今シーズン、2軍のイースタン・リーグで18本塁打66打点を記録。
最多本塁打と最多打点の2冠に輝いた東北楽天ゴールデンイーグルスの内田靖人選手。
来シーズンの飛躍が期待される若手選手です!
名前:内田靖人(うちだ やすひと)
出身地:福島県いわき市
生年月日:1995年5月30日
身長:185㎝
体重:86㎏
投打:右投げ右打ち
ポジション:三塁手
プロ入り:2013年ドラフト2位
年棒:700万円(2017年)
家族:母、姉
経歴:中央台南中学校→常総学院高等学校→東北楽天ゴールデンイーグルス(2014-)
内田選手は、小学2年生の時に、「常盤軟式野球スポーツ少年団」で野球を始めました。
中学時代に軟式野球部に所属。
また市内選抜チームである「いわき松風クラブ」に入り、4番を務めて、チームを全国ベスト8に導きました。
この時、クリーンアップを組んでいたのが、園部聡選手(オリックス)でした。
○常総学院
常総学院では、1年生から三塁手としてベンチりしています。
2年夏には、予選で打率.455本塁打1打点9をマークし、甲子園に出場。
甲子園では3番・サードを任され、桐光学園の松井裕樹選手(楽天)から2安打を放ち、一躍注目を浴びるようになりました。
3年春には2度目の甲子園となる選抜大会に出場。
初戦で済々黌高校に敗れたものの、自身は大竹耕太郎選手から2安打を放つ活躍を見せました。
3年夏は、県大会で大会タイ記録となる4本のホームランを放ち、チーム最多11打点を記録するなど、まさに中心選手として引っ張り、3度目の甲子園出場を決めています。
甲子園でも2試合で豪快なホームランを放つなど、活躍。
しかしながら、チームは準々決勝で高橋光成選手(西武)擁する前橋育英に逆転負けを喫しました。
3年秋には日本代表に選ばれ、第26回AAA世界野球選手権大会に出場。
DH4番として、準優勝に貢献しています。
その後、2013年のプロ野球ドラフト会議にて「東北楽天ゴールデンイーグルス」から2巡目で指名され、入団しました。
〇成績
1軍の出場経験はまだ少ないです。
4年間で31試合に出場し、92打数13安打本塁打2打率.141打点8と、結果を残しているとは言い難いですね。
しかし2軍では多くの出場機会が与えられており、チームが期待して経験を積ませているのが分かります。
特に今シーズは109試合と過去最多の出場数でした。
また398打数93安打18本塁打打点66も過去最多となります。
打率こそ.234ですが、長打率が.417と優れいます。
確実性が増せば、1軍でクリーンアップを任されること間違いなしでしょう。
※追記
5年目(2018年)は、1軍の試合に過去最高の58試合に出場。
成績は、177打数35安打、打率.198 打点25 本塁打12 三振66となっています。
また同年10月には、プロアマ混成チーム『U-23日本代表』に選出されました。
〇家族愛
内田選手は、小学5年生の時に父を亡くしています。
それからは母・敬子さんが女手一つで、姉と内田選手を育てました。
大きな体を作るために、たくさんの料理を作って食べさせ、ほとんどの公式戦にも応援に駆け付けたそうです。
内田選手は、
「大変な思いをさせてしまった。だから、恩返しがしたい。母の存在が、プロへ行くんだという意識を強くしてくれたんです」
と語ります。
そんな息子に敬子さんは、
「そんな、私に恩返しとかはいいので、しっかりとチームに貢献してほしい」
と答えています。
母は子を想い、子は母を想う。
素晴らし家族愛に溢れていますね。
増々応援したくなります。
母のためにも、来シーズンの1軍での活躍に期待しましょう!!