サッカーイングランド代表のマーカス・ラッシュフォード選手。
所属するマンチェスター・ユナイテッドでは背番号10を付けてプレーしているフォワードの選手です。
マンチェスター・ユナイテッドの下部組織の出身で、“マンUのアカデミーが輩出した最高傑作”と呼ばれることもあります。
また、ラッシュフォード選手はまだ25歳と若い選手ですが、“聖人”と呼ばれることもあるそうです。
それはなぜなのでしょうか?
今回はラッシュフォード選手が“聖人”と呼ばれる理由や家族について調べてみました。
【撮影】イングランド代表 新ナンバー 11 💫#ラッシュフォード #MUFC | #ThreeLions pic.twitter.com/4MXiF8dCgI
— ︎︎ラッシュフォード🏴 (@MR10_MBE) November 17, 2022
ラッシュフォードのプロフィール
名前:マーカス・ラッシュフォード
生年月日:1997年10月31日
出身:イングランド・グレーター・マンチェスター州ウィゼンショー
身長:186cm
体重:70kg
利き足:右
ポジション:FW
ラッシュフォードの経歴
ラッシュフォード選手はマンチェスター南部のウィゼンショーで生まれています。
5歳から地元のフレッチャー・モス・レンジャーズでサッカーを始めました。
7歳の時には早くもマンチェスター・ユナイテッドFCのアカデミーに入団。
2014-15シーズンにはマンチェスター・ユナイテッドU-18の試合で、25試合の先発で13得点を決めています。
この活躍が認められ、翌2015-16シーズンからはトップチーム入り。
2016年2月25日に行われたUEFAヨーロッパリーグ決勝トーナメント1回戦・FCミッティラン戦で初スタメン初出場。
いきなりデビュー戦で2ゴールをあげる活躍を見せ、チームを勝利に導きました。
また、同じ2016年にイングランド代表に初選出されると、
イングランド代表史上最年少となる18歳228日でEURO初出場を飾っています。
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— サッカーキング (@SoccerKingJP) November 21, 2022
ラッシュフォードの家族
順調にスター選手への階段を上っていたようにみえるラッシュフォード選手ですが、幼い頃は、とても貧しい環境で育っていました。
ラッシュフォード選手は母子家庭で、母親はレジ係で稼いだお金で、5人のきょうだいを養っていたそうです。
今やイングランド代表にまで上り詰めた22歳は、母子家庭で育っており、出生証明書に父親の名前はないほどの複雑な家庭環境だった。母親はレジ係で稼いだ生活費で5人の子どもを養う必要のある苦しい家計状況でもあったという。
ラッシュフォードは聖人
ラッシュフォード選手は自身の幼い頃の経験もあり、ボランティアやチャリティーにとても熱心です。
イングランドでは新型コロナウイルスの流行に伴うロックダウン中、貧困家庭の救済のために無料の学校給食制度を継続していましたが、2020年7月で終わる予定でした。
そこで、ラッシュフォード選手は、慈善団体「FareShare」と協力し、貧困家庭などに対して300万食分の食事を確保するため、2000万ポンド(約26億8000万円)の寄付を集めます。
宇宙最高クラブ、マンチェスター ・ユナイテッドのエースともなれば、ボランティア活動にNike×DiorのAir Jordan 1を躊躇いもなく履いて行く。ラッシュフォードの株爆上がりだ… pic.twitter.com/lcsaOLSoWg
— KUMON (@tkkkkkkkkk) July 30, 2020
さらに、夏休み中も子どもたちが引き続き無料の学校給食制度の支援を受けられるよう、政府に方針の変更を訴えました。
そして、英首相と会談をし、無料の学校給食制度の継続を取り付けました。
この行動が世界中から称讃され、ラッシュフォード選手は“聖人”と呼ばれるようになっています。
ラッシュフォードと大学
ラッシュフォード選手は若くして、プロデビューしたため、大学には通われていません。
しかし、前述の行動により、マンチェスター大学から史上最年少で名誉博士号を授与されています。
さらに2020年の10月には大英帝国勲章も授与されていますね。
ラッシュフォードのまとめ
マンチェスター・ユナイテッドの背番号10を背負うラッシュフォード選手は、サッカーが上手いだけではなく、”聖人”と呼ばれるのにふさわしいほど人間的にも素晴らしい人物だとわかりました。
ラッシュフォード選手のような選手は、国の垣根を越えて、積極的に応援していきたいですね!