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選抜高校野球2024の21世紀枠出場校予想!発表はいつ?選考理由は?

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第96回選抜高等学校野球大会の各地区の21世紀枠候補が発表されました。

21世紀枠候補に選ばれたのは以下の9校です。

北海道地区:別海
東北地区:仙台一(宮城)
関東・東京地区:水戸一(茨城)
東海地区:帝京大可児(岐阜)
北信越地区:富山北部(富山)
近畿地区:田辺(和歌山)
中国地区:岡山城東(岡山)
四国地区:大洲(愛媛)
九州地区:鶴丸(鹿児島)

この中から2校が選ばれます。

そこで今回は21世紀枠に選ばれる高校予想してみました。

なお、一般枠の予想についてはこちらをどうぞ↓
選抜高校野球2024出場校予想!代表校決定はいつ?日程や明治神宮大会枠は?

21世紀枠の推薦基準

(1)秋季都道府県大会のベスト16以上(加盟校が129校以上の都道府県はベスト32以上)が対象。

(2)以下の推薦例のいずれかに当てはまる学校。
▽少数部員、施設面のハンディ、自然災害など困難な環境の克服
▽学業と部活動の両立
▽近年の試合成績が良好ながら、強豪校に惜敗するなどして甲子園出場機会に恵まれていない
▽創意工夫した練習で成果を上げている
▽校内、地域での活動が他の生徒や他校、地域に好影響を与えている。

21世紀枠の選考日

21世紀枠出場校2校は、一般選考30校とともに、2024年1月26日(金)の選考委員会で決定されます。

21世紀枠の選考方法

前回までは東日本、西日本から1校ずつに選んだ後、東日本、西日本の区別なく1校の合計3校が選出されていました。

しかし、今回から21世紀枠2校に減ったため、最初から東日本、西日本の区別なく2校が選出されます。

21世紀枠候補の推薦理由と秋大会戦績

別海(北海道)

秋季北海道大会ベスト4

野球部員数は19人で選手は16人。最低気温が0度未満の冬日が年平均で半年以上あるが、農業用のビニールハウスを活用するなど工夫して練習する。春夏の甲子園大会の出場経験はないが、今秋の北海道大会では大会初勝利からベスト4入りを果たした。

仙台一(宮城)

秋季東北大会一回戦敗退

野球部も歴史が古く、文武両道を追求し、ここ数年で複数の東大合格者を出した。部員数は44人。夏の全国選手権に過去3回出場。近年は県内で上位進出も多く、今秋の東北大会2回戦では強豪の八戸学院光星(青森)に2―5と敗れたものの、地力の高さを示した。

水戸一(茨城)

秋季茨城県大会ベスト4

全国有数の進学実績を誇り、野球部員も毎年、難関大へ進んでいる。部員は26人。過去に3回、夏の全国選手権に出場したが、近年は部員の確保が課題になっている。文武両道のため、平日の練習時間は2時間程度に限られる。狭いグラウンドを他部と共有する環境の中、今秋の茨城大会で4強入りした。

帝京大可児(岐阜)

秋季岐阜県大会ベスト16

野球部は春夏の甲子園大会出場実績はないが、2022年夏の岐阜大会準優勝をはじめ、近年県内では上位に食い込んでおり、あと一歩で強豪に惜敗してきた。学業との両立を図りつつ、シーズンオフには近隣の小学校を対象にした野球教室を実施し、地域貢献に励む。「技術の向上は練習だけにあらず」との監督の考えから、近隣の清掃を行うなど、ボランティア精神や社会性を身につける活動にも取り組む。

富山北部(富山)

秋季北信越大会一回戦敗退

1969年に春夏の甲子園に出場したが、以降は富山大会で初戦敗退が続くなど低迷した時期もあった。第93回大会(21年)は水橋との連合チームで21世紀枠の北信越の候補校となった。その後、統合で閉校となった水橋の思いを背負って活動し、今年度の富山大会では夏と秋に連続で準優勝した。地域貢献活動にも励むなど少子化が進む地元にとって心の支えになっている。

田辺(和歌山)

秋季近畿大会一回戦敗退

県立ながら併設型の中高一貫教育で進学実績が高い。選手は1年生9人、2年生9人とベンチ入りメンバーが20人に満たないが、その分、指導者が一人一人をこまやかにフォローし選手の積極性が向上した。今秋の和歌山大会では市和歌山、智弁和歌山の強豪を破って準優勝。近畿大会も1回戦負けながら実力校の京都国際を相手に2―3と競り合うなど力をつけた。「愛される野球部になろう」をモットーに地域貢献に努めている。

岡山城東(岡山)

秋季中国大会一回戦敗退

甲子園大会には過去に春3回、夏2回出場。練習は朝1時間、放課後1時間半程度でグラウンドもサッカーなど他部と共用だが、選手が輪番でその日の振り返りをノートに記入し、それを参考に主将らが次の練習メニューを考案する。効率的で集中力を高く持った練習で、今秋の岡山大会では準優勝を果たした。最寄り駅の駐輪場の清掃活動や小学生を対象とした野球教室など地域貢献にも励んでいる。

大洲(愛媛)

秋季愛媛県大会ベスト8

過疎化の中、現2年生は17人もいて下級生の時から主力として活躍した。準々決勝に進出した今秋の愛媛大会では最終的には敗れたが、一時は大量リードを奪う高い得点力を見せた。センバツ、全国選手権ともに出場歴はなし。2018年の西日本豪雨で被災した選手も多く、ボランティア精神を重視。毎冬に海岸清掃を実施している。

鶴丸(鹿児島)

秋季鹿児島県大会ベスト4

1925年の第2回センバツに鹿児島勢として初出場。グラウンドが狭い上、練習時間は年間を通じて平日は1時間程度しかないが、選手のアイデアで練習を効率化したことで戦績が向上。今秋の鹿児島大会では強豪を次々と破り4強に進出した。

選考理由はいずれも毎日新聞より抜粋。

21世紀枠出場校の予想

一般枠の出場チームとの実力差がありすぎると問題になると考えているのでしょうか?
近年では県大会を勝ち抜いて、地区大会まで進んだ高校が選ばれることが多いですね。

2019年 3校中3校
2020年 3校中3校 
2021年 4校中3校
2022年 3校中1校
2023年 3校中1校

その点からみると、今年の候補の高校の中で地区大会まで勝ち進んでいるのは、
別海(北海道)仙台一(宮城)富山北部(富山)田辺(和歌山)岡山城東(岡山)5校です。

また毎年、文武両道の進学校からも最低1校は選ばれています。

今年の候補校の中で進学校と呼べるのは、
仙台一(宮城・偏差値69)水戸一(茨城・偏差値73)鶴丸(鹿児島・偏差値74)3校です。
※偏差値はみんなの高校情報より

このどちらにも該当している仙台一(宮城)が選ばれる可能性が高いのではないでしょうか。

その他、部員の少ないながらも好成績を残している学校も選ばれやすいので、選手16名で北海道大会ベスト4の別海(北海道)部員18名で近畿大会出場の田辺(和歌山)有力です。

ということで、当サイトでは2024年の21世紀枠仙台一(宮城)別海(北海道)
あるいは仙台一(宮城)田辺(和歌山)と予想します。

別海高校野球部についてはこちらを↓
別海高校野球部の2024メンバー!出身中学や監督は?21世枠候補!