大分トリニータのFW・オナイウ阿道選手。
2016年のリオオリンピックの時にはバックアップメンバーに選ばれるなど、世代を代表するストライカーです。
しかし、その後は伸び悩み、昨シーズンまではJ2でプレーしていました。
それでも、今季J1の大分に期限付き移籍してくると、第7節の仙台戦、第8節のガンバ大阪戦で連続ゴールを決めるなど、徐々に本来の力を発揮し始めています。
2020年シーズンから横浜F・マリノスに移籍!
プロフィール
名前:オナイウ阿道(おないう あど)
生年月日:1995年11月8日
出身:埼玉県児玉郡神川町
身長:180cm
体重:74kg
利き足:右
ポジション:FW
経歴:神川町立青柳小学校→神川町立神川中学校→正智深谷高等学校→ジェフユナイテッド千葉→浦和レッズ→レノファ山口FC→大分トリニータ→横浜F・マリノス
アマチュア時代
小学校2年生から『神川パルフェ』でサッカーを始めました。
中学生時代は『FCコルージャ』でプレーし、高校は正智深谷高校に進学しています。
高校では2年生の時にレギュラーとして、全国高校サッカー選手権初出場に貢献。
3年次の全国高校総体では、準々決勝・星稜高校戦で2得点2アシストの活躍をするなどチームを3位に導き、大会優秀選手に選出されました。
プロ入り後
高校卒業後は、J2のジェフユナイテッド千葉へ入団します。
プロ入り1年目からリーグ戦に出場しました。
2年目には、U-23日本代表にも招集され、リオリンピック最終予選のメンバーとして、大会優勝に貢献。
しかし残念ながら、2016年のリオオリンピック本戦では、メンバーから落選しています。
ただ、鈴木武蔵選手が代表に追加登録されたことに伴い、バックアップメンバーとして追加登録されました。
オリンピック代表落選については、年齢が不利でしたね。
オリンピックには23歳以下まで出場できますが、オナイウ選手は当時20歳でしたから。
2017年より浦和レッズへ完全移籍。
しかし、リーグ戦1試合のみの出場に終わり、翌年、J2のレノファ山口FCに期限付き移籍しました。
レノファ山口では、レギュラーとして大活躍!
J2得点ランキング2位となる22得点をマークしました。
そして、この活躍が、大分の片野坂監督の目に止まり、2019年シーズンから大分トリニータに期限付き移籍をしています。
プレースタイル
高い身体能力を持ったフォワードの選手です。
特にジャンプ力がすごく、高校時代には“180cm超のキーパーが手を伸ばした上からヘディングでシュートを決める!”という伝説を残しています。
ただし、ポストプレーなどの細かいプレーあまり上手くありません。
スポーツ一家
オナイウ選手の父・アダムスさんはナイジェリア国籍で、元サッカー選手です。
母・園子さんも元・バレーの選手で、実業団でプレーされていたそうです。
さらに、1歳下の妹の里奈さんは、昨年まで敬愛大学でバレーをされていました。
5歳下の弟・情滋さんはサッカーをされていて、兄と同じ正智深谷高校を経て、今年から新潟医療福祉大学に進学しています。
ポジションはMFです。
情滋さんもプロを目指しているようなので、4年後が楽しみですね。
結婚
レノファ山口FC 時代の2018年に結婚されています。
お相手の方について詳しいことはわかっていません。
きっと、最近の活躍の影には奥さんの支えもあるのかもしれませんね。
まとめ
リオオリンピックでは、あともう少しのところで代表落ち、と言う悔しい想いをしたオナイウ選手です。
ぜひとも大分で活躍を続けて、リオオリンピックに出られなかったぶんまで、フル代表で活躍してほしいですね!