柳ヶ浦高校野球部の鈴木聡監督。
以前は関東学院大学で指導されていたベテランの監督さんです。
2022年8月に柳ヶ浦高校の監督に就任すると、そこから3年で、チームを20年ぶりの甲子園出場に導いています。
今回はそんな鈴木聡監督の経歴や指導方針について調べてみました。
監督の哲学 勝利の鍵は「基礎」にあり
— オー!エス!OITA SPORTS (@os_oita) February 20, 2025
20年ぶりのセンバツ出場を果たした柳ケ浦高校野球部。その躍進の裏には、監督就任3年目の鈴木聡監督が選手たちに植え付けた「基礎の徹底」と「一体感」があった。掃除や時間厳守といった生活習慣の見直しが、勝利て続きは以下からhttps://t.co/ji6OwJ3aNc pic.twitter.com/GQDV3zpPZ6
鈴木聡のプロフィール
名前:鈴木 聡(すずき さとし)
生年月日:1971年8月7日
出身:大阪府岸和田市
経歴:武相高等学校→関東学院大学
鈴木聡の現役時代
鈴木聡監督は大阪府岸和田市ですが、小学2年生の時にお父さんの仕事の関係で、神奈川県に引っ越しされています。
高校は神奈川県の私立・武相高校の出身です。
最初はピッチャーで、2年生から外野手に転向。
甲子園出場はありませんでした。
高校卒業後は関東学院大学に進学。
大学の同期には河原隆一さん(元・横浜ベイスターズ)がおり、大学4年時に副将を務め、全日本大学野球選手権大会に出場。
全日本大学野球選手権大会では決勝まで進出しましたが、小久保裕紀さん(現・ソフトバンク監督)のいた青山学院大学に1対3で敗れ、準優勝に終わっています。
鈴木聡の指導者時代
大学卒業後は1994年春から関東学院大学野球部のコーチとなり、翌1995年から大学から正式採用されました。
コーチとしては小泉陽三監督の下、19度のリーグ優勝を経験。
2011年に監督に就任すると、2012年春季、2017年秋季リーグ戦で優勝を果たしています。
2018年には大学日本代表のテクニカルアドバイザーも務めていました。
2018年からは監督を退任し、大学職員に。
2020年、2021年には野球から離れ、関東学院六浦中学校・高校の事務員をされていました
そして、柳ヶ浦高校のOBの生田勉さん(亜細亜大学野球部元監督)の紹介で、監督就任要請を受け、野球部監督に就任。
柳ケ浦の新監督に前関東学院大監督の鈴木聡氏が就任 野中宣孝氏は退任 https://t.co/nM9hvl4Dj6
— 夏 (@shanikamaenatsu) January 9, 2025
柳ヶ浦高校では2024年秋の九州大会ではベスト4に入り、20年ぶりのセンバツ出場を決めています。
鈴木聡の指導方針
鈴木聡監督はただ勝つことだけではなく、選手の生活習慣を大切にされている監督です。
掃除や時間厳守といった生活習慣の見直しが、甲子園出場につながった、と話されていますね。
「練習前後の掃除やあいさつ、靴やカバンをきちんと並べること。ささいな習慣を大切にすることで、選手たちにルールという意識を浸透させてきた」と鈴木監督は語る。
見えない部分を整える積み重ねがプレーにつながり、「次はもっと頑張ろう」という選手たちの意欲を生み、結果として甲子園という大舞台への切符を手にした。
20年ぶりのセンバツ出場 柳ケ浦の甲子園に懸ける熱い思い 【大分県】
鈴木聡の主な教え子
鈴木聡監督の教え子にはプロ野球選手も複数います。
三橋直樹
投手/横浜ベイスターズ・2005年 大学生・社会人ドラフト4巡目
原拓也
内野手/西武ライオンズ・2006年大学生・社会人ドラフト4巡目
鬼﨑裕司
内野手/東京ヤクルト・2007年大学生・社会人ドラフト3巡目
※いずれも関東学院大学時代の教え子
鈴木聡のまとめ
選手時代を含めて、自身初の甲子園出場を果たした鈴木聡監督。
センバツではどんな野球を見せてくれるのか、とても楽しみですね!