社会人野球の日本選手権で、現役高校生がマウンドに上がりました。

そのニュースに驚いた方も多いはずです。

主役はCLUB REBASEに所属する17歳の田口吟投手。

茨城県の水城高校を1年で中退し、通信制の水戸南高校へ転入した異例の経歴の持ち主です。

目指したのは甲子園ではなく、社会人野球を経てのプロ入り。

まずはその1歩として、日本選手権のマウンドに立ちました。

この記事では田口吟投手のプロフィールや球速球種、そして異例の進路を選んだ理由をまとめます。

田口吟のプロフィールと球速球種

田口吟投手とはどんな選手なのか。

基本プロフィールと球歴、武器の球速・球種から見ていきましょう。

田口吟のプロフィール

氏名:田口 吟(たぐち ぎん)
生年月日:2009年4月10日生まれ

出身:茨城県水戸市
身長・体重:174cm・69kg、
投打:右投げ右打ち
ポジション:ピッチャー
経歴:水戸市立見川小学校→水戸市立見川中学校→水城高等学校(中退)→

経歴と球速球種

田口吟投手は水戸市立見川小3年時に「上中妻ニューフレンズ」で野球を始めています。

水戸市立見川中学時代は「水戸リトルシニア」で投手としてプレー。

ストレートの最速は148km/h。

変化球はカーブ、スライダー、フォークです。

水城高校を中退し水戸南高校へ転校した理由

強豪・水城高校を1年で離れ、通信制へ。

その決断の背景には何があったのでしょうか。

田口吟投手が選んだ進路を整理します。

甲子園よりプロへの最短距離を選択

水城高校へ進んだ当初は、多くの球児と同じく甲子園を目標にしていました。

転機は1年の途中に訪れます。

中退を決め、社会人野球を経由する道へ舵を切ったのです。

背景にあるのは、将来のNPB入りやMLBでのプレーという目標。

そこへ向かう最短ルートとして、高校野球とは別の道を選びました。

いばらの道を切り拓くパイオニア

2026年4月、田口吟投手は水戸南高校の通信制課程へ転入します。

学業は通信制で進め、野球は自ら探したチームで続ける形です。

高校生が社会人チームで勝負する、前例の少ない選択。

本人も「いばらの道」と表現しています。

それでも、同世代と違う道を歩むことに迷いはありません。

自分が先例になるつもりで、練習に打ち込んでいます。

CLUB REBASEとはどんな野球チーム?

田口吟投手が飛び込んだ「CLUB REBASE」とは、どんなチームなのか。

概要と、選手が成長できる環境を紹介します。

チームの概要と目指す理念

CLUB REBASEは、東京都野球連盟に所属する社会人野球のクラブチームです。

掲げる理念は「もう一度本気で野球をやりたい」。

仕事や家庭と野球を両立できる環境が特徴です。

元NPB選手を含む実力者がそろい、レベルは高め。

2026年には全日本クラブ野球選手権大会で優勝し、クラブチーム日本一にも輝きました。

プロも利用する充実した練習環境

チームの母体「REBASE」は、プロ野球選手も通う指導・練習施設です。

阪神の森下翔太選手が中央大時代から利用していたことでも知られています。

田口吟投手にとっての利点は、元NPB選手から直接アドバイスをもらえること。

本人も「自分にとってすごくプラスの環境」と話しています。

CLUB REBASEのチームメイトには高校生の松本怜青選手、東芝を退団し、加入した西村王雅投手らがいます。

松本怜青選手についてはこちらを→松本怜青(野球)の現在や高校は?父や兄弟もすごい?出身中学は?

西村王雅投手についてはこちらを→西村王雅のwiki風経歴!父や兄弟もすごい?素行が悪い?

CLUB REBASE加入と投手としての成長

入団の経緯と加入後の成長を見ていきます。

入団のきっかけは田口吟投手自身の行動でした。

自ら探したCLUB REBASEに直接電話をかけ、入団を直訴。

そこから加入が決まっています。

練習は週末が中心で、周りは年上の社会人選手ばかり。

その環境で、フォームのメカニクスを根本から見直しました。

成果は数字に表れています。

入団後に球速は約8km/h伸び、最速は148km/hに到達。

ストレートの平均球速も上がっているそうです。

社会人野球日本選手権での歴史的登板と反響

成長を重ねた田口吟投手に全国の舞台が待っていました。

日本選手権でのマウンドと、広がった反響を振り返ります。

京セラドームのNTT西日本戦で救援

2026年11月3日、京セラドーム大阪で「第51回社会人野球日本選手権大会」の1回戦が行われました。

相手は強豪のNTT西日本です。

0対5とリードされた4回、1死一・二塁。

ここで2番手としてマウンドに上がったのが、17歳の田口吟投手でした。

ネット騒然の投球成績と今後の展望

スコアボードに並んだのは「56 田口吟 水戸南高」の文字。

「現役高校生が日本選手権で投げている」と、SNSでも驚きの声が広がりました。

初球は147km/h。

自己最速に迫るストレートで、いきなり球場の空気を変えます。

結果は打者4人に対して1/3回、1安打2四球1失点。

数字だけ見れば、厳しい全国デビューでした。

試合後、田口吟投手は「もう二回り成長が必要」とコメント。

大舞台の緊張感を糧に、次を見据えています。

まとめ:いばらの道を歩む17歳・田口吟の未来に注目

水城高校を1年で中退し、水戸南高校の通信制へ。

CLUB REBASEでフォームを磨き、最速148km/hまで伸ばした田口吟投手が、日本選手権のマウンドに立ちました。

初登板は1/3回1失点。悔しさの残る結果でしたが、本人の目はすでに先を向いています。

NPB、そしてMLBへ。

17歳の挑戦は、まだ始まったばかりです。

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