京都国際高校のドラフト候補・上野響平選手。
スカウトの間では“関西ナンバー1野手”と評価の高い、俊足巧打の内野手です。
3年春の京都府大会では主将としてチームをけん引し、優勝を果たしています。
プロフィール
名前:上野 響平(うえの きょうへい)
生年月日:2001年4月26日
出身:大阪府貝塚市
身長:174cm
体重:65kg
投打:右投げ右打ち
ポジション:ショート
目標の選手:今宮健太(ソフトバンク)
経歴:京都国際高校
小中学生時代
小学1年生から『貝塚スポーツ少年団西地区』で野球を始めました。
最初は主にショートを守っていましたが、5年生からはキャッチャーにコンバートされています。
中学時代は『貝塚シニア』で、再びショートとしてプレー。
中学3年夏の日本リトルシニア日本選手権大会に3番・ショートとして出場しています。
高校時代(京都国際)
中学卒業後は、県内外の多くの誘いを受けた中から、京都国際高校を選び進学。
京都国際高校は、まだ甲子園に出たことのない学校ですが、熱心に誘われていたこともあり、
「こういうところに行った方が自分のためにもなる」
と前向きにとらえ、決断しました。
高校での実績
入学直後からショートのレギュラーを獲得。
1年夏の京都府大会の2・3回戦では、3番を任されるもノーヒットと苦しみ、6番に移った4回戦・西城陽高校戦ではタイムリーヒットを放ちますが、試合は4対6で敗れました。
2年夏の京都府大会では、21打数で7安打、打率.333を記録し、ベスト4入りに貢献しています。
2年秋の新チームから主将を任されると、秋の京都府大会では準優勝になり、チーム初となる近畿大会出場を果たしました。
近畿大会は初戦で、明石商業に4対6で敗れています。
近畿大会には、春の京都府大会で優勝して、2季連続で出場。
春の近畿大会は、初戦で神戸国際大附に5対9で敗れました。
チームメイト
高校の同期のチームメイトにはプロ注目の好投手・酒井海央投手らがいます。
プレースタイル
174cmと小柄ながら、走攻守の3拍子そろったプロ注目のショートです。
一番の売りは守備力。
京都国際高校のOBには、プロ野球選手の曽根海成選手(ソフトバンク→広島)がいますが、京都国際高校の小牧憲継監督は
「守備は曽根より全然うまい。プレーの精度が違う。相当、レベルは高い。プロでも2軍なら一番うまいぐらいじゃないか」
と絶賛しています。
特に捕ってから投げるまでのスピードが抜群に速いのだそうです。
2年生まではバッティング課題と言われていましたが、小牧監督とスケールアップを図ってスイングを作り直すと、打撃も急成長!
「1試合に1回は本塁打を狙う打席を作っている」
と昨秋まで0本塁打が、高校3年の3月以降で10本をマークしています。
春季大会後には、3試合連続ホームランも放ちました。
進路は?
上野選手は強いプロ志望の持ち主です。
“関西ナンバー1野手”と呼ばれるだけあって、ドラフトで指名される可能性も高いと思います。
ぜひ、京都国際の甲子園初出場を手土産に、プロ入りを果たしてほしいですね。
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