花咲徳栄のエース・中津原隼太投手。
珍しい左のサイドスローのピッチャーです。
今年の春にサイドスローに転向したばかりですが、
それでも、3年夏の埼玉県大会はノーヒットノーランを達成しています。
プロフィール
名前:中津原 隼太(なかつはら はやた)
生年月日:2001年7月5日
出身:埼玉県所沢市
身長:180cm
体重:82kg
投打:左投げ左打ち
ポジション:ピッチャー
家族:両親と弟
経歴:所沢市立東中学校→花咲徳栄高校
小・中学生時代
中津原投手は所沢商で野球をやっていた父・昌治さんの影響で、小学5年生から「東村山ドリーム」で軟式野球を始めました。
かなり早くから頭角を現していて、翌年には早くも、セレクションを勝ち抜き、読売ジャイアンツジュニアに選ばれています。
中学時代は「東村山リトルシニア」でプレーし、卒業後は、花咲徳栄高校へと進学しました。
高校時代
チームは1年生と2年生の夏に甲子園に出場していますが、当時はまだベンチ外でした。
中津原投手がベンチ入りできるようになったのは2年生の秋からです。
サイドスロー転向
中津原投手は3年生の春まで本格派のスリークォーターでした。
春の埼玉県大会の準々決勝で東農大三に3回2失点で敗れたその日に、花咲徳栄の岩井監督の提案でサイドスローに転向します。
最初は
「(抵抗は)ありましたけど秋春負けたので…」
とサイドにすることに抵抗がありました。
しかし、練習を続けていくうちに
「しっくりきました。コントロールも安定するようになりました」
とサイドに手応えを感じるようになっていきます。
ノーヒット・ノーラン
3年生夏の埼玉大会では、3回戦で正智深谷を相手に先発すると、
ストレートとスライダーで打たせて取り、内野ゴロの山を築きます。
結局、四球を一つ出しただけで、一本もヒットを許すことなくノーヒットノーランを達成しました。
その後、中津原投手は決勝でも2失点完投勝利をするなど活躍し、5年連続の甲子園出場に貢献しました。
高校時代の同期のチームメイトには高校日本代表候補の韮澤雄也選手、橋本吏功選手らがいます。
https://sports-brothers.com/8127.html
https://sports-brothers.com/8132.html
プレースタイル
中津原投手は左のサイドスローのピッチャーです。
鋭くは横に曲がるスライダーと打者の手元で微妙に動くストレートが武器。
夏の埼玉県大会直前に行った大学生との練習試合では3イニングで7つの三振を奪い
「あの2人目のサイドの子は打てない」
と言われ、話題になりました。
好きな選手は日本ハム・金子弌大投手。
まとめ
今年の花咲徳栄は同学年の韮澤選手、橋本選手に加え、2年生・4番の井上朋也選手もいて打線は強力です。
その一方、春までは打線に比べ、投手陣が弱いと言われてきました。
しかし、中津原投手の台頭で一躍、投手陣も強力になっています。
中津原投手の活躍次第では、2年ぶりの日本一も夢ではありません!
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