仙台大学時代、仙台六大学リーグの通算安打記録を塗り替えるなどし、ドラフト候補にも名が挙げられた松本桃太郎選手。
まさかの指名漏れを受け、現在はHonda鈴鹿でプレーしています。
2018年は再び、プロ入りをかけた1年になりそうです。
名前:松本 桃太郎(まつもと ももたろう)
出身地:北海道岩見沢市
生年月日:1994年11月11日
身長:177cm
体重:87kg
投打:右投げ左打ち
ポジション:サード
家族:両親、兄、妹、弟
血液型B型
経歴:岩見沢中央小学校→岩見沢光陵中学校→北海高等学校→仙台大学→Honda鈴鹿
『桃太郎』という、とても印象に残る名前ですね。
由来は『多くの仲間を作ってほしい』との思いが込まれらえているそうです。
小学3年生の時に「岩見沢CSB」で軟式を始めました。
中学時代は、「札幌新琴似シニア」でプレー。
1年生と3年生の時に、リトルシニア日本選手権に出場しています。
3年時には、同大会で準優勝を経験しました。
〇北海
高校では1年秋からベンチ入り。
レギュラーではありませんでしたが、秋季北海道大会で優勝を経験しています。
続く選抜大会では、背番号15で出場し、2試合で3打数1安打1打点をマーク。
打点を、1対0で辛勝を収めた天理戦での代打決勝打で上げる活躍で、ベスト8進出に貢献しました。
2年夏の道大会では、3番ファーストとしてスタメン出場し、甲子園の春夏出場を果たしています。
しかし甲子園ではノーヒットにおあり、チームも一回戦敗退でした。
2年秋の新チームからは、4番サードを任されるように。
秋の道大会は準決勝で敗退しましたが、翌年春の大会では、10度目の全道大会優勝を達成しています。
3年夏の大会では、12打数5安打の活躍を見ましたが、ベスト4敗退に終わりました。
〇仙台大学
高校卒業後、仙台大学へ進学。
松本選手は、東洋大学への進学を希望していたようでしたが、セレクションで不合格となってしまいました。
その後、仙台大と富士大から声をかけられています。
仙台大を選んだ理由として、
「将来的にはプロで行きたいという希望がありました。仙台六大学には東北福祉大もいるので、スカウトに見てもらいやすいということが進学を決めた理由の一つです」
と話しています。
大学では入学直後の、1年春からサードでレギュラーの座を獲得。
すると同年秋に、11試44打数21安打17打点、打率.477の好成績を収め、1年生初の3冠を達成し、MVP、ベストナイン、特別賞のタイトルを獲得しました。
そしてそれ以降も、2年秋を除いて全てで打率3割越えを達成するなど、リーグ屈指の強打者として注目を集めています。
大学4年間で獲得したタイトルは、
・MVP 2回
・特別賞 2回
・ベストナイン 5回
・首位打者 3回
・最多本塁打 4回
・最多打点 2回
となっています。
リーグでは飛び抜けた存在、といった感じですね。
そして最も注目を浴びた記録が、25年ぶりの更新となった連盟の通算安打記録の120安打です。
〇なぜ指名漏れ?素行の問題?
ドラフトの際には、
西武
「サードを守れるパワーヒッターと聞いている」
ソフトバンク
「スイングの力が大学生でずぬけている。プロでも十分通商する」
とコメントを出すなど、指名は確実のように思われていました。
しかし、結果はまさかの指名漏れ。
素行の問題では?という声もありましたが、これは当時の仙台六大学リーグのレベルや、右投げ左打ちという、プロに多いタイプの打者であったこと、守備位置がサードやファーストであったことが影響したとみられています。
〇Honda鈴鹿
社会人では、1年目(2017年)から指名打者としてレギュラーを獲得しています。
12月にはアジアウィンターリーグにJABA日本代表として挑み、プロのイースタン選抜やウェスタン選抜との対戦もある中、打率.421の好成績を収めました。
〇プレースタイル
広角へ強い打球が打てる、左の強打者。
勝負強さも注目されています。
大学時代にリーグの通算安打記録を更新するなど、確実性も高く、バッティングセンスが非常に高い選手です。
サードの守備もフットワークがよくこなしています。
〇彼女は?
彼女について調べてみました。
しかし情報はありませんでした。
年齢的にはいても不思議ではないですよね。
もしかしたらオープンにされていないだけで、支えてくれる彼女がいるかもしれませんね。
プロ志望が非常に強い松本桃太郎選手。
今年こそは、という気持ちでいっぱいでしょう。
スカウトにどんなアピールをしてくれるか、楽しみです。
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