ヤマハのドラフト候補・緒方太地投手。
最速151km/hのストレートを投げる本格派のピッチャーです。
専門学校を卒業後、社会人野球のヤマハでプレーしている高卒5年目の選手です。
全国的にはあまり知られていませんが、複数のプロスカウトが注目しています。
プロフィール
名前:緒方 太地(おがた たいち)
生年月日:1996年12月2日
出身:福岡県福岡市
身長:185cm
体重:82kg
投打:右投げ右打ち
ポジション:ピッチャー
経歴:福岡市立舞松原小学校→福岡市立多々良中学校→福岡工業高校→沖データコンピュータ教育学院→ヤマハ
緒方投手は小学生から軟式野球を始めました。
中学時代は福岡ニュースターズ(現・福岡中央ボーイズ)でプレー。
中学卒業後は、福岡工業高校へ進学しました。
3年夏の福岡県大会にはエースとして臨みますが、初戦(2回戦)であっさり敗退。
特筆するほどの成績を残さず、高校野球を終えます。
実は、緒方投手は高校までで野球をやめるつもりでした。
しかし、才能を惜しんだ周囲の人たちから沖データコンピュータ教育学院を勧められ、同校へ進学します。
沖データコンピュータ教育学院(以下沖データCKG)は専門学校ながら、社会人野球に籍を置いているチームです。
OBには一岡竜司投手(巨人→広島)がいます。
沖データコンピュータ教育学院
沖データCKGでは1年目から公式戦に出場。
3年目の都市対抗野球の予選には主将兼エースとして出場し、5試合中4試合先発、3完投の力投を見せましたが、本選出場はなりませんでした。
ヤマハ
沖データCKG卒業後は、ヤマハに移籍します。
※正確には入社ですが、沖データCKGも社会人野球チームでしたので形としては移籍となります。
1年目から先発兼リリーフとして、公式戦5試合に登板。
社会人2年目の2019年には、リリーフとして都市対抗野球予選で活躍し、自身初となる本選出場を決めています。
プレースタイル
緒方投手は185cm84kgの恵まれた体格から最速151km/hを投げる本格派のピッチャーです。
変化球はスライダー、カット、スプリットなど。
制球にやや不安があります。
沖データCKG時代には、野球センスはOBの一岡竜司投手よりも上!と高い評価を受けていました。
兄
緒方投手の1歳上の兄・緒方壮助選手もプロ注目の選手です。
鹿児島県の樟南高校、九州共立大学を経て、現在は社会人野球のパナソニックでプレーしています。
ポジションはキャッチャー。
高校3年の夏には、4番打者兼主将として甲子園にも出場しています。
緒方壮助選手も2019年は大卒2年目で、プロ解禁の年ですから要注目です!
まとめ
これまで緒方投手は全国大会への出場がないため、あまり注目をされることがありませんでした。
しかし、今年(2019年)はついに都市対抗野球大会に出場します!
ここで活躍して、スカウトにいいアピールしてほしいですね。
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