今、高校野球界でもっとも注目を集めているスラッガーの一人が、九州国際大学附属高等学校の上岡煌選手です。
175cm107kgという堂々たる体格から放たれる豪快なフルスイング、そして笑顔あふれるキャラクターで、すでに多くの野球ファンの心をがっちりつかんでいます。
2025年秋の明治神宮大会では、九国の初優勝に大きく貢献。
決勝の9回に放った特大のツーランホームランは、神宮球場を揺るがす一撃でした。
今回はドラフト注目選手としても名前が挙がる上岡煌選手の素顔に、じっくり迫ってみましょう!
上岡煌 九州国際大付2年
— ぶるーたす (@bluamabase) November 18, 2025
体重107㎏の大型一塁手で、どこか九州国際大付の先輩佐倉を彷彿とさせる選手。2年秋には背番号13で九州大会決勝からスタメンに名を連ねると、神宮大会ではレフト方向への巧みな打撃で山梨学院戦で2安打、花巻東戦で決勝打(記録はエラー)と活躍中。#本日の選手紹介 pic.twitter.com/cYIGK2JZE4
上岡煌のプロフィール
名前:上岡 煌(うえおか こう)
生年月日:2008年5月17日
出身:福岡県久留米市
身長:175cm
体重:107kg
投打:右投げ左打ち
ポジション:ファースト
経歴:久留米市立諏訪中学校→九州国際大附属高等学校
上岡煌の家族
上岡煌選手の強さの源には、家族の温かいサポートがあります。
大好物はお母さん・優美子さんの手作り肉じゃがと鶏皮ポン酢。
「なんでもおいしく食べてくれます」と、優美子さんは目を細めて話してくれています。
明治神宮大会のインタビューでは「回転寿司30皿」を平らげたと報じられ話題になりましたが、決勝の応援に駆けつけた優美子さんは「絶対にもっと食べてますよ」と一言。
優勝後の取材で上岡煌選手本人も、じつは寿司30皿に加えてうどんを2杯追加していたことをこっそり告白しています(笑)。
そして、上岡煌選手が心の支えにしている存在が、5年前に79歳で旅立ったおじいちゃんの盛忠さんです。
生前、「甲子園に連れて行ってほしい」と語っていたという盛忠さん。
上岡煌選手は、ネクストバッターズサークルに入る際に必ず空を見上げて深呼吸をして、おじいさんを思い出すそうです。
「おじいちゃんが見守ってくれている」——その言葉には、深い絆が感じられますね。
上岡煌の小中学時代
上岡煌選手は福岡県久留米市の出身です。
小学生のころから京町イーグルスで野球を始め、早くから白球に親しんできました。
中学時代は筑後ボーイズでプレー。
中学1年生のときにはすでにボーイズU-13福岡県選抜に選ばれるなど、その才能は早くから光っていました。
中学3年時の日本少年野球選手権大会では3番・ファーストでスタメン出場し、ベスト4入りに貢献。
準決勝の大阪柴島ボーイズ戦では3打数2安打と安定した打撃を見せました。
上岡煌選手の活躍は野球だけではありません。
中学時代は陸上部にも籍を置き、市の大会で砲丸投げに挑戦。
2年生で9メートル10、3年生では10メートル20をマークして優勝を果たしました。
しかも、お母さんいわく「練習はしたことがなく、ぶっつけ本番」だったそう!
鉄球を持っても非凡な才能を発揮するあたり、もって生まれたアスリートのポテンシャルを感じさせますね。
また、久留米市の先輩には、九国で甲子園にも出場しソフトバンク育成入りした佐倉俠史朗選手がいます。
「佐倉さんは小学生の時からすごかった。九国の試合を見て、自分も九国で甲子園に行きたいと思った」
と憧れの先輩の背中を追いかけて九州国際大学付属高校への進学を決断しました。
上岡煌の高校時代
九州国際大附属高校は春3度・夏9度という輝かしい甲子園出場を誇る名門です。
高校では2年秋から背番号13でベンチ入りしましたが、福岡県大会の決勝後に右手首の有鉤骨にひびが入っていることが判明。
それでも上岡煌選手は不屈の精神で、グラウンドに立ち続けました。
九州大会、明治神宮大会を通じて全試合に出場。
明治神宮大会では、準決勝の花巻東戦で逆方向への強いゴロが遊撃手の失策を誘って決勝点を演出。
さらに守備でもスクイズを本塁でアウトにする好返球を見せました。
決勝の神戸国際大付戦では5番ファーストでスタメンに抜擢され、2安打2打点・1本塁打の大活躍で初優勝に大きく貢献しました。
上岡煌(九州国際大付)ホームランきた!!!☺#九州国際 #神戸国際 #高校野球 pic.twitter.com/Mqtm0lImHd
— プロ野球選手が夢だった男@九国・鷹推し (@sportslover358) November 19, 2025
そして2026年春の第98回選抜高校野球大会では、念願の背番号「3」を背負って甲子園の舞台へ。
「冬の間、しっかり強い打撃をする練習をしてきた。それを甲子園で出したい」
と力強く誓いました。
上岡煌のプレースタイル
175cm107kgの体格から「パワー一辺倒のスラッガー」をイメージするかもしれませんが、上岡煌選手の真の魅力はその器用さにあります。
まず打撃面では、フルスイングで長打を狙うだけでなく、バントが得意で、ヒットエンドランも確実にこなせます。
「長打も打てるけど、追い込まれた時や、走者がいる時は小技も決められる。ミート力は自信がある」
と本人も語っています。
九州国際大付属の楠城祐介監督も
「体が大きいんですが、すごく器用な選手」
と太鼓判を押しているほどです。
上岡煌(九国大付・2年)さん…
— 元野球小僧 (@koukou_yakyu3) October 28, 2025
今日も絶妙なバンドを決める!!
そして可愛い🥰 pic.twitter.com/Q8Jn3hBTmD
得意なコースは外から中に入るスライダー。
逆方向にも強い打球を打てるバッティングセンスも持ち合わせています。
守備面でも、107kgの巨体からは想像しにくいほど軽快なフットワークでファーストを守ります。
チームメートからは「チームで一番愛されてる」と評され、チームを鼓舞するムードメーカーとしての一面も。
目標とする選手は松井秀喜さん。
「松井さんのように怖がられるバッターになりたい」という言葉に、大きな夢と向上心が感じられます。
上岡煌まとめ
圧倒的なパワーと器用さを兼ね備えた巨漢スラッガー・上岡煌選手。
家族への感謝、亡き祖父との約束、そして大好きな先輩・佐倉俠史朗選手への憧れ——さまざまな想いを胸に、甲子園のグラウンドに立ちます。
ニコニコ笑顔でベースを回り、チームを盛り上げ、ここぞという場面で大仕事をやってのける。
そんな上岡煌選手から、これからも目が離せません!
秋春連覇を目指す九国の中心選手として、どんなドラマを見せてくれるのか——センバツでの活躍に、大いに期待しましょう!

