まだ23歳という若さながら、川崎フロンターレの不動のレギュラーとして活躍している奈良竜樹選手。
左足腓骨を2度にわたって骨折し、シーズンの大半だけではなく、目標にすえてきたリオデジャネイロ五輪も棒に振った2016年の昨シーズンからの復活を期す23歳のセンターバック!
180cmとセンターバックの選手としては小柄ですが、競り合いに強く、自分より大きな選手相手にもひるむことなく立ち向かいます。
また奈良選手は、「カーリングの町」として有名な、北海道北見市出身の道産子選手です。
平昌オリンピック出場を決めた女子カーリング「LS北見」についてはこちらを→LS北見とは?メンバー紹介!
名前:奈良竜樹(なら たつき)
生年月日:1993年9月19日
出身:北海道北見市
身長:180cm
体重:77kg
ポジション:DF(センターバック)
経歴:北見市立小泉小学校→北見市立小泉中学校→札幌国際情報高校→コンサドーレ札幌→FC東京→川崎フロンターレ
奈良選手の兄弟についてですが、弟が1人いるようです。
しかし、いくつなのか?サッカーをしているのかなどの情報は出ていません。
最初の頃は、サイドハーフなどの攻撃的なポジションでプレーしていましたが、中学2年の頃から現在のセンターバックでプレーするようになりました。
高校進学とともに『コンサドーレ札幌U-18』に入団し、高校3年生の時には、2種登録選手として、トップチームの『コンサドーレ札幌』のJリーグの公式戦に出場していました。
※2種登録選手:U-18などの下部組織に所属しながら、Jリーグの公式戦に出場することできる選手のこと。
高校卒業後は、正式に『コンサドーレ札幌』へ加入すると、高卒1年目からいきなりレギュラーとして活躍。
2015年には、更なる成長を求めて、『FC東京』へ期限付き移籍します。
しかし『FC東京』には、日本代表の森重選手や、丸山選手がいたために、まさかのリーグ戦出場0に終わってしまいました。
2016年に現在の『川崎フロンターレ』に完全移籍。
レギュラーを獲得し、またU-18日本代表として、リオオリンピック出場に貢献しています。
しかし、5月に骨折してしまったためにオリンピック出場はなりませんでした。
○勉強好き?!
奈良選手は、『コンサドーレ札幌U-18』に入団時に、札幌市内の高校に進学していますが、その高校というのが、『札幌国際情報高校』という北海道でも指折りの進学校でした。
この高校には「普通科」の他に、「国際文化科」、「理数工学科」、「グローバルビジネス科」の3つがあり、奈良選手は「国際文化科」に通われていました。
高校生の頃から「国際文化」を専門に学ぶなんて、もしかしたら将来、海外でプレーすることを考えているのかもしれませんね。
また、高校卒業してすぐにも、『早稲田大学人間科学部eスクール(通信教育課程)』の健康福祉科学科に入学されており、サッカーだけではなく、勉学に対しても貪欲なことがうかがい知れますね。
○結婚してるの?!子供は?
今後、人気がでそうな奈良選手ですが、残念ながら、すでに21歳の時に結婚されています。
サッカー選手って結婚するのが早いイメージがありますが、21歳とは本当に早いですね。
また、結婚された相手が、日本ハムファイターズ専属のチアリーダーを務めるファイターズガールだったというのも驚きです。
けど、よくよく考えてみれば、日本ハムも、奈良選手が結婚当時所属していたコンサドーレ札幌も、同じ札幌ドームを本拠地しています。
果たして出会いがどのようなものだったのか……気になりますね。
また子供に関する情報は、今のところ見つかりませんでした。
○年俸は?
奈良選手の現在の年俸は1000万円。
年俸推移はこちらです
2017年 | 川崎フロンターレ | 奈良 竜樹 | 24歳 | 1000万円 |
2016年 | 川崎フロンターレ | 奈良 竜樹 | 23歳 | 800万円 |
2015年 | FC東京 | 奈良 竜樹 | 22歳 | 1500万円 |
○目標とする選手
奈良選手が目標に掲げるのは、パリSGに所属するチアゴ・シウバ選手。
その理由は
「弱点がなくてできないことがないから」
チアゴ・シウバ選手も、身長183cmと、奈良選手と同じくそれほどセンターバックとして、背が高いわけではありませんが、スピード、ポジショニング、空中戦の強さとセンターバックとしてすばらしいだけではなく、戦術眼や攻撃の組み立てなどにも優れており、世界最高のDFの一人といわれています。
日本代表にいつ呼ばれてもおかしくないといわれている奈良選手
もし、チアゴ・シウバ選手のように万能型のディフェンダーに成長すれば、日本代表にとっても強力な戦力になること間違いなしですね。