智辯和歌山高校のドラフト候補・辻旭陽選手。
チームではクリーナップを任されている強打の外野手です。
3年夏の和歌山県大会では打率4割の大活躍で、2年ぶりの優勝に貢献しました。
また、チームでは主将を務めていて、3年夏の甲子園では選手宣誓をすることが決まっています。
【組み合わせ抽選会】
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選手宣誓を引き当てた智弁和歌山の主将・辻旭陽外野手(3年)#高校野球 pic.twitter.com/zjWUDstqq8
辻旭陽のプロフィール
名前:辻 旭陽(つじ あさひ)
生年月日:2006年度生まれ
出身:和歌山県
身長:176cm
体重:82kg
投打:右投げ右打ち
ポジション:外野手
経歴:和歌山大学教育学部附属中学校→智辯和歌山高校
辻旭陽の小中学時代
辻旭陽選手は小学生から泉州ボーイズ小学部で野球を始めています。
中学校は和歌山大学教育学部附属中学校の出身です。
中学時代は紀州ボーイズでプレーし、3年時にはボーイズ春季全国大会とボーイズ選手権大会に出場。
特にボーイズ春季全国大会ではベスト4入りを果たしていました。
辻旭陽の高校時代
中学卒業後は智辯和歌山高校に進学。
智辯和歌山高校は辻旭陽選手が1年生の夏に甲子園に出場していますが、当時はまだベンチ外でした。
その後1年秋からベンチ入りし、和歌山県大会優勝、近畿大会ベスト4入りを経験。
翌2年春のセンバツはベンチ外で、チームは初戦敗退。
2年夏の和歌山県大会を初戦敗退で終えると、新チームからは主将に就任します。
2年秋の和歌山県大会は準決勝敗退。
3年夏の和歌山県大会では合計4試合に出場し、5打数2安打1打点、打率.400の好成績で、2年ぶり47回目の優勝に貢献しました。
【和歌山大会準々決勝】
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智弁和歌山の主将・辻旭陽内野手(3年)と3安打を放った、上田潤一郎捕手(3年)
27日の準決勝では上田選手の満塁弾が飛び出しました🔥
(撮影・上山淳一カメラマン)#高校野球 pic.twitter.com/7KiGlszoqS
高校通算2本塁打。
智辯和歌山高校の同期のチームメイトには身長197cmの中西琉輝矢投手らがいます。
辻旭陽のプレースタイル
辻旭陽選手はリーダーシップに優れた外野手です。
とても選球眼が良く、3年夏の和歌山県大会では8打席で3つの四死球を選んでいました。
智辯和歌山高校の中谷仁監督は、辻旭陽選手について
「言いにくいことも含めて、コミュニケーションを取ろうとするキャプテンなので、チームは非常に良い雰囲気で進んでいってくれると思う。辻のおかげで」
とキャプテンとしての能力を高く評価されています。
50メートル走:6秒9。
遠投:90メートル。
辻旭陽の進路
辻旭陽選手の高校卒業後の進路はまだわかっていません。
将来の夢は“経営者”ということですので、おそらく大学に進学するものと思われます。
辻旭陽の選手宣誓
辻旭陽選手は夏の甲子園の開会式では選手宣誓を務めることが決まっています。
選手宣誓について
「106回大会にふさわしいような言葉をしっかり言えるように頑張りたい」
と話されています。
どんなスピーチをされるかのとても楽しみですね!
※追記【選手宣誓全文】
宣誓、僕たちには夢があります。
ここ、甲子園で日本一になることです。
100年前、この地に甲子園球場が誕生し、それ以来、全国の球児がここでプレーすることを夢見てきました。
多くの偉大なプレーヤーたちもその思いは同じでした。
青春の全てを懸けてユニホームを真っ黒にしながら、ひたむきに白球を追いかける先輩たちの姿は見る人たちを感動させ、いつしかここ甲子園は聖地と呼ばれるようになりました。
あれからちょうど100年たった今、僕たちはここに立っています。
僕たちには夢があります。
この先の100年も、ここ甲子園が聖地であり続けること。
そして、僕たち球児の憧れの地であり続けることです。
努力したとしても報われるとは限らない。
しかし、努力しなければ報われることはない。
この言葉に励まされ、僕はここに立つことができました。
そして、これからもこの言葉を胸に最後まで戦い抜いていきます。
この聖地で思う存分プレーできることに感謝を忘れず、僕たちのプレーが多くの人々に希望と勇気と感動を与えられることを願って、全力でプレーすることを誓います。
令和6年8月7日、選手代表、智弁学園和歌山高等学校野球部主将、辻旭陽