日大三高校のドラフト候補・前田聖矢選手。
鋭いスイングからヒットを量産する内野手兼外野手です。
チームでは主に1番バッターとして、チームをけん引しています。
父は元ロッテ、中日、巨人で活躍したサウスポー・前田幸長さん。
高校3年の今年は、夏の甲子園で準優勝になった父親を越える成績を目指しています。
プロフィール
名前:前田 聖矢(まえだ せいや)
生年月日:2001年6月
身長:170cm
体重:73kg
投打:右投げ左打ち
ポジション:二塁手・外野手
経歴:横浜市立中川西中学校→日大三高校
4人きょうだい(姉が二人、兄が一人)の末っ子として生まれました。
名前の「聖矢」は“聖なる矢のように突き進む”との想いを込めて付けられています。
父親・前田幸長
父親の前田幸長さんの現役時代のポジションはピッチャーでした。
福岡第一高校の3年生の時には、夏の甲子園で準優勝を経験しています。
高校卒業後は、ロッテにドラフト1位で指名され、入団。
ロッテ、中日、巨人で活躍し、2007年に巨人を退団しました。
小中学生時代
小学2年生から野球を始めました。
お父さんはピッチャーでしたが、
「投げるほうはあんまり好きじゃなかったんです」
と、最初から野手一本でした。
中学時代は『都築中央ボーイズ』でプレー。
都築中央ボーイズは、お父さんの幸長さんが2007年設立し、会長を務めている少年野球チームです。
幸長さん自身が打撃投手として、1日2000球を投げることもあるそうで、その熱血指導の成果で、設立3年目には日本一となっています。
前田選手は1番・セカンドとして活躍。
3年生の時には主将としてチームを引っ張りました。
高校時代(日大三高)
中学卒業後は、東京にある日大三高校に進学。
1年秋の東京都大会からベンチ入りしています。
3回戦の都立昭和戦以降はスタメンとして出場し、7年ぶり13回目の優勝に貢献しました。
翌春のセンバツでは、2回戦の三重高校戦で代打出場。
しかし、三重の本拓真投手にショートフライに打ち取られ、チームも0対8で敗れています。
甲子園には2年生の夏にも出場。
この時は準決勝の金足農業戦で代打として出場し、吉田輝星投手(現・日本ハム)から内野安打を放っています。
2年秋の新チームからセカンドのレギュラーを獲得。
打順も1番を任されています。
チームメイト
高校の同期のチームメイトには、井上広輝投手、廣澤優投手、平野将伍投手らがいます。
プレースタイル
身長170cmと小柄ですが、走攻守の3拍子そろった選手です。
本職はセカンドですが、外野も守れます。
50メートル走6秒5。
遠投95メートル。
まとめ
前田選手の目標は“メジャーリーガー”です。
お父さんの幸長さんは、巨人退団後の2008年に渡米し、3Aで36試合に登板しましたが、メジャー昇格はなりませんでした。
前田選手には父が果たせなかった甲子園優勝とメジャーリーガーを目指して、“聖なる矢”のように突き進んでほしいですね
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