JR西日本のドラフト候補・前川夏輝選手。
プロ注目の強打の内野手です。
高校2年秋の東海大会では3試合連続のホームランを打って、注目を集めました。
ちなみに名字の「前川」は「まえがわ」と読みます。
ちょっと珍しいですね。
プロフィール
名前:前川 夏輝(まえがわ なつき)
生年月日:2001年6月27日
出身:三重県津市
身長:178cm
体重:86kg
投打:右投げ右打ち
ポジション:二塁手、一塁手、三塁手
経歴:津市立白塚小学校→津市立一身田中学校→津田学園高校
小中学生時代
前川選手は小学3年までサッカーに打ち込んでいました。
しかし、膝のけがをきっかけに止め、ソフトボールをやっていた弟の影響もあり、地元の『白塚バッファローズ』でソフトボールを始めました。
中学時代は硬式野球チームの『津ボーイズ』でプレー。
この頃から徐々に頭角を現し、全国大会も経験します。
高校進学の際には多くの高校から誘いがありましたが、良いことばかりを言わず、
「自分の気持ちを大切に」
と話してくれた津田学園の佐川竜朗監督の人柄にひかれ、同校へ進学しました。
高校時代(津田学園)
1年生からベンチ入り。
チームは夏の三重県大会を制し、甲子園に出場しています。
前川選手も背番号14で甲子園メンバーに選ばれましたが、残念ながら出場機会はありませんでした。
翌2年夏の三重県大会は腰痛の影響で出場できず、チームも初戦敗退で終えています。
2年秋の新チームから、セカンドのレギュラーを獲得。
打順も主に4番を任され、秋の三重県大会では3位に入り、東海地区大会に出場しました。
3試合連続ホームラン!
東海地区大会で、初戦・大垣日大戦で左中間スタンドへホームランを放つと、準々決勝の御殿場西戦でもレフトに叩き込むソロホームラン!
さらに準決勝の中京大中京戦で右中間への先制3ランホームランを放ち、3試合連続のホームランを記録しました。
各県を勝ち抜いてきたチームが集まるレベルの大会で、3試合連続ホームランはかなりすごいことですね!
前川選手はこの大会で打率.667、ホームラン3本、打点8の大活躍で、準優勝に貢献しました。
センバツ出場
3年春のセンバツでは初戦で龍谷大平安と対戦。
好投手・野澤秀伍投手に3打数0安打1死球に抑えられ、チームも延長11回の末、0対2で敗れてしまいました。
チームメイト
高校の同期のチームメイトには、中学時代からのチームメイトでもあるプロ注目の好投手・前佑囲斗投手らがいます。
プレースタイル
178cm86kgのガッチリとした体格の強打のセカンドです。
高校入学後の身体作りで体重を72kgから86kgまでアップさせています。
遠投90m、50m6秒6。
好きな言葉は、子供の頃に雑誌の高校野球特集で目にした“栄光に近道なし”。
弟も凄い
前川選手が野球を始めるきっかけにもなった2歳下の弟・前川右京選手は、現在、智辯学園で野球をしています。
右京選手も強豪・智辯学園で1年春からクリーンナップを打つほどの強打者です。
将来は、兄弟そろってのプロ野球選手というのも夢ではないと思います!