八尋大誠投手がすごい!
中学卒業後、わずか16歳でメジャーリーガーを目指し、単身カナダで野球を続けていた八尋投手。
2018年には、メジャーリーグスカウトや大学スカウトの前で試合をする「ショーケース」でMVPを獲得する活躍を見せました!
この秋からは、多くのメジャーリーガーを輩出する名門短大への進学が決定しています。
着々とメジャーへの道を進んでいますね。
早速、未来のメジャリーガー・八尋投手についてまとめてみました。
八尋大誠投手のプロフィール
名前:八尋 大誠(やひろ たいせい)
出身:大阪府
身長:187cm
体重:80kg
投打:左投げ
ポジション:ピッチャー
八尋大誠投手の小中学校時代
5歳の時に、父・崇之さんとキャッチボールをしたことがきっかけで野球を始めました。
小学生の時は桜井谷少年野球部でプレー。
小学6年生の時にはオリックス・バファローズジュニアに選ばれ、NPB12球団ジュニアトーナメントに出場しています。
その時は、当時ピッチャーだった藤原恭大選手(2018年ロッテドラフト1位)に次ぐ、2番手投手という立ち位置でした。
中学では、ヤングリーグ・堺イーグルスでプレーしています。
野球留学
中学卒業の際には、強豪高校からの誘いもありましたが、メジャーリーガーになるという夢をかなえるために、野球留学を手伝う日本の企業を利用して、一人でカナダへ渡りました。
中学生で海外でプレーしようと決意するなんて、なかなかできる事ではありませんよね。
絶対にメジャーになるんだ!という強い意志を感じます。
本人は
「カナダに来ることに対して怖かったということはないです。楽しみの方が大きかった」
と言っています。
…ところで、日本では、他県の高校に野球のために進学すると、『野球留学』なんて言われますが、これこそが本当の『野球留学』ですよね。
今の時代、国内移動したくらいで『野球留学』なんて呼ぶのは、もう古い考えなのかもしれません。
カナダでは、バンクーバー近郊で地元の公立高校に通いながら、BCPBL(ブリティッシュコロンビア州プレミアベースボールリーグ)のアボッツフォード・カージナルスでプレーしていました。
巨人のマシソン投手も、高校時代はBCPBLでプレーしていたそうです。
ショーケース
アメリカには、アメリカ・カナダの有望選手を集めてチームを作り、大学やプロのスカウトの前で試合をさせる「ショーケース」と呼ばれるイベントがあります。
八尋投手は、全米最大級のショーケースイベントで、2試合合計14回を投げ、被安打4、自責1、25奪三振5四球と圧倒的な投球を見せました。
ショーケースを主催するパーフェクトゲーム社の採点では、100名以上の投手の中、全米1位という好成績でした。
ヤバパイ短大
ショーケースで好投したことで、40校以上の大学からオファーが届いたようです。
八尋投手はその中から、アリゾナ州のヤバパイ短大を選択しました。
ヤバパイ短大に決めた理由については、“アマチュア球界屈指の投手コーチで、カーショー投手(ドジャース)らを育てたジェリー・ドーソン投手コーチがいる”ことが大きかったそうです。
ジェリー・ドーソンコーチは八尋投手について
「メジャーリーガーを何十人も出してきたが、1番の教え子はカーショー。君は背格好も投げ方も、大きなカーブを使うのもカーショーに似ている。体を大きくしていけば球速もあと10マイルは出る」
と言っています。
ジェリー・ドーソンコーチの下でなら、さらに成長をしていけそうですね。
八尋大誠投手のプレースタイル
187cmの長身から角度のあるストレートを投げるサウスポーです。
ストレートの最速は86マイル(約138km/h)ながら、回転数の多く、数字以上のノビがあります。
ショーケースでは、ほとんどの三振を真っすぐで奪って、スカウト陣を驚かせていました。
井川慶投手
八尋選手が憧れている選手は、元阪神タイガースの井川慶投手です。
八尋選手は元々右利きでしたが、井川選手に憧れて、左投げに転向したのだそうです。
井川投手もメジャーに挑戦しましたが、残念ながら活躍したとは言いにくい結果でした。
八尋投手には井川投手のぶんもメジャーで活躍してほしいですね。
八尋大誠投手のまとめ
この秋からヤバパイ短大に進学する八尋投手。
ここで結果を出せば、2年後、即戦力として4年制大学への編入や、MLBからのドラフトで指名される可能性があります。
今後も八尋投手には注目して、応援していきたいですね!