桐蔭横浜大学のMF・イサカ・ゼイン選手の、川崎フロンターレへの入団が内定!
イサカ選手は世代トップクラスのサイドアタッカーです。
強靭な身体能力とスピードが武器で、高校時代から全国を舞台に活躍していました。
Jリーグ2連覇中の川崎は、イサカ選手のほかにも三笘薫選手(筑波大4年)、旗手怜央選手(順大4年)の入団も決まっていて、今後もしばらくは川崎の時代が続きそうです!
プロフィール
名前:イサカ・ゼイン
生年月日:1997年5月29日
出身:東京都町田市
身長:174cm
体重:75kg
ポジション:MF
経歴:町田市立藤の台小学校→町田市立薬師中学校→桐光学園高校→桐蔭横浜大学
両親や出身
イサカ選手はガーナ人の父と日本人の母の間に生まれました。
生まれも育ちも東京・町田市。
ガーナは小学校4年生の時に一度行ったことがあるだけで、日本語しか話せないそうです。
サッカー歴
2002年の日韓ワールドカップを見た母の勧めでサッカーを始めました。
幼少期から
「他のスポーツはやったことがない」
というほどサッカー一筋です。
小学、中学と地元の『町田JFC』でプレー。
その後、神奈川の名門・桐光学園高校に進学しました。
高校ではチームの中心選手として、全国高校選手権などで活躍!
日本高校選抜にも選ばれました。
高校のチームメイト
高校の同期のチームメイトには、ともに中心選手として活躍していた小川航基選手(現・ジュビロ磐田)がいました。
プロを目指して大学へ
高校卒業後は
「大学を卒業してプロになる!」
と誓って、桐蔭横浜大学に進学。
1年時からリーグ戦に出場しています。
2018年には関東B・北信越選抜の一員として、大学サッカーの地域別対抗戦であるデンソーチャレンジカップに出場し、優勝を経験しました。
プレースタイル
スピードを活かした鋭いドリブルを武器とするサイドアタッカーです。
本職は右サイドハーフですが、その他にも左サイドハーフ、右サイドバックとしてもプレーすることができます。
横浜桐蔭大学と川崎フロンターレ
イサカ選手が通う桐蔭横浜大学と川崎フロンターレは、色々と縁があります。
川崎フロンターレサッカーの礎を築いた風間八宏監督(現・名古屋)は、1998年から2003年まで桐蔭横浜大学で監督を務めていました。
また、地理的に近いことから練習試合を何度も行う間柄で、イサカ選手のプレーも、その練習試合で川崎の強化部の目に留まって入団に結びつきました。
このように何かと縁がある桐蔭横浜大学と川崎フロンターレですが、意外なことに桐蔭横浜大学から川崎フロンターレに直接入団したのは、イサカ選手が初めてだそうです。
加入にあたりイサカ選手は、川崎の公式サイトを通して次のようなコメントを発表しています。
「初めまして。川崎フロンターレに加入することになりましたイサカ・ゼインです。小さい頃からの夢であるプロサッカー選手になることができ、大変嬉しく思っていると同時に、身の引き締まる思いです。これまで大切にしてきた謙虚さや感謝の気持ちを忘れることなく、1日1日を大切に全力で取り組み、川崎フロンターレの勝利に貢献できるよう頑張ります。応援よろしくお願いします」
オリンピック目指して
来年行われる東京オリンピック出場にも
「諦めないでやる」
と意欲を見せています。
国籍が日本なのか、ガーナとの2重国籍なのか、はっきりとわからなかったのですが、この意欲からも、日本代表を目指していることは間違いなさそうですね。
まだ、日本代表に選ばれてはいませんが、来年のシーズン開幕から、川崎のレギュラーとして活躍すれば、オリンピック出場も十分にあり得るのではないでしょうか。
高校時代のチームメイトの小川選手とともに、オリンピックのピッチに立てるように頑張ってほしいですね。