佛教大学のドラフト候補・中山怜央投手。
奈良大附属高校時代は、控え投手ながらも素材の良さを評価され、プロからも注目されていた大型投手です。
大学でもなかなか、本来の力を発揮できずにいました。
しかし、4年の春に4勝0敗、防御率1.69の成績をマークし、MVPと最優秀投手賞を獲得!
未完の大器と言われ続けていましたが、ついに花開いた!
※追記 大学卒業後は日本製紙石巻に入社!
プロフィール
名前:中山 怜央(なかやま れお)
出身:奈良県天理市
身長:185cm
体重:84kg
投打:右投げ右打ち
ポジション:ピッチャー
経歴:天理市立二階堂小学校→天理市立西中学校→奈良大学附属高等学校→佛教大学→日本製紙石巻
小中学生時代
小学3年生から軟式野球を始めました。
中学時代は、『天理シニア』でプレーしていました。
高校時代(奈良大学附属)
中学卒業後は、奈良大学附属高校に進学。
坂口大誠投手(現・近畿大学)の控え投手として活躍しました。
2年秋の奈良県大会では、決勝の天理高校戦で先発するなど4試合に登板し、準優勝に貢献。
続く近畿大会でもリリーフで登板し、ベスト4入りを果たしています。
翌3年春のセンバツでは1回戦で、この年優勝した敦賀気比と対戦。
中山投手はリリーフで1イニングに登板しただけでしたが、最速140km/hの重い真っすぐで無安打無失点に抑え、
巨人・山下スカウト部長らからは
「スケールの大きさを感じたのは奈良大付の背番号10・中山怜央。腕の振りが柔らかい」
と高い評価を得ました。
3年夏の奈良県大会は、リリーフで2試合に登板。
3回戦で高田商業に0対3で敗れ、2季連続の甲子園出場はなりませんでした。
大学時代(佛教大)
高校卒業後は、佛教大学に進学。
1年春からリーグ戦に出場しています。
1年秋の福知山公大3回戦で初先発を果たし、3安打完封でリーグ戦初勝利を挙げました。
その後は、大学3年間で5勝止まりと、やや伸び悩みを見せていました。
しかし、4年春のリーグ戦では、エースの福森建投手が故障で登板できない中、4勝0敗、防御率1.69の大活躍で、優勝に貢献!
個人でもMVPと最優秀投手賞を獲得しました。
チームメイト
大学の同期のチームメイトには福森建投手らがいます。
https://sports-brothers.com/8940.html
プレースタイル
185cm84kgの恵まれた体格を持つ本格派のピッチャーです。
ストレートの最速は高校時代に記録した148km/h。
大学ではコントロールを重視しており、平均で140km/h台前半ですが、コーナーをつく安定した投球が光ります。
まとめ
中山投手の活躍でリーグ優勝を果たした佛教大学は、5年ぶりとなる全日本大学野球選手権へ出場します。
中山投手がプロ志望かどうかは、今のところ不明ですが、全国の強豪相手に好投して、今後につなげていってほしいですね。
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