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久乗聖亜(東山)進路やプレースタイルは?身長体重や出身も!

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第97回全国高等学校サッカー選手権大会注目選手⑤

 

古豪・東山高校背番号10を背負うFW久乘聖亜選手
経歴やプレースタイルから、高校のOBの鎌田大地選手になぞらえ、「鎌田2世」とも呼ばれている選手です。
3年夏のインターハイではエースとして活躍し、ベスト4入りに貢献しました。

高校最後の大会である全国高等学校サッカー選手権では、更なる活躍が期待されています。

 

プロフィール


名前:久乘 聖亜(くのり せいあ)
生年月日:2001年3月31日
出身:京都府
身長:179cm
体重:63kg
ポジション:FW
経歴:京都サンガF.C. U-15→東山高校

 

中学時代

中学時代、「京都サンガF.C. U-15」に所属。
当時のポジションはボランチでした。

京都U-15の同じポジションには、高校生でJリーグデビューを果たした福岡慎平選手江川慶城選手がいたため、あまり試合に出られませんでした。

また、京都U-15時代に活躍できなかった理由として、周りと比べて『身体の成長が遅かったから』というのがあります。
現在は180cm近くある久乘選手ですが、中学入学時の身長は140cm台でした。

この頃の年齢は、成長の“早い、遅い”の差がプレーにはっきりと出ますからね。
厳しかったんではないでしょうか。
しかも、久乘選手の誕生日は3月31日!
ほぼ1歳差がありますからね。

結局、身長は中学3年間で約20cm伸びましたが、京都U-18に昇格することができず、地元の東山高校に進学しました。

 

東山高校

東山高校を選んだ理由について
「京都U-15の時は同じポジションに福岡慎平や江川慶城がいたため、あまり試合に出られず、二人の陰に潜んでいました。U-18に上がれないと自分でも分かっていたので、高校で皆を驚かせよう、ぎゃふんと言わせてやろうと考えました。
そうした中で、東山なら知っている選手も多く強いチームになれるのではと感じました。プロや大学を考えた際にも、東山が一番良いと思ったのも選んだ決め手です」
と語られています。

高校ではFWに転向します。
身長さらにも伸びて、高3夏の時点で179cm
ボランチ時代から視野の広さパスセンスに定評があった久乘選手は、身体の成長とともにスプリント力パワーが増し、関西を代表するFWへと成長していきました。

初めて出場した3年夏のインターハイでは、エースとして活躍し、ベスト4入りに貢献。
個人でも優秀選手に選ばれています。

 

プレースタイル

久乘選手は自分で決めるだけではなく、視野が広く、チャンスを演出するスルーパスが得意な選手です。
本人言うには
「自分、強引に行くタイプではないと思っています。でも、周りを見て、落ち着いて仲間を活かすプレーとか、キックで決めきる決定力は自分の良さだと思っている」
とのことです。

目標とする選手はネイマール選手で、ネイマール選手のように、テクニックも多彩でシュートも巧い選手になりたいそうです。

 

鎌田2世

スルーパスが得意なところなどから、高校の先輩・鎌田大地選手(シント=トロイデン)を彷彿とさせ、「鎌田2世」と呼ばれています。
高校でJリーグのユースに昇格できずに、東山高校に進学したという経歴も鎌田選手と同じですね。

鎌田選手と比べられることについて
「全然申し訳ないくらい。凄く鎌田くんとは比べ物にならないと思うんですけれども、そう言ってもらえるからには恥じないプレーをしたいですし、勝たせるプレーをしたい」
と話しています。

ビッグマウスで有名な鎌田選手に対し、久乘選手はとても謙虚な性格のようです。
しかし、だからと言って気が弱いわけはなく
東山高校・福重良一監督は久乘選手について
「あの子は気持ちが強い。メンタルの強さがある。安心して観てきた選手です」
と評価しています。

 

進路

久乘選手の目標は「高卒プロ入り」です。
しかし、高校3年の11月末現在、Jリーグのチームに内定が決まったという情報はありません

久乘選手はまだまだ成長途中の選手です。
大学で経験を積んで、Jリーグ入りを目指すのも悪くはない選択かもしれませんね。

※進路についてはわかり次第追記します。