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佐藤デシャーン広之(日本通運)はハーフ!高校大学やスカウト評価も!

日本通運のドラフト候補・佐藤・デシャーン・広之選手。
アメリカ人の父日本人の母を持つデシャーン選手は、高い身体能力を持った強打の外野手です。
高校時代から注目されていましたが、大学4年生の時には指名漏れを経験。
2年後のプロ入りを目指して、現在は日本通運でプレーしています。

プロフィール

名前:佐藤・デシャーン・広之(さとう・でしゃーん・ひろゆき)
生年月日:1995年9月20日
出身:神奈川県横須賀市
身長:186cm
体重:82kg
投打:右投げ左打ち
ポジション:外野手
経歴:横須賀市立走水小学校→横須賀市立馬堀中学校→横浜創学館高校→横浜商科大学→日本通運

デシャーン選手は小学4年生からソフトボールを始めました。
中学時代は「横須賀シニア」でプレー。
中学卒業後は、横浜創学館高校に進学します。

高校時代

高校では1年秋からベンチ入り
2年春の神奈川県大会からは一番打者として、チームを引っ張り、ベスト8入りに貢献しました。
2年夏の神奈川県大会では、初戦で横浜桜陽に2対3サヨナラ負け
2年秋の神奈川県大会では再びベスト8進出

3年夏の神奈川県大会では、5回戦で齋藤大将投手(現・埼玉西武)のいた桐蔭学園と対戦。
延長15回2対2引き分け再試合3対4という接戦の末、惜しくも敗れています。

高校時代から身体能力の高さで阪神、西武など複数球団から注目されていたデシャーン選手ですが、志望届を提出せず、横浜商科大学へと進学しました。

大学・社会人時代

大学では1年春からリーグ戦に出場
2年秋からはセンターのレギュラーを獲得します。
3年生まで打率0.198と苦しみますが、4年春のリーグ戦で初の打率3割を達成!
4年生の秋にはプロ志望届を提出しましたが、指名漏れに終わり、社会人野球の日本通運に進みました。

プレースタイル

デシャーン選手は身長186cm体重82kgの恵まれ体格を持つ強打の外野手です。
バットにボールが当たった時の打球の速さには目を見張るものがある一方、やや確実性に欠け、なかなかバットに当たらない時も。
一塁到達4.2秒台の俊足で、高校、大学と主に1番打者として出場していました。
また、強肩広い守備範囲を持つ外野守備も魅力です。
目標の選手には、高校の先輩・秋山翔吾選手の名前を挙げています。

スカウトの評価

阪神タイガースの北村スカウト
「身体能力は抜けている。加速がすごい。打撃もスイングはいい。タイミングの取り方だけ」

これはデシャーン選手の高校時代の評価ですが、現在のスカウトの評価もそっくりそのままだと思われます。
何かきっかけで、タイミングの取り方さえ身に付ければ、ものすごい選手になるのに!
そう思わずにはいられない“未完の大器”という言葉がぴったりの選手です。
社会人で才能が開花する日まで、応援を続けていきたいと思います。

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