履正社高校のドラフト候補・内星龍投手。
名前の“星龍”は「せいりゅう」と読みます。
後で書きますが、お父さんの名前が“文武”であることを考えると、もしかしたら、四神(青龍、朱雀、白虎、玄武)の“青龍”を意識して付けられたのでしょうか?
内星龍投手は身長190cmから最速148km/hのストレートを投げる大型ピッチャーです。
層の厚い履正社ということもあり、高校3年夏までは公式戦での登板がなかった内星龍投手ですが、
チームメイトの関本勇輔捕手、小深田大地選手らともに高卒でプロ入りを目指しています。
※追記 2020年東北楽天ドラフト6位!
履正社の内投手は3回被安打1、6奪三振1失点(自責0)。公式戦初先発に「練習試合と変わらない感じでやれた。高めに浮いたので次の試合までに修正したい」と話していました。この後は、絶好調の小深田選手について。#高校野球 #独自大会 #大阪 #履正社 #内星龍 pic.twitter.com/2LsEw203H7
— 毎日新聞高校野球 (@maikoukouyakyu) July 22, 2020
内星龍のプロフィール
名前:内星龍(うち せいりゅう)
出身:大阪府吹田市
身長:190cm
体重:84kg
投打:右投げ左打ち
ポジション:ピッチャー
経歴:吹田市立千里新田小学校→吹田市立南千里中学校→履正社高校
内星龍の父
内星龍選手の父・文武さんもかつては野球をされていました。
ポジションは外野手。
近大時代は巨人の二岡智宏3軍総合コーチと同期で、一緒にプレーしています。
卒業後はヤマハでプレーし、ドラフト候補として名前が挙がったこともあったそうです。
現在は、内星龍投手が中学時代に所属していた北大阪ボーイズでコーチをされています。
内星龍の小中学時代
内星龍投手は小学生から軟式野球を始めました。
小学6年生の時にはセレクションを勝ち抜き、阪神ジュニア入りを果たしています。
中学時代は北大阪ボーイズに所属。
卒業後は履正社高校に進学します。
内星龍の高校時代
高校では1年生からベンチ入り。
しかし、入部当初から、なかなかフォームが定まらず、なかなか公式戦で登板することはできませんでした。
不調が続いて、心が折れかけたこともあったと言います。
そんな時に支えてくれたのはクラス担任でもある多田晃コーチでした。
練習後に電話したり、昼休みに相談に乗ってもらったりしたそうです。
「先生がいなければ駄目になっていた」
と言います。
いい指導者に巡り合えてよかったですね!
2年冬からオリックスの山本由伸投手のトレーニング動画を参考にしてフォーム固めに取り組むと
「球の質が変わって球速も出るようになった」
と急成長!
3年生になると最速148km/hを記録するようになり、履正社の岡田龍生監督からも
「この冬一番成長が著しい」
と信頼を勝ち取りました。
履正社高校 内星龍くん
— チョク (@chiyoku07) November 2, 2019
いつそのベールを脱ぐのかと楽しみにしてましたが
出場はなく、春に持ち越し。。
田淵くん、辰巳くん、衣笠くんらとともにエース奪還を目指して冬に入ってもらいたいです! pic.twitter.com/WVOXxvVat9
3年夏の大阪府大会初戦では公式戦初登板を初先発で飾り、3回を1安打1失点(自責点0)に抑えています。
内星龍のプレースタイル
内星龍投手は将来性を高く評価されているプロ注目のピッチャーです。
身長190cmから投げ下ろされる最速148km/hのストレートは威力十分!
2年秋には公式戦での登板はないものの、練習試合では11試合に登板。
40回1/3を投げ、44個もの三振を奪っています。
履正社のピッチャー、オリックスの山本のフォーム意識してるっぽい pic.twitter.com/SB9ULwlfBB
— taku (@taku68673550) July 26, 2020
遠投100m。
50m6秒3。
内星龍の進路
内星龍投手はすでに6月にチームメイトの関本勇輔捕手、小深田大地選手らともにプロ志望を表明しています。
その時点では公式戦未登板だったため、周りは進学を勧めたそうですが、内星龍投手の高校からプロへ!という想いは変わりませんでした。
内星龍のスカウト評価
巨人・武田チーフスカウト
「スピード以上にキレと角度を感じる」
内星龍のまとめ
内星龍投手の高校での実績は少ないですが、
今後の活躍次第では十分、ドラフトでの指名はあると思います。
8月に行われる甲子園での交流試合ではどんなピッチングを見せてくれるのか、とても楽しみですね!