愛工大名電高校のドラフト候補・稲生賢二選手。
中学時代には、U-15日本代表で活躍した身体能力の高い外野手です。
愛知県内では、今年のドラフト1位候補である東邦高校・石川昂弥選手の最大のライバルと言われています。
プロフィール
名前:稲生 賢二(いのう けんじ)
生年月日:2001年5月5日
出身:愛知県半田市
身長:171cm
体重:71kg
投打:右投げ左打ち
守備位置:外野手
経歴:半田市立乙川小学校→半田市立乙川中学校→愛工大名電高校
小中学生時代
小学2年生から、兄の影響で『乙川クラブ』で軟式野球を始めました。
小学6年生の時には、セレクションを勝ち抜き、中日ドラゴンズジュニアに選出されています。
現在、外野手としてプレーしている稲生選手が、本格的に外野をやろうと思ったきっかけはドラゴンズジュニアだったそうです。
「本当は投手をやりたかったんですが、全然ダメでした。それでショートをやろうとしたら、自分よりももっとうまい選手がいる。ドラゴンズジュニアに入るには、投手でも内野でもダメってことなんで、外野をやるようになりました。それが、小6の秋ぐらいです」
と、当時のことを話されています。
U-15日本代表
中学時代は『東海ボーイズ』でプレー。
2年生からレギュラーを獲得し、1学年上の山田健太選手(大阪桐蔭→立教大学)と中軸を担っていました。
また、3年時にはU-15日本代表に選出され、WBSC U-15ワールドカップに出場。
及川雅貴投手(横浜)、 野口海音選手(履正社)らとともに準優勝に貢献し、個人でもベストナインを受賞しています。
高校時代(愛工大名電)
中学卒業後は、強豪・愛工大名電高校に進学。
稲生選手はかなり昔から、同校への進学を希望していたようで
「ぼくはもう小学校のころからずっと、名電に入りたいと思ってましたから。プロに入ったら(名電OBの)イチローさんのような選手になりたいです」
とインタビューに答えています。
高校では1年春からレギュラーを獲得。
2年夏の西愛知県大会では、大会直前に怪我をしたために背番号17を付けての出場となりましたが、チームトップの打率.500、ホームラン2本、11打点と活躍し、チームを優勝へ導きました。
続く甲子園では、2試合で9打数1安打1打点と振るわず、チームは報徳学園に2対7で敗れ、3回戦敗退に終わっています。
プレースタイル
小柄ながらパンチ力があり、勝負強い打撃が持ち味の外野手です。
50m6秒2、遠投115mと、高い身体能力を誇っています。
東邦・石川昂弥
東邦高校の石川昂弥選手とは、小学6年生の時にドラゴンズジュニアでチームメートになって以来の親友であり、ライバルです。
二人とも愛知県半田市出身ということで、お互いの家に泊まりに行くこともあるそうです。
まとめ
稲生選手の将来の夢は“一流のプロ野球選手”です。
ただのプロ野球選手ではなくて、“一流の”が付くところがいいですね!
プロでも石川選手といいライバル関係のまま、ともに一流のプロ野球選手目指して、活躍を続けていってほしいですね。