西彼杵高校バレー部の井上博明監督。
九州文化学園の監督時代には15回の日本一を達成している日本の高校バレー界の名将です。
2023年から西彼杵高校バレー部の監督に就任すると、休部状態だったチームをわずか1年で全国大会出場に導いています。
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井上博明のプロフィール
名前:井上 博明(いのうえ ひろあき)
生年月日:1957年度生まれ
出身:長崎県南島原市
経歴:日本体育大学
井上博明の父母
井上博明監督の両親は小学校の先生でした。
幼い頃は小学校の分校に家族4人で暮らしており、小学校1~3年生と福祉学級の担任をお母さんが、4~6年生担任をお父さんが務めていました。
井上博明監督は目の前の子供のために一生懸命な両親の背中を見て育っていったそうです。
当時シラミがわいている子供の頭を一生懸命洗っている母親の姿だとか、急病人がでると、バスもなにも通っていませんので急病人を母親が背負って、父親のバイクで小浜の温泉病院に連れて行って、私たち子供は置き去りにされていましたけれども、自分の子供よりも目の前の子供の為に一生懸命な両親の姿を見て大きくなってきた。
会見全文 九文学園高校の井上監督 新天地は西彼杵高校
もしかしたら、井上博明監督はそんなお父さんとお母さんの影響で、指導者を心志すようになったのかもしれませんね。
井上博明の経歴
井上博明監督は日本体育大学卒業後の1980年から、九州文化学園高校女子バレー部の監督に就任しました。
就任当初の九州文化学園高校女子バレー部は弱小チームでしたが、井上博明監督は一から鍛え直し、全国大会の常連校にまで成長させていきます。
1989年のインターハイでは初の日本一を達成!
以後、65歳の定年までに100回の全国大会出場、15度の日本一(選手権5、総体1、国体7、選抜2)を果たしています。
2023年の3月に九州文化学園高校を定年退職した後は、
翌4月から西海市のスポーツ専門指導員として、長崎県立西彼杵高校バレー部の監督に就任しました。
長崎県立西彼杵高校バレー部は人数不足のため、2018年度から休部中でしたが、2024年の長崎県高校総体では優勝し、初の全国インターハイ出場を決めています。
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井上博明の指導方針
井上博明監督の目指すバレーは”真実(こころ)のバレー”です。
「何を考え、どういう気持ちで、何を見てやるのか。すべて形あるものじゃないし、目に見えない。真実と書いて“こころ”と読む。その真実を求めて頑張ることで、地域の方々にも応援していただけるようなチームになると思う」
と話されていますね。
井上博明のまとめ
休部状態だった公立校を1年で全国大会出場までに導いた井上博明監督の手腕はさすがですね。
これからも1年でも長く監督として、いい選手といいチームを作り上げていってほしいですね!