2026年ドラフト会議の目玉候補、東北福祉大の猪俣駿太投手。

最速155キロの角度ある直球を武器に、大学球界を代表する本格派右腕として知られています。

明秀日立高時代には甲子園を経験し、大学日本代表では世界一も味わいました。

今回は猪俣駿太投手のプロフィールや経歴、スポーツ一家のバックグラウンドまで詳しく紹介します。

猪俣駿太のプロフィール

まずは猪俣駿太投手の基本的なプロフィールから確認していきましょう。

氏名:猪俣 駿太(いのまた しゅんた)
生年月日:2004年9月8日
出身:福島県喜多方市
投打:右投左打
身長・体重:185cm・92kg
守備位置:投手
所属:東北福祉大学4年

猪俣駿太の経歴・学生時代の成績

猪俣駿太投手の球歴について時系列まとめてみました。

小中時代:福島で野球に出会う

福島県で育った猪俣駿太投手が野球を始めたのは、山都小2年のとき。

会津喜多方リトルが最初のチームでした。

進学した喜多方第一中では喜多方ボーイズに所属。

東日本報知オールスター東北選抜に選ばれ、ボーイズ選手権大会にも出場しています。

早くから腕を磨いていた様子がうかがえます。

高校時代:明秀日立で甲子園へ

高校は茨城の強豪・明秀学園日立高校に進学。

2年秋からエースナンバーを背負い、秋季関東大会ではチームを初優勝へ導きました。

3年時には春夏連続で甲子園出場を果たしています。

春の初戦の相手は、のちにソフトバンクへ進む大野稼頭央投手擁する鹿児島代表・大島高校。

8回3安打無失点の好投で、甲子園で白星をつかみました。

続く2回戦では市立和歌山と対戦し、1対2でサヨナラ負け。

3年夏の甲子園では初戦は鹿児島実業に勝利しますが、続く2回戦では優勝した仙台育英と対戦し、4対5逆転で敗れています。

高校時代の同期のチームメイトには石川ケニー選手(現・ジョージア大)がいました。

敗れた仙台育英戦では石川ケニー選手と猪俣駿太投手の交代を5度も繰り返す執念の継投が披露され話題になっていましたね。


卒業時は「プロ一本」も視野に入れていたそうです。

ただ、両親の意向もあって大学進学を選びます。

大学時代:ケガを越えて日本一へ

進学先は仙台六大学野球連盟の強豪・東北福祉大学です。

1年春、大学初実戦の紅白戦で右肘の靭帯を損傷。

長いリハビリ生活が始まりました。

復帰した2年春のリーグ戦では、いきなり自己最速の153キロを計測しています。

2年秋は防御率0.79、3年春は0.66と、いずれもリーグトップ。

最優秀投手賞とベストナインの二冠に輝いています。

3年時には全日本大学選手権でチームを日本一へ導きました。

優勝候補の青山学院大との準決勝では5回1失点と好投しています。


そして4年春。

リーグ戦で5勝0敗、防御率1.09をマークし、初の最優秀選手賞と3度目のベストナインを受賞しました。

大学日本代表としての国際大会での経験

リーグ戦での実績に加え、猪俣駿太投手は日の丸を背負う経験も積んでいます。

2026年7月の「ワールド カレッジ ベースボール チャンピオンシップ(WCBC)」に、大学日本代表として出場。

初代王者となったチームで先発のマウンドにも上がりました。

世界の強打者と投げ合った経験は、プロでも財産になるはずです。

猪俣駿太の家族構成とスポーツ歴

猪俣駿太投手はどんな環境で育ったのでしょうか。

体格やプレースタイルのルーツを、家族の背景から見ていきます。

父親・母親・姉はバレーボール経験

猪俣駿太投手の家族はスポーツ一家として知られています。

父、母、姉の3人は、そろってバレーボール経験者でした。

球技に親しむ家庭で、体を動かす楽しさが自然と育ったのでしょう。

兄の影響と家族全員の高身長

猪俣駿太投手の野球を始めたきっかけは兄の存在です。

兄の影響で、小学2年生のときに喜多方リトルの門を叩きました。

もうひとつ目を引くのが、家族の身長です。

父は約183cm、母は約167cm、兄は約188cm。

185cmの猪俣駿太投手を含め、全員が長身という家系です。

猪俣駿太の球速・球種と投球フォーム

猪俣駿太投手の最大の武器は最速155キロのストレートです。

長い腕を大きく使い、上背を生かして投げ下ろすフォーム。

打者の目線より高い位置から来るため、ボールには強い角度がつきます。

変化球も多彩。

スライダー、フォーク、チェンジアップ、カットボール、カーブをテンポよく織り交ぜます。

なかでも大きく落ちるフォークは、球種が分かっていても空振りを奪える精度です。

猪俣駿太のプレースタイルと先発のこだわり

猪俣駿太投手は球が速いだけの投手ではありません。

長いイニングを投げ抜く先発へのこだわりがあります。

象徴的なのが2026年5月2日の仙台大との首位攻防戦。

9回を1人で投げ抜き、13奪三振をマークしました。

直球一辺倒にならないのも持ち味です。

打者の状態や試合展開に合わせて配球を修正し、試合を支配します。

スタミナと修正能力を兼ね備えた、完成度の高いピッチャーです。

2026年ドラフト評価とプロ入り後の展望

高校卒業時はプロも視野に入れつつ、大学進学を選んだ猪俣駿太投手。

2026年9月にプロ志望届を提出しました。

本人が掲げる目標は「ドラフト1位でのプロ入り」です。

スカウトからも
「躍動感のあるパワーピッチャー。三振がとれる投手というところが1番の評価点」

「手足が長いのにしっかり球を操れている。チームを背負っているという責任感も伝わってくるし、それも大事な要素」

「ランナーを出しても要所でいい球を投げられる」
と高く評価されています。

先発ローテーション争いに早期から加われる、即戦力の本格派右腕。

何位で、どこのチームに指名されるのか、楽しみですね。

猪俣駿太のまとめ

東北福祉大の猪俣駿太投手は最速155キロの直球と多彩な変化球を武器に、大学球界を引っ張ってきた本格派右腕です。

ケガを乗り越えて日本一と世界一を経験し、スポーツ一家で育ったルーツも魅力のひとつ。

今後のドラフトでの動向や、プロの世界でのさらなる飛躍から目が離せません!

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