。
2023年のレギュラーシーズンでは、39試合に先発出場し、リーグ5位の打率.366をマークしています。
さらに夏には全米から招待された有望株が集まる「ケープコッドリーグ」に参加し、二塁手の最優秀選手に選ばれました。
大山盛一郎選手(UCI/2B/興南)の23最終成績
— あまなつ (@MattDavidson91) August 14, 2023
シーズン
53試合 打率.319(210-67) 7HR 44打点 14盗塁 OPS.918
サマー
39試合 打率.360(150-54) 5HR 17打点 6盗塁 OPS1.069
プレーオフ
7試合 打率.267(30-8) 3HR 4打点 0盗塁 OPS.966
来年はMLBドラフト指名を期待したいです。pic.twitter.com/pRO1vzOALO
大山盛一郎のまとめ
現在、大学4年生の大山盛一郎選手の目標は日本のプロ野球でプレーすることです。
最近では花巻東高校の佐々木麟太郎選手のように、日本の高校からアメリカの大学に野球留学を目指す選手も増えています。
まだ大山盛一郎選手が今年のドラフトで指名されるかどうかはわかりませんが、
大山盛一郎選手がアメリカに野球留学した選手の一つのモデルケースになるかもしれませんね。