U-20ワールドカップに挑む日本の初戦の相手は、南米王者のエクアドルです。
そして、そのエクアドルのエースストライカーが、レオナルド・カンパーナ選手。
187cmの長身ながら、スピードとテクニックを兼ねそなえたフォワードです。
U-20ワールドカップの予選でもある南米ユース選手権2019では、得点王に輝く活躍で、チームを大会初優勝に導きました。
将来は、ヨーロッパのビッグクラブでプレーすることは間違いなし!という世界的に注目されている若手の一人です。
果たして、日本はカンパーナ選手を止めることができるのでしょうか?
プロフィール
名前:レオナルド・カンパーナ
生年月日:2000年7月24日
出身:エクアドル・グアヤキル
身長:187cm
体重:85kg
ポジション:FW
経歴:バルセロナSC
家族
父・母
カンパーナ選手の両親はエクアドルの超有名人です。
父・パブロ・カンパーナさんは元テニスプレーヤーで、企業家に転身して成功をおさめた後、現在は外務大臣を務めています。
母はエクアドルでも有数の企業「ノボア・コーポレーション」のCEOを務めているイザベル・ノボアさんです。
祖父
また、母方の祖父・イシドロ・ロメロさんはエクアドルを代表するビジネスマンで大富豪です。
かつては、現在カンパーナ選手が所属するバルセロナSCの会長を務めていたことがあります。
ロメロさんは巨額の資金を注ぎ込んでチームの強化を図り、90年にコパ・リベルタドーレスで準優勝を遂げる好成績を残しました。
その功績から、同クラブのホームスタジアムが「イシドロ・ロメロ」と名付けられています。
サッカー歴
カンパーナ選手は16歳でバルセロナSCの下部組織に入団しました。
最初は、親族のコネで入ったと言う人たちもいましたが、カンナバーロ選手は実力でだまらせました。
2016年シーズンをU-16リーグにて16試合15得点。
2017年~2018年の2シーズンにかけてはU-18リーグで24試合26得点を記録する大活躍をしています。
いつしかカンパーナ選手は往年の名選手イバン・カビエデスの再来と呼ばれるようになっていきました。
南米ユース選手権2019では、枠内シュート10本で6ゴールをマーク。
抜群の決定力を発揮してチームを初優勝に導き、自身も大会得点王に輝きました。
プレースタイル
カンパーナ選手は 187cmの長身ながら、優れたテクニックとスピードを駆使したドリブルを得意とするフォワードです。
圧倒的な突破力でマークを引き寄せながら、得点に持ち込む粘り強さと決定力はすでにワールドクラスと言われています。
目標はバイエルンのポーランド代表・ロベルト・レヴァンドフスキ選手。
レヴァンドフスキ選手も185cmと長身で、多彩な得点パターンを持ち、ゴールを量産するフォワードの選手ですね。
ポーランド代表の歴代最多得点記録の保持者でもあります。
海外移籍
カンパーナ選手の目論見としては、おそらくU-20W杯で活躍して、ヨーロッパのビッグクラブに移籍したいと考えているはずです。
すでにイタリアのACミランとインテル、ポルトガルのスポルティング、ドイツのボルシア・ドルトムントなどが興味を示しているとの噂もあります。
U-20ワールドカップでのカンパーナ選手の活躍が楽しみですね。
でも、日本戦だけはあまり本気を出さないでくれるとうれしいです。