関西国際大学のドラフト候補・翁田大勢投手。
西脇工業時代には二刀流として活躍していた本格派のピッチャーです。
高校3年秋にはプロ志望届を提出するも指名漏れを経験。
それでも大学進学後にストレートの最速152km/hまでアップさせ、プロアマ交流試合で好投を見せるなど、スカウトからの評価を高めています。
※追記 読売ジャイアンツドラフト1位!
〜もくじ〜
翁田大勢のプロフィール
名前:翁田 大勢(おうた たいせい)
生年月日:1999年6月29日
出身:兵庫県多可町
身長:181cm
体重:92kg
投打:右投げ右打ち
ポジション:ピッチャー
経歴:多可町立八千代北小学校→多可町立八千代中学校→西脇工業高校→関西国際大学
翁田大勢の姉
翁田大勢投手の5学年上のお姉さんは陸上選手の翁田あかりさんです。
西脇工業を卒業後、天満屋に入社。
長距離を専門とし、3000mの岡山県記録を保持しています。
現在は天満屋を退社されているのでしょうか?
陸上部のホームページからは名前が消えていますね。
2、3年前までは天満屋所属として活躍されていた気がするのですが・・・。
第2回中国実業団長距離記録会 女子3000m 5着 翁田あかり選手(天満屋) pic.twitter.com/meHttZQN4W
— M.Kawaguchi (@rikujolove) September 16, 2017
翁田大勢の兄
また、翁田大勢投手の4学年上のお兄さんの翁田勝基さんも西脇工業のOBで、ドラフト候補でした。
高校時代にはエースとして活躍!
2013年には春夏通じて初の甲子園出場に貢献しました。
明日は西脇工業のエース翁田勝基がついに甲子園のマウンドに上がるけどまさかこんな日がくるとは思わなかった♪
— 上田 涼貴 (@atu0820ueda) August 10, 2013
少年野球からずっとバッテリー組んできたけど甲子園でバッテリー組んでみたかったし球受けてリードしてみたかたわ(T^T)
明日は暴れてこいよ!!
ひろきも将もがんばれ♪
高校卒業後は愛知大学に進学しましたが、現在は野球を辞められているようですね。
翁田大勢の小中学時代
翁田大勢投手は小学1年生から八千代北少年野球クラブで軟式野球を始めました。
中学時代は氷上ボーイズに所属し、ショートとしてプレー。
小中学時代には全国大会出場の経験はなし。
卒業後は姉と兄が通っていた西脇工業に進学します。
翁田大勢の高校時代
翁田大勢投手は1年春から野手としてベンチ入り。
1年夏の兵庫県大会では全2試合に4番・ファーストでスタメン出場し、6打数3安打の成績を残しています。
翌2年夏の兵庫県大会では4番・レフトで出場し、4回戦まで進出。
2年秋の新チームからは背番号1を付けて出場します。
2年秋の兵庫県大会では登板の機会が無いまま2回戦敗退でしたが、
3年春の兵庫県大会では強豪・東洋大姫路相手に4安打完封を見せ、プロから注目されるようになっていきました。
3年夏の兵庫県大会では4番・ピッチャーとして出場。
5回戦まで勝ち進みましたが、最後は育英高校に0対2で敗れ、甲子園出場はなりませんでした。
育英2-0西脇工(試合終了)
— 西尾典文 (@Norifumi_Nishio) July 23, 2017
翁田大勢(西脇工)は148キロをマークした後に急に失速して7回に先頭打者に四球を与えたところで降板。野上諒(育英)は最後まで安定した東京で4安打完封勝利。試合時間は1時間54分でした。#高校野球#兵庫大会 pic.twitter.com/w3uspOdFbu
高校3年の秋にはプロ志望届を提出。
しかし、指名漏れに終わり、関西国際大学に進学しました。
翁田大勢の大学時代
大学では2年春からリーグ戦で登板。
2年秋には先発2番手として2勝1敗、防御率2.41の好成績を残しています。
翁田大勢 投手
— 五条坂のぼーる (@noball_2strike) May 6, 2019
(西脇工〜関西国際大学2年)
腕を下げたややサイド気味から最速148kmの直球とスライダー。安定して140km中盤を叩き出す。
例えるなら暴れ馬のように、2つの意味で手がつけられないといった力強さと不安定さをあわせ持つ豪腕。 pic.twitter.com/t4HRuOGNhq
翌年3月の阪神2軍とのプロアマ交流戦では4イニングを投げ、3安打2失点5奪三振の好投!
150km/h台を連発し、スカウトからは「来年の上位候補!」と高く評価されていました。
その後、3年春のリーグ戦は新型コロナウイルスの影響で中止。
3年秋のリーグ戦は右肘の炎症ため登板なしに終わっています。。
翁田大勢のプレースタイル
翁田大勢投手はストレートで押すピッチングが持ち味のパワーピッチャーです。
最速152km/hのストレートはナチュラルに動くクセ球。
変化球はスライダー、カーブ、シンカー、スプリット。
関西国際大学のOBにはロッテ・益田直也投手がいますが、
同大学の鈴木英之監督は
「翁田は大学時点ではスケール、レベル、ポテンシャルが違う。体の強さは益田より上。ランニング、フィールディングも速いし、打者で使いたいと思うぐらい打撃もすごい」
と、身体能力の高さを絶賛しています。
遠投110メートル。
50メートル走6秒3。
翁田大勢のスカウト評価
巨人・岸スカウト
「来年の上位候補になってくるのは間違いない。体に力があって、潜在能力は(同大学OBでロッテの)益田(直也)より上かもしれない」
阪神・山本スカウト
「ボールの力がある。細かい制球と変化球の制度が上がれば」
翁田大勢のまとめ
関西国際大学からは2008年に榊原諒投手(日本ハム2位)と伊原正樹投手(オリックス2位)、
2011年に益田直也投手(ロッテ4位)が直接プロ入りを果たしています。
その内、榊原投手と益田投手は新人王を受賞しています。
翁田大勢投手にはプロ入りはもちろん、プロでは新人王争いをするぐらいの活躍を期待したいですね!