明治大学のエースナンバーである「11」を付けてプレーしている伊勢大夢投手。
最速150km/hのストレートを投げるサイドスローのピッチャーです。
大学3年生の時には、大学日本代表として世界一を達成しており、多くのプロ野球チームから注目されています。
プロフィール
名前:伊勢 大夢(いせ ひろむ)
生年月日:1998年3月7日
出身:熊本県熊本市
身長:181cm
体重:83kg
投打:右投げ右打ち
経歴:熊本市立一新小学校→熊本市立西山中学校→九州学院→明治大学
小中学生時代
小学4年生から『一新少年野球クラブ』で軟式野球を始めました。
中学時代は軟式野球部に所属。
中学3年生からピッチャーを始めました。
高校時代(九州学院)
中学卒業後は、九州学院に進学しています。
1年秋から背番号10でベンチ入り。
2年秋の新チームからエースを任されるようになると、秋の公式戦では全12試合を一人で投げ抜き、秋の熊本県大会&九州大会優勝を達成!
続く明治神宮大会でもベスト4に入っています。
翌春のセンバツ大会では、1回戦で八戸学院光星と対戦。
この試合は開幕試合で、普段とは違った緊張感の中、味方のエラーもあり、9回を9失点(自責点4)、2対9で敗れてしまいました。
3年夏の熊本県大会では全6試合を一人で投げ抜き、51回6失点の好投で、5年ぶり優勝を達成!
甲子園では、初戦(2回戦)の遊学館戦で、好投手の小孫竜二投手(現・創価大学)と投げ合いましたが、接戦の末、惜しくも3対5で敗れてしまいました。
ちなみに、この試合で九州学院の4番を打っていたのは 2学年下の村上宗隆選手(現・ヤクルト)でした。

大学時代(明治大学)
高校卒業後は明治大学へ進学。
1年秋からリリーフとしてリーグ戦に出場しています。
3年春から先発を任されるようになり、3勝1敗、防御率2.64という好成績を残しました。
また、3年夏には大学日本代表として「第6回 FISU世界大学野球選手権大会 2018」に出場。
エース級の活躍で、世界一に貢献しました。
大学4年生からは、同学年のドラフト1位候補・森下暢仁投手が新チームの主将に就任し、リーグ指定の主将番号10に変更となったこともあり、伊勢投手が明治大学のエースナンバー11を背負ってプレーしています。

プレースタイル
スリークォーターとサイドスローの中間のようなフォームから最速150km/hのストレートを投げ込みます。
変化球はスライダー、シンカー、シュート、チェンジアップなど。
大学では3年春から先発を任されていますが、本人は
「正直リリーフの方が好き」
とのことです。
友喜力
伊勢投手のグローブには“友喜力”という言葉が刺繍されています。
この言葉は、九州学院時代の監督・坂井宏安さんが考えた言葉です。
意味は
「友を喜ばせることが自分たちの力になる」
素敵な言葉ですね
伊勢投手は、この言葉を常に心にとどめてプレーしているそうです。
進路は?
大学卒業後の進路は、プロを志望しています。
大学3年生までの実績は少なめですが、大学4年の今年は、明治のエースナンバーにふさわしい活躍をして、プロ入りを果たしてほしいですね。
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