2026年6月13日、陸上界に衝撃が走りました。
京都・洛南高校2年生の後藤大樹選手が、日本選手権の男子400mハードル予選で48秒31をマーク!
1996年に為末大選手が打ち立てた日本高校記録(49秒09)を、実に30年ぶりに大幅更新したのです。
しかもこのタイム、U18世界最高記録であり、U20世界歴代6位という世界レベルの大記録。
「いったい後藤大樹選手ってどんな選手なの?」
と気になっている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、後藤大樹選手のプロフィールや気になる身長、中学時代からの歩みと実績、そして日本高校新記録が生まれた伝説のレースの詳細まで、まるごと紹介します。
U18世界記録樹立!男子400H予選で高校2年生・後藤大樹が48秒31「ここからは“為末大”じゃなく“後藤大”樹で(笑)」30年ぶりに日本高校記録更新【陸上・日本選手権】(TBS NEWS DIG Powered by JNN)#Yahooニュースhttps://t.co/he8jYDgsT1
— なかじー (@go2sleep_ver3) June 13, 2026
〜もくじ〜
後藤大樹のプロフィールと基本情報
後藤大樹選手は2009年5月5日生まれの17歳。
千葉県出身で、現在は京都府の名門・洛南高校に在学する2年生です。
競技種目は主に男子400mハードルで、2026年現在、日本高校記録保持者として陸上界の第一線で活躍しています。
| 項目 | 詳細 |
| 氏名 | 後藤大樹(ごとう・たいじゅ) |
| 生年月日 | 2009年5月5日 |
| 出身 | 千葉県 |
| 出身中学 | 四街道市立四街道北中学校 |
| 所属 | 洛南高校(京都府) |
| 自己ベスト | 48秒31(日本高校記録・U18世界最高) |
後藤大樹選手は400mハードルだけでなく、110mハードルや100m・走幅跳など複数の種目でも全国トップクラスの実力を持つ、まさにオールラウンドなアスリートです。
小学3年生のころから陸上競技を始め、中学・高校と着実に実力を伸ばしてきました
後藤大樹の身長・体重は公開されている?
後藤大樹選手の身長や体重を調べている方も多いと思いますが、現時点では公式な情報は公開されていません。
これは後藤大樹選手だけの話ではなく、日本陸上競技連盟(日本陸連)の方針によるものです。
個人情報の取り扱い全般についての検討を進めている中で、昨今、伝播性の高いインターネット媒体の普及に伴い、誹謗中傷や誤った情報の拡散などが度々問題視されております。
つまり、後藤大樹選手の身長・体重が見当たらないのは、情報を隠しているのではなく、選手を守るための公式な取り組みの結果なのです。
日本陸連は、アスリートの身長・体重について「今後は非公開とし、収集も控える」という方針を正式に決定しており、その理由としてインターネット上での誹謗中傷や誤った情報の拡散を防ぐことを挙げています。
この度、本連盟では、アスリートの身長・体重について、今後は非公開とし、収集も控えることを基本方針として決定いたしました。
アスリート個人情報(身長・体重)の取り扱いについて
レースの映像を見ると、後藤大樹選手は大きなストライドで力強くハードルをクリアする姿が印象的で、400mハードルのトップ選手らしい恵まれた体格であることは間違いなさそうです。
身長や体重といったデータよりも、48秒31という記録そのものが、後藤大樹選手の実力をなによりも雄弁に物語っていると言えるのではないでしょうか。
後藤大樹の中学時代の活躍と実績
後藤大樹選手の強さは、高校生になってから突然開花したわけではありません。
中学時代からすでに全国トップクラスの選手として名を馳せており、その土台があったからこそ高校での爆発的な成長につながっています。
ここでは、千葉県の四街道北中学校時代に残した数々の輝かしい実績を振り返ってみましょう。
四街道北中での110mH全中優勝と3冠達成
後藤大樹選手が本格的に110mハードルに取り組み始めたのは中学2年生のころです。
参戦してすぐに頭角を現し、中2ながら全日本中学校選手権(全中)に出場するほどの実力を見せました。
そして迎えた中学3年生の2024年シーズン、後藤大樹選手は一気に全国の頂点へと駆け上がります。
8月の関東中学では13秒80をマークして優勝!
続く全中では向かい風という厳しいコンディションの中、13秒93で見事に初の全国制覇を果たし、大会MVPにも選ばれました。
男子110mH優勝は千葉四街道北3年、後藤大樹選手🏆
— 全中陸上LIVEチャンネル【公式】 (@LIVE_TF_Remaker) August 20, 2024
13.93s圧巻の走りです‼️#全中陸上 #陸上 #福井 #福井全中 #110mH pic.twitter.com/yBSl8jjGVl
さらに秋シーズンには国民スポーツ大会(国スポ)でU20規格の少年B男子110mハードルに出場し、中学生として高校生たちを相手に13秒83の中学最高記録で快勝。
翌週のU16大会110mハードルも13秒91で制し、全中・国スポ・U16の「3冠」という偉業を達成しました。
国スポ・U16大会での大会新記録と表彰
国スポでの13秒83は、U20規格における中学最高記録です。
高校生が多く出場する大会で、中学生の後藤大樹選手がトップでゴールするという、周囲の度肝を抜く快挙でした。
この圧倒的な活躍が地元にも届き、大会終了後には四街道市長への表敬訪問も実現しています。
中学生が地元の自治体から直接表彰を受けるのは、それだけ全国大会での成績が際立っていた証といえるでしょう。
なぜ洛南高校を選んだのか?進学の理由
千葉県出身の後藤大樹選手がなぜ京都の高校を選んだのか、気になる方も多いのではないでしょうか。
実はその答えは、中学時代よりもさらに前にさかのぼります。
後藤大樹選手と洛南高校の縁、そして進学を決意したエピソードをご紹介します。
小学6年生で「洛南高校に行く」と心に誓っていた
後藤大樹選手が陸上競技を始めたのは小学3年生のころ。
千葉県のクラブチーム「ima kids」に所属し、短距離やハードル、中距離など幅広い種目を経験しながら競技への情熱を育んでいきました。
驚くべきことに、後藤大樹選手はその小学6年生の段階で、すでに「将来は洛南高校で競技をしたい」という強い思いを抱いていたといいます。
一般的な小学生が高校の校名を具体的に意識することは珍しく、それだけ幼いころから陸上に真剣に向き合い、自分の将来を見据えていたことがわかります。
その夢を胸に中学時代も努力を重ね、全国トップクラスの実績を積み上げた結果、有言実行で洛南高校への進学を果たしました。
洛南高校が選ばれ続ける理由
洛南高校は、京都府に位置する全国屈指の陸上強豪校です。
これまで数多くの日本代表選手や全国大会優勝者を輩出しており、後藤大樹選手が在学した2025年のインターハイでも、男子総合で2年連続12回目の優勝を果たすほどの実績を誇ります。
高いレベルの練習環境、実績豊富な指導陣、そして切磋琢磨できる仲間の存在。
これらが全国から優秀な選手を引き寄せる理由であり、後藤大樹選手が小学生のころから憧れ続けた理由でもあったのでしょう。
高校1年生でインターハイ優勝
洛南高校に入学した後藤大樹選手は、高校1年生にして早くも日本中を驚かせる活躍を見せます。
中学時代は110mハードルを主戦場としていましたが、高校では400mハードルという新たな種目に挑戦。
その結果はあまりにも鮮烈なものでした。高校1年生シーズンに残した数々の記録を振り返ってみましょう。
49秒84でU18日本新・高1歴代最高をマーク
後藤大樹選手が高校初めて400mハードルに本格参戦したのは、入学からまもない春のことです。
2試合目となった近畿高校では51秒11をマークし、早くも高校1年生歴代最高記録を樹立するという衝撃のデビューを飾りました。
そして迎えた2025年夏の広島インターハイ。
後藤大樹選手はここで50秒台をいきなり飛び越え、49秒84という驚異的なタイムをたたき出します。
これはU18日本新記録であり、高校1年生歴代最高、さらに2025年シーズンのU18世界ランキング1位にあたる大記録でした。
高校生として史上4人目の49秒台ハードラーとなった後藤大樹選手は、こうして一躍全国にその名を轟かせたのです。
4×400mリレーでも優勝・多種目で全国入賞
後藤大樹選手のインターハイでの快挙はそれだけにとどまりませんでした。
アンカーを務めた4×400mリレーでも高校新記録(3分07秒25)で優勝。
個人・リレーのダブル優勝という最高の結果で、洛南高校の2年連続12回目の総合優勝に大きく貢献しました。
さらに秋シーズンも複数種目で全国の舞台に立ち続けます。
10月のU18陸上大会では300mハードルに出場し、35秒44のU18日本新記録で圧勝。
U20日本選手権の110mハードルでは4位、
国民スポーツ大会の少年B男子100mでは2位と、
ハードル種目にとどまらない幅広い実力を全国大会で証明しました。
400mハードル・300mハードル・110mハードル・100mと、これだけ多くの種目で全国レベルの結果を残せる選手は非常に珍しく、後藤大樹選手のポテンシャルの高さをあらためて印象づけるシーズンとなりました。
48秒31!日本高校記録を30年ぶりに更新
2026年6月13日、愛知・パロマ瑞穂スタジアムで行われた第110回日本選手権。
名古屋アジア大会の代表選考会も兼ねたこの大舞台で、後藤大樹選手はまた一つ、陸上界の歴史を塗り替えました。
1996年に為末大選手が打ち立てた日本高校記録を実に30年ぶりに更新した、伝説のレースの詳細をご紹介します。
為末大の記録を超えたレースの詳細
レース前、後藤大樹選手は「48秒台を目標にしていた」と語っていました。
スタジアムに入った瞬間、観客の多さと熱気に圧倒されたといいますが、そんな雰囲気をものともしない走りを見せます。
スタートから大きなストライドで積極的に飛ばし、前半5台のハードル間を13歩でカバー。
後半は「200mハードルのイメージ」で15歩のピッチを刻みながら、外側7レーンから他の選手をまくっていきます。
8台目を越えたところで一気に抜け出すと、2023年ブダペスト世界選手権代表の児玉悠作選手を0.53秒差で突き放し、堂々の1着でフィニッシュ。
同組にはトヨタ自動車の豊田兼選手ら実業団のトップ選手が顔をそろえる中での圧勝でした。
タイムが掲示されると、会場はどよめきと歓声に包まれました。
後藤大樹選手本人も
「48秒30台のタイムが出て、信じられない気持ち。今まで聞いたことのない応援の量に圧倒されていたけど、そんな中でこの記録が出たことはとてもうれしい気持ちでいっぱい」
と率直な喜びを口にしました。
【陸上】日本選手権で衝撃の高校生が出現! 洛南高2年・後藤大樹が為末大超え48秒31「うれしい」 https://t.co/9yFd1ejUQM pic.twitter.com/wQrOGW2Mb5
— Tosh菖蒲 (@XGbgUTgY6035059) June 13, 2026
U18世界最高・U20世界歴代6位の大記録
後藤大樹選手がマークした48秒31は、単に日本高校記録を更新しただけにとどまらない、世界レベルの大記録です。
その意義を整理すると、次のようになります。
| 日本高校記録 | 為末大選手の49秒09を30年ぶりに更新 |
|---|---|
| 高校生史上初 | 日本人高校生として初の49秒切り |
| 日本歴代 | 歴代5位にランクイン |
| U18世界最高記録 | 18歳以下で世界トップの記録 |
| U20世界歴代 | 歴代6位にランクイン |
特筆すべきは、この記録が同日に行われた全米学生選手権の2位相当に匹敵するタイムだということです。
17歳の高校生が、世界最高峰のアメリカ学生陸上と肩を並べるレベルに到達していることを示しており、後藤大樹選手が単なる国内の有望選手にとどまらず、すでに世界を視野に入れられる存在であることを証明しています。
今季の快進撃!記録更新の軌跡
高校2年生となった2026年シーズン、後藤大樹選手はまさに「記録更新の連続」ともいえる怒涛の快進撃を見せています。
わずか数週間のあいだに自己ベストを何度も塗り替え、ついには世界レベルの大記録へとたどり着きました。
ここでは、2026年シーズンの記録推移を時系列で振り返ってみましょう。
5月3日|静岡国際:50秒42
シーズン最初の大きな舞台となった静岡国際で、後藤大樹選手は50秒42をマーク。
高校2年生としての歴代最高記録となるタイムで、いきなり今季の好調ぶりを印象づけました。
5月10日|木南記念:49秒34
静岡国際からわずか1週間後の木南記念では、50秒台を大きく突破する49秒34を記録。
一気に高校歴代2位へと躍り出る快走で、為末大選手の高校記録(49秒09)への接近を予感させました。
5月30日|U20アジア選手権:49秒25
木南記念からさらに記録を伸ばし、U20アジア選手権では49秒25をマーク。
国際舞台でも臆することなく自己ベストを更新し、高校記録まであと0秒16という位置まで迫ってきました。
6月13日|日本選手権:48秒31
そして迎えた日本選手権。
後藤大樹選手はここで48秒31という大記録を叩き出し、為末大選手の高校記録をついに突破。
高校生初の49秒切りを果たし、U18世界最高記録まで塗り替えてしまいました。
約6週間で50秒42から48秒31へ、実に2秒11もの大幅更新という驚異的なペースで進化を続けた後藤大樹選手。
記録の推移を見るだけで、今シーズンの勢いがいかに凄まじいものであるかが伝わってくるのではないでしょうか。
ダイヤモンドアスリートNextage認定の注目選手
48秒31という世界レベルの記録を持つ後藤大樹選手ですが、競技実績だけでなく日本陸上界の組織からも「将来の逸材」として正式に認められています。
それが日本陸上競技連盟(日本陸連)による「ダイヤモンドアスリートNextage」への選出です。
ダイヤモンドアスリートNextageとは
「ダイヤモンドアスリート」制度は、日本陸連が2014年から展開している強化育成プログラムです。
国際大会での活躍が期待される次世代の競技者を発掘・育成することを目的としており、日本陸上界における将来の星を見出す制度として広く知られています。
その中でも「ダイヤモンドアスリートNextage」は、ダイヤモンドアスリートの次の世代を担う可能性を秘めた選手を対象としたプログラムです。
ダイヤモンドアスリートと一緒に実際のプログラムを経験しながら、将来のダイヤモンドアスリート入りに向けた準備を進めていきます。
後藤大樹選手が選ばれた理由
2025年11月に発表された第12期のダイヤモンドアスリートNextageに、後藤大樹選手は高校1年生として選出されました。
選出の決め手となったのは、
広島インターハイ男子400mハードルでのU18日本記録49秒84による優勝、
そしてU18陸上大会300mハードルでの35秒44というU18日本新記録での圧勝など、
高校1年生にして複数種目で日本新記録を更新し続けた圧倒的な実績です。
日本陸連からは「新世代のアスリートとして幅広い活躍が期待される」と高く評価されており、単に足が速いだけでなく、複数種目をこなせる潜在能力の高さが将来性の大きな根拠となっています。
高校1年生でダイヤモンドアスリートNextageに選出され、高校2年生でU18世界最高記録を樹立した後藤大樹選手。
このまま成長を続ければ、日本記録更新や世界大会でのメダル獲得も決して夢ではありません。
後藤大樹のまとめ
中学時代に全中優勝・3冠を達成し、小学6年生のころから夢に描いていた洛南高校へ進学。
高校1年生でインターハイを制し、高校2年生でついに日本高校記録を30年ぶりに塗り替える——後藤大樹選手の歩みは、まさに一歩一歩積み上げてきた努力が花開いたストーリーといえるでしょう。
48秒31という記録は、U18世界最高かつU20世界歴代6位。
17歳の高校生がすでに世界のトップレベルに到達していることを考えると、この先の成長がどれほどのものになるか、想像するだけでわくわくしてきます。
後藤大樹選手の陸上人生はまだ始まったばかりです。
日本陸上界の未来を背負うこの17歳から、今後も目が離せません!

