早稲田大学競走部の111代目主将・井上直紀選手。
中学生時代に日本一を経験している今注目の若きスプリンターです。
今年(2025年)の織田記念国際では元日本記録保持者の桐生祥秀選手に先着し、優勝を果たしています。
さらに世界陸上の4×100mリレーメンバーにも選出されていますね。
今回はそんな井上直紀選手の経歴や出身中学、高校などについて調べてみました。
【選手紹介】日本代表初選出!“早稲田大111代主将”井上直紀が世界陸上で駆けるhttps://t.co/oenlpvqKVi#世界陸上 #世界陸上2025
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井上直紀のプロフィール
名前:井上 直紀(いのうえ なおき)
生年月日:2003年9月16日
出身:群馬県高崎市
身長:171cm
体重:63kg
経歴:高崎市立群馬南中学校→群馬県立高崎高等学校→早稲田大学

井上直紀の中学時代
井上直紀選手は高崎市立群馬南中学校の出身です。
中学3年時の全日本中学校選手権の100mでは10秒75の好タイムで、優勝!
自身初の日本一を達成しました。
「中学で日本一を取った経験が、自分を大きく変えた」
と語っており、この経験が自信となって、その後の陸上人生を大きく後押しする原動力となっています。
井上直紀の高校時代
中学卒業後は、群馬県立高崎高校に進学しました。
群馬県立高崎高校は偏差値71の進学校です。
井上直紀選手は、群馬県内の大会で圧倒的な走りを見せ、全国の舞台でも存在感を示しました。
高校3年時のインターハイでは10秒45をマークし、2位入賞を果たしています。
全国インターハイ福井
— 兵庫陸上 28 Athletics Report(ひょうあす) (@kusamo_saitaro) July 29, 2021
男子100m 決勝
栁田大輝選手(東京農大二3)10.31/+1.8
井上直紀選手(高崎3)10.45
愛宕頼選手(敦賀3)10.47
群馬勢強い❗️
ちなみにこの時の1位は井上直紀選手とともに2025年世界陸上のリレー日本代表に選ばれている柳田大輝選手(現・東洋大学)でした。
井上直紀選手と柳田大輝選手は同学年で、同じ群馬県出身ということもあり、中学時代からライバルとして切磋琢磨してきた仲です。
柳田大輝選手についてはこちらを→柳田大輝は態度が悪い?父母や兄弟は?スパイクや進路の就職先は?
井上直紀の大学時代
高校卒業後は、名門・早稲田大学へ進学。
大学では100mの自己ベストを
1年時が10秒39、
2年時が10秒19、
3年時が10秒13、
4年時が10秒12、
と、毎年、更新を続けています。
2025年4月の織田幹雄記念国際では10秒12で自己ベスト更新&初優勝!
決勝では桐生祥秀選手ら日本のトップスプリンターを抑え、見事に勝利しています。
さらに、5月に中国で開催された世界リレーでは、日本代表のアンカーを務め、日本チームの4位入賞に貢献しました。
#世界リレー
— ポイ積 純一郎 社労士AFP投資家 (@poidumi_junichi) May 10, 2025
【速報】リレー日本男子4×100m決勝進出
しかも今季世界タイ記録の37秒84✨
❶サニブラウン(東レ)
❷愛宕頼(東海大)
❸鵜澤飛翔(JAL)
❹井上直紀(早稲田大)
組で圧倒的な1着
pic.twitter.com/FbdpGw70IT
その後も日本学生対校選手権では、悪条件の向かい風の中でも安定した走りを見せ、10秒19で優勝を果たしています。
井上直紀の自己ベスト
100m:10秒12
200m:21秒53
井上直紀のまとめ
井上直紀選手は、
・中学時代に全中100mで日本一
・高崎時代にインターハイ100mで2位
・早稲田大学では111代目主将としてチームを牽引
・2025年には織田記念優勝、日本学生対校選手権優勝、世界リレー代表
など大活躍と、まさに日本陸上界の次世代を担うスプリンターです。
自己ベストの10秒12はすでに日本トップクラス。
本人も「世界陸上を狙えば9秒台はついてくる」と語っており、近い将来の9秒台突入に大きな期待が寄せられています。
世界陸上やオリンピックで、日本代表のユニフォームを着て世界の強豪と戦う姿が今から楽しみですね!
