2026年のドラフト候補として名前が挙がる東北福祉大学の柴田由庵投手。

父は元プロ野球選手で、大学で投手に専念してからの急成長も気になるところです。

リーグ戦初登板でのノーヒットノーラン、キレのある変化球、安定した制球力。

この記事では柴田由庵投手のプロフィールから家族、ピッチングスタイルまでを整理してお伝えします。

柴田由庵のプロフィール

まずは柴田由庵投手の基本情報と、ドラフトを控えた現在の状況を確認しておきましょう。

【柴田由庵投手の基本プロフィール】
名前:柴田 由庵(しばた ゆあん)
生年月日:2004年度生まれ
出身地:埼玉県所沢市
体格:身長181cm/体重88kg
投打:右投右打
ポジション:ピッチャー
主な経歴:盛岡大学附属高校→東北福祉大学

柴田由庵投手は2026年9月20日、NPBにプロ野球志望届を提出しました。

社会人野球は選ばず、進路は「プロ一本」です。

父親ゆずりの素質と大学での実績を手に指名の瞬間を待っています。

柴田由庵の経歴|アマチュア時代からプロ志望届提出まで

柴田由庵投手がどんな道のりでドラフト候補になったのか。

小・中学時代から高校、大学へと、時系列で振り返ります。

埼玉県での小・中学時代

所沢市出身の柴田由庵投手は西武ドーム(現・ベルーナドーム)から徒歩約10分の場所で育ちました。

幼いころから西武ファンで、プロ野球選手を夢見るのは自然な流れでした。

野球を始めたのは保育園児のころ。

小学生時代は武蔵府中リトルリーグ、中学生時代は武蔵府中リトルシニアでプレーしています。

チームの練習とは別に、元プロの父・博之さんが開いた野球塾にも通い詰めました。

父の教えは「人と同じ練習をやっても上には行けない」

この言葉が技術と努力の土台になっています。

岩手・盛岡大附属高時代

中学を卒業すると親元を離れ、岩手の強豪・盛岡大学附属高校へ進みます。

待っていたのは厳しい寮生活で、心身ともに鍛えられました。

高校では投手と野手の両方に取り組み、試合には主にサードとして出場しています。

3年の夏には岩手大会でスタメン出場し、チームのベスト8入りに貢献しています。

高校生活の終わりに気づいたのが、「ピッチャーの方が楽しい」という本心です。

大学では投手一本で勝負すると決めました。

東北福祉大学での躍進

高校卒業後は父の母校でもある東北福祉大学に進学。

ここから本格的に投手専念の道が始まります。

転機は大学2年春、2024年5月12日の仙台六大学野球春季リーグ、東北工業大学戦でした。

リーグ戦初登板・初先発で、9回112球を投げて無安打無失点、6奪三振。

初登板・初先発・初完封・初勝利に加え、連盟史上15人目のノーヒットノーランを達成しています。


3年時には疲労骨折という試練が訪れました。

それでもリハビリを乗り越え、復活を果たします。

4年の2026年6月、全日本大学野球選手権2回戦(中部学院大学戦)では救援で登板。

1回を無失点に抑え、チームのベスト8進出を支えました。

柴田由庵の家族構成|父は元プロで親族は競馬界の名門

柴田由庵投手の背景を語るうえで、家族と親族の存在は欠かせません。

まずは野球を教えた父から、続いて母と兄、最後に競馬界で知られる親族を見ていきます。

父・柴田博之氏と野球塾

柴田由庵投手の父・柴田博之(ひろゆき)さんは、埼玉西武ライオンズで外野手として活躍した元プロ野球選手です。

1軍通算337試合に出場し、俊足を活かして73盗塁を記録しました。

引退後は東京都西多摩郡瑞穂町で野球塾「やきゅうま」を開き、小中学生を指導しています。

息子への指導では、「人と同じ練習メニューをやっても人より上には行けない」と繰り返し伝えました。

技術面はもちろん、自宅での反省会まで含めて、成長を全面的に支えています。

母・香織さんと兄・海斗さん

家庭で柴田由庵投手を支えるのは母と兄です。

母の香織さんは一般の方です。

幼少期からの野球生活、寮生活、リハビリ期間を、陰で支え続けてきました。

柴田由庵投手は2人兄弟で、兄は柴田海斗(かいと)さん。

関東学園大付、帝京大学を経て、2004年までJFE西日本でプレーしていた同姓同名の内野手がいますが、この人がお兄さんかは不明です。

厳しい練習も、ケガの苦しい時期も、家族の見守りがあって乗り越えられたのでしょう。

競馬界に名を馳せる親族

柴田由庵投手の親族には競馬界の著名人が並びます。

・祖父(父・博之さんの父親):元JRA騎手の柴田利秋氏

・大叔父(父の叔父)
:ダービージョッキーで元調教師の柴田政人氏、元調教師の柴田政見氏

・父の従兄弟
:現役JRA騎手の柴田善臣氏

勝負の世界でトップを極めた人たちの血筋。

柴田由庵投手が持つ勝負強さのルーツとも言えそうです。

柴田由庵の球速・球種・フォーム

大学で投手に専念してから、急成長を遂げた柴田由庵投手。

その武器は低い被打率と高い制球力です。

球速、球種、投球スタイルの順に見ていきます。

最速148キロの直球と制球力

柴田由庵投手のストレートの最速は148km/h。

大学4年春の東北学院大学戦で計測しました。

140km/h台中盤から後半の直球は、球速で押し切るタイプではありません。

持ち味は球持ちの良さです。

打者には手元で伸びてくるように見え、芯で捉えにくくなります。

制球力の向上も見逃せません。

大学2年春は11回1/3を投げて与四球7と、課題を抱えていました。

ところが3年春と4年春のリーグ戦では計10回を投げて与四球0です。

練習で磨いたコントロールが数字にはっきり表れています。

多彩でキレのある4種類の変化球

柴田由庵投手の変化球は4種類。

どれも制球できるので、打者は狙い球を絞れません。

スライダー:鋭く曲がり落ちる
フォーク:落差で空振りを奪う
カーブ:緩急をつける
チェンジアップ:タイミングを外す

組み立ての完成度も高く、打者を翻弄する大きな武器です。

通算被打率.118の安定感

最大の強みはヒットをほとんど許さない点です。

仙台六大学野球リーグ戦の通算成績は、21回1/3を投げて被安打8。

被打率は.118まで抑えています。

ノーヒットノーランを達成した初登板をはじめ、そもそも走者を出さない投球が持ち味です。

ランナーを背負う場面が少ないため、失点のリスクも低くなります。

試合を任せやすい投手と言えるでしょう。

先発・救援への適応力と伸び代

役割を選ばない柔軟さも柴田由庵投手の強みです。

大学2年春には先発で完封とノーヒットノーランを記録。

一方、3年時や4年時、全日本大学野球選手権などの全国大会ではチーム事情に応じて救援を務め、三者凡退に抑える投球も見せました。

高校時代は主に三塁手で、投手として本格的に取り組んだのは大学から。

投手歴が浅い分、まだ伸びしろがあります。

野手出身ならではの運動能力も備えており、疲労骨折を乗り越えたいま、今後の成長にも期待がかかります。

【まとめ】柴田由庵投手のプロでの活躍とドラフト指名に期待

父から教わった「人と同じ練習をやっても上には行けない」という姿勢で、実力を磨いてきた柴田由庵投手。

初登板のノーヒットノーラン、通算被打率.118、疲労骨折からの復活が、その積み重ねを示しています。

目指すのは、「プロ一本」で臨む2026年ドラフト。

指名の行方と、プロでの一歩を楽しみに待ちましょう!

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