富山県からプロ野球界を揺るがす逸材が現れました。
高岡第一高校3年生の左腕・前田侑大投手です。
「前田 侑大」の名前の読みかたは”まえだ ゆうと”
身長173cm体重72kgと決して大柄ではないものの、柔らかいフォームから繰り出す最速147キロのストレートはスカウト陣を唸らせるほどの一級品。
2025年秋の県大会では1試合15奪三振という圧巻の投球を披露し、一気に全国区の注目を集めました。
さらに2026年3月には、日本高野連が発表したU-18日本代表候補の強化合宿に富山県内から唯一選出されるという快挙を達成!
今回はそんな前田侑大投手の家族背景から高校での活躍、プレースタイルまで、徹底的にご紹介していきます!
高岡第一
— ぱ ん だ@H.S. baseball Classic (@iampandua) November 6, 2025
エースの前田侑大は140キロ後半の直球を武器に日本文理打線を苦しめた。しかし守備陣が期待に応えられず4失策。打ち取った打球もヒットになるなど課題が明白となった。しかし打線はコンタクト力が高く、敗れた準々決勝でも中盤以降に追い上げを見せた。#ぱんだ野球ノート2025秋 pic.twitter.com/jaGR5xGwMY
前田侑大のプロフィール
名前:前田 侑大(まえだ ゆうと)
生年月日:2009年1月23日
出身:富山県
身長:173cm
体重:72kg
投打:左投げ左打ち
ポジション:ピッチャー
経歴:高岡市立国吉小学校→高岡市立南星中学校→高岡第一高等学校
前田侑大の父
前田侑大投手の野球好きのルーツをたどると、真っ先に出てくるのが父・孝一さんの存在です。
孝一さんは富山県の強豪・高岡商業高校のOBで、1992年夏の甲子園に出場した経歴を持つ元球児。
甲子園経験者の父のもとで育ったのですから、前田侑大投手の野球センスが高いのも納得ですよね。
孝一さんは息子の指導にも積極的で、自宅の庭にはピッチング用のゲージを設けるほどの熱の入れよう。
前田侑大投手が幼い頃から、夜遅くまでキャッチボールや投球練習に付き合ってくれたそうです。
時には厳しい指導もあったようですが、前田侑大投手は
「父のおかげでしっかりと投げられるようになった。指導は厳しかったが感謝しています」と語っています。
また、試合前には父・孝一さんにバリカンで1ミリの丸刈りにしてもらうのが恒例になっています。
まさに二人三脚で歩んできた親子の絆が、前田侑大投手の強さの根底にあるのです。
そして前田侑大投手には大きな夢があります。
それは「父をもう一度、甲子園に連れて行きたい」という言葉に込められた、親子二代での甲子園出場です。
この言葉を聞くだけで、グッとくるものがありますよね。
前田侑大の兄
前田侑大投手には1歳上の兄・前田悠大さんがいます。
お兄さんは父と同じ高岡商業高校出身の外野手で、3年時にはセンターのレギュラーとして活躍。
打順も1番・3番・5番を任されるなど、チームの中心選手として存在感を放っていました。
3年夏の富山県大会では決勝まで進出しましたが、惜しくも未来富山高校に敗れ甲子園出場はなりませんでした。
前田侑大投手が野球を始めたきっかけは、まさにこのお兄さんの影響でした。
高校進学の際には兄と同じ高岡商業という選択肢もあったそうですが、悠大さんから
「同じチームではなく、敵として対戦したい」
と言われ、前田侑大投手は家族の中でただ一人、高岡第一高校への進学を選びました。
兄弟でライバル関係を作り、互いを高め合おうとするこの姿勢、なんだかカッコいいですよね。
前田侑大の小中学生時代
前田侑大投手の野球人生のスタートは、小学2年生のときでした。
地元・富山県高岡市のビッグファイトボーイズに入団し、投手として軟式野球を始めています。
中学時代は高岡市立南星中学校の軟式野球部に所属。
ファーストと控え投手を兼任しており、いわゆる「エース」という立場ではありませんでした。
しかし、この頃に培った基礎技術と体の使い方が、高校入学後の急成長の土台となっています。
地道に、コツコツと。その姿勢こそが後の飛躍を生んだのだと感じますね。
前田侑大の高校生時代
高岡第一高校に進学した前田侑大投手は、1年生の夏からベンチ入りを果たしています。
背番号18をつけた控え投手という立場ながら、3回戦の魚津戦で先発のチャンスをつかみ、2回4安打1失点の粘投で夏の大会デビューを飾りました。
その後、1年時の秋の予選では北信越4強まで進出。
しかし2年夏の予選では3回戦で敗退するという悔しい経験もありました。
転機となったのは2年秋の新チームです。
エースの座を掴み取った前田侑大投手は、全7試合に先発して北信越8強(県2位)まで牽引。
県大会3回戦の高岡龍谷高戦では6-2の完投勝利を収めつつ、自己最速となる147キロと1試合15奪三振を記録。
一躍プロのスカウトたちの視線を集める存在となりました。
北信越大会1回戦の長野日大戦では10安打を浴びながらも9奪三振で5-4の完投勝利を収めるなど、苦しい場面でも崩れないタフさも証明しました。
さらに、完投試合の翌日に191球完投を記録するスタミナも高く評価されています。
打者としても才能を発揮しており、秋の準々決勝・未来富山戦では三塁打を含む4安打2打点の大暴れ。
投打にわたって高岡第一を引っ張るエースとして、3年生の今季さらなる飛躍が期待されています。
そして2026年3月31日、日本高野連が発表したU-18日本代表候補の強化合宿に、富山県内からただ一人選出されるという栄誉を手にしました。
前田(高岡一)が代表候補 野球U―18強化合宿に招集(北國新聞社)#Yahooニュース https://t.co/NQNv3CUbqF#前田侑大
— 頑張れ!独立リーグ出身者⚾ (@dokuritul) March 31, 2026
前田侑大のプレースタイル
前田侑大投手のプレースタイルを一言で表すなら、「気迫と技術が融合したサウスポー」です。
セットポジションから右足を引き上げて重心を下げ、早めに着地しながら後ろ深めに左肘を使った腕の振りから投げ込むフォームは、体の柔らかさを最大限に活かしたもの。
173cmという投手としては決して大柄ではない体格ながら、打者の手元でグッと伸びる質の高いストレートが最大の武器です。
ストレートの最速は147キロ。
変化球はスライダー、カーブ、チェンジアップ。
スカウトが「面白いボールを投げる」と絶賛するのも、この多彩な球種と強気な投球スタイルがあってこそ。
非公式ながらブルペンでは150キロを2度計測したとの情報もあり、ポテンシャルはまだまだ底を見せていません。
投球スタイルは「真っ直ぐ中心に押す」がベース。
内角への強気のストレートでカウントを整え、スライダーやカーブで仕留める。
シンプルながら、その一球一球に気迫がこもっているからこそ打者を圧倒できるのでしょう。
体重が72kgと細身のため、今後の肉体強化によってさらなる球速アップも十分に期待できます。
冬場のウェートトレーニングを重視し、夏場はポール間ダッシュ20本などで体力強化に励んできた努力家の一面も、長所の一つと言えますね。
前田侑大のまとめ
ここまで前田侑大投手についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
甲子園経験者の父・孝一さんのもと、幼い頃から夜遅くまで投げ込んできた努力。
兄・悠大さんとのライバル関係から生まれた高岡第一高校への進学。
そして2年秋に掴んだエースの座と、自己最速147キロの記録。
すべての点が繋がって、今の前田侑大投手が完成されているように感じます。
「コントロールを磨き、父をもう一度甲子園に連れて行きたい」という言葉には、選手としての向上心と、父への深い感謝が詰まっています。
3年生となった今季、前田侑大投手が富山の地から甲子園という大舞台へと駆け上がる姿を、ぜひ楽しみに見守りましょう!
U-18日本代表候補にも選ばれ、プロのスカウトからも熱視線を浴びる前田侑大投手。
これからの活躍から、目が離せませんね!

