元力士の安芸ノ州関を父に持つ今田光星さん。
今田光星さんは、アメリカの大学で宇宙工学を学びながら、柔道で全米優勝を果たしている文武両道の人物です。
そんな今田光星さんですが、この度、大学を休学し、角界入りを決めています。
どうして相撲の世界へ進もう思ったのでしょうか。
今回は今田光星さんの経歴と併せて、調べてみました。
新弟子検査で異色経歴 柔道全米王者、ネバダ州立大で宇宙工学専攻…元幕内・安芸乃州の長男、24歳・今田光星https://t.co/GErv33p8B2
— スポーツ報知 (@SportsHochi) February 12, 2025
今田光星のプロフィール
名前:今田 光星(いまだ こうせい)
生年月日:2000年度生まれ
出身:東京都
身長:173.5cm
体重:120kg
経歴:安田学園中学校→安田学園高等学校→ネバダ州立大学
今田光星の父・安芸ノ州
今田光星さんのお父さんは安芸ノ州関(本名・今田賢二)です。
安芸ノ州関は広島商業高校を卒業後、井筒部屋へ入門。
最高位は西前頭9枚目まで昇進しましたが、2000年4月の前橋巡業中に心筋梗塞に倒れ、同年11月に現役を引退しました。
現役引退後は、焼き肉店・安芸の膳や保育園・わんぱくすまいる保育園を経営していましたが、焼き肉店の方は2024年9月に閉店しています。
17年ぶりにお会いできました…
— 仮谷せいら (@SeiraKariya) January 30, 2016
安芸ノ州くん(元安芸ノ州関)と📸
実は初恋の相手なんです!幼心に大好きで、よく稽古を見に行っては安芸ノ州くんと結婚するー!って言い続けていたらしく、ほんとに結婚した時にはギャン泣きしていたそうです😦w pic.twitter.com/mEbgBhMAVw
安芸ノ州関の兄弟子には、元関脇の寺尾関がいました。
安芸ノ州関は寺尾関にとてもかわいがられていたそうで、息子・今田光星さんの名付け親にもなってもらっています。
父は大相撲の井筒部屋に所属した元幕内安芸ノ州。当時の兄弟子が令和5年12月に亡くなった元関脇寺尾(先代錣山親方)で、今田もかわいがられ、「光星」の名付け親でもあるという。
米ネバダ州立大で宇宙工学を専攻 異色の経歴の持ち主が角界入り 寺尾さんが名付け親の今田光星「物理学は相撲にも役に立つ」
今田光星の日本時代
今田光星さんは小学3年生から柔道を始めています。
小学5年生の時には全国少年柔道大会では3位に。
ちなみにこの大会の準決勝で今田光星さんを破ったのは、パリオリンピック90キロ級の銀メダリストの村尾三四郎さんでした。
2人は現在も交流があるそうです。
8/28 小学生学年別柔道柔道大会 【5年生男子45kg超級】 優 勝:浅野 史恩(千葉県) 準優勝:松尾三四郎(茨城県) 第三位:土谷 颯太(大分県) 今田 光星(東京都)
— カピさん 大会モード (@galaxy14judo) August 28, 2011
中学時代には3年時に全国中学校体育大会で団体日本一を経験。
その後、安田学園高校に進学後も柔道を続けていました。
今田光星のアメリカ時代
高校卒業後は
「日本の大学では柔道しかできない。勉強もスポーツも大切にしたかった」
と、語学学校を経て、ネバダ州立大学に進学。
ネバダ州立大学では宇宙工学を学びながら、柔道を続け、2022年のUSオープンでは100キロ級で優勝を達成しています。
これにより、柔道のアメリカ代表入りを打診されましたが
「国籍変更が必要だったので」
と辞退しました。
今田光星の角界入りを決めた理由
今田光星さんが相撲の道へ進もうと思ったのは、2023年に名付け親でもある寺尾関が亡くなったことがきっかけです。
生前、寺尾関が今田光星さんに
「おまえがまわしを着けている姿を見たかった」
と言っていたのを思い出し、入門を決意しました。
今田光星☆
— Lulit (@OneLoveLulit) February 12, 2025
安田学園から米国に進学、ネバダ州立大学で宇宙工学を学ぶ
柔道で米国の学生選手権優勝、2022年USオープン100キロ級優勝
第2の父と慕っていた寺尾からかけられた「お前がまわしをつけている姿を見たかったけどな」この言葉に導かれ音羽山部屋へ相撲経験無く入門👇https://t.co/XmtEkRhsH1 pic.twitter.com/a6w2tx0O73
今田光星のまとめ
今田光星さんの角界での目標は、大関になることだそうです。
道のりは厳しいでしょうが、寺尾関の成れなかった大関に、志を継ぐ今田光星さんがなったら、ステキですね!