レスリング男子フリースタイル86kg級で活躍する石黒隼士(いしぐろ はやと)選手。

2024年のパリ五輪で7位入賞、2025年の世界選手権では銀メダルを獲得しました。

この記事では、基本プロフィールから兄・峻士選手とのエピソード、幼少期から現在までの歩みまでまとめています。

ぜひ最後までチェックしてみてくださいね!

石黒隼士のプロフィール

日本レスリング界のトップアスリートとして注目を集める石黒隼士選手。

まずは基本プロフィールと、現在の活動環境を見ていきましょう。

名前の読み方と基本情報

石黒隼士選手の名前の読み方は「いしぐろ はやと」です。

1999年8月23日生まれで、東京都出身。

身長181cmの体格を活かし、男子フリースタイル86kg級を主戦場にしています。

7歳から競技を始め、着実に力をつけてきました。

今では世界と戦う日本代表の中心選手です。

現在の所属先と活動環境

現在は自衛隊体育学校に所属しています。

自衛隊体育学校は数多くのオリンピアンを輩出してきた国内屈指のスポーツ拠点で、トレーニング施設やサポート体制も充実しています。

仲間や指導陣とともに、日々厳しい練習を重ねています。

石黒隼士の素顔とプライベート

マットの上では力強く相手に立ち向かう石黒隼士選手ですが、普段はとても親しみやすい一面を持っています。

日本レスリング協会が公開している公式プロフィールでは、自分をひとことで表すと「優しい」と答えています。

激しい試合スタイルとは対照的な、温厚な人柄がうかがえますね。

オフの日は、ドライブで気分転換することが多いそうです。

最近のマイブームはボウリングで、プライベートも活動的に楽しんでいます。

試合後に食べたいものを聞かれると、答えは「二郎ラーメン」。

過酷な減量と激戦のあとに、がっつりラーメンを味わう時間が楽しみなのでしょう。

飾らない素顔を知ると、ますます応援したくなりますね。

石黒隼士と兄・峻士選手のエピソード

石黒隼士選手が世界で戦うまでに成長した背景には、二人三脚で歩んできた兄の存在がありました。

兄との関係と、レスリングを始めたきっかけを紹介します。

兄・石黒峻士との関係

石黒峻士選手の2歳上の兄は、同じく日本レスリング界の第一線で活躍する石黒峻士(いしぐろ しゅんじ)選手です。

主に97kg級で戦ってきたトップレスラーとして知られています。

2021年と2023年の世界選手権には、兄弟そろって日本代表として出場。

階級は隼士選手が86kg級、峻士選手が97kg級と分かれています。

これまで同じ大舞台を目指して汗を流し、刺激を与え合ってきました。

同じ道を歩む兄の存在は、つらい練習や減量、国際大会のプレッシャーを乗り越える大きな支えになっているはずです。

レスリングを始めたきっかけ

石黒隼士選手がマットに立ったのは7歳のときです。

きっかけは、兄・峻士選手がレスリングを始めたことでした。

「お兄ちゃんがやるなら一緒に」という自然な流れで、同じ競技の世界に飛び込みました。

この何気ない一歩が、のちに世界の表彰台を争う選手を生むことになります。

身近に同じ競技の兄がいたため、家でもレスリングの話が絶えませんでした。

東京の名門クラブ「GOLD KIDS」でも、兄弟で一緒に練習に通い、ときにはライバルとして競い合いながら基礎を身につけました。

誰かに強制されたわけではなく、兄の背中を追って始めたレスリング。

ここで培った土台が全国少年少女選手権4連覇や、その後のさまざまなタイトルにつながっていきます。

石黒隼士の経歴と主な歩み

幼少期にマットに立ち始めてから世界の舞台に立つまで、石黒隼士選手の歩みを年代順に振り返ります。

少年から高校時代までの歩み

石黒隼士選手の活躍は、小学生のころから始まっていました。

「GOLD KIDS」に所属すると格闘センスを発揮し、全国少年少女選手権で4連覇を果たしています。

中学でも勢いは止まりません。

2013年に全国中学選抜選手権で優勝し、
2014年には全国中学生選手権と全国中学選抜大会の両方を制して「中学二冠王者」になりました。

高校はレスリング強豪の花咲徳栄高校に進学。

2016年と2017年には、インターハイと国体(84kg級)でそれぞれ2連覇を達成しています。

世界カデット(現U17)選手権など国際大会にも出場し、海外の強豪と戦う経験を積みました。

日本大学時代の飛躍と快挙

高校卒業後は名門・日本大学に進学しました。

大学1年の2018年、フリースタイル79kg級で全日本学生選手権を制し、勢いのまま世界ジュニア選手権に出場します。

ここで歴史的な快挙を成し遂げました。

ジュニアの年齢区分が18~20歳になった1997年以降、日本男子ではフリースタイル・グレコローマンを通じて初めての「ジュニア世界一」です。

2019年からは、現在の主戦場である86kg級に階級を上げました。

U23世界選手権で3位に入り、全日本大学選手権では3連覇を達成。

2020年には全日本選手権で初優勝を果たし、国内86kg級のエースとして地位を固めました。

社会人での活躍と世界の舞台

大学卒業後は自衛隊体育学校に入校し、社会人アスリートとして力を磨いてきました。

2023年の全日本選手権決勝ではオリンピック4大会連続出場を目指すライバル・高谷惣亮選手との激闘を制して優勝し、パリ五輪予選への出場権を得ました。

2024年4月のアジア予選を突破して五輪出場枠を獲得。

パリ五輪本番では7位に入賞しています。

2025年には明治杯全日本選抜選手権を制し、世界選手権(クロアチア・ザグレブ)の日本代表に選ばれました。

本大会では見事に銀メダルを獲得。


2026年は、愛知・名古屋アジア大会の日本代表にも選ばれています。

世界の頂点を見据えて戦い続ける姿から、今後も目が離せません。

石黒隼士の強さとプレースタイルの特徴

世界の強豪と互角以上に戦う石黒隼士選手。

世界選手権準優勝やパリ五輪7位入賞を支える強さの秘密を、プレースタイルから探ります。

緻密な駆け引きと力強いタックル

石黒隼士選手の最大の持ち味は、相手の隙を逃さず切り込む力強いタックルと、緻密な駆け引きです。

インタビューでは「レスリングの面白さは相手との駆け引き」と語っています。

相手の重心や動きを冷静に見極め、絶妙なタイミングで攻撃に転じる戦術眼の持ち主です。

特に組み手で距離を保った状態から一気に懐へ飛び込むタックルは、世界でも通用する武器です。

相手が気づいたときには足首を取られ、背後に回られている、というスピーディーな展開を得意としています。

また守りにも強みがあります。

バックを取られそうになっても体をひねって逃れる危機回避能力があり、攻守にバランスの取れたスタイルです。

世界で戦い抜くスタミナと勝負強さ

86kg級は体格、スピード、パワーを兼ね備えた選手が集まる激戦区です。

この階級で世界のトップを争えるのは、終盤まで切れないスタミナと、ここぞという場面で得点を取り切る勝負強さがあるからでしょう。

6分間のフルタイムを通して攻めの姿勢を崩さず、終盤の接戦ほど集中力を高めてプレッシャーをかけ続けます。

僅差の展開でも焦らず、自分のペースで一瞬の隙を突く粘り強さも持ち味です。

大舞台で力を発揮できる度胸と、鍛え上げたフィジカル。

この2つが、世界の表彰台に立つ原動力になっています。

石黒隼士のまとめ

今回は86kg級で世界と戦う石黒隼士選手を紹介しました。

7歳のとき、兄・峻士選手の影響でレスリングを始めました。

小学生から才能を発揮し、中学・高校・大学と数々のタイトルを獲得。

社会人になった今は、パリ五輪7位入賞と世界選手権銀メダルという結果を残しています。

2026年の愛知・名古屋アジア大会でも、日本代表として優勝を期待したいですね!

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